2022年

12月

24日

第71回上映会 「スモーク」

第71回上映会 2022年12月24日(土)

横浜市港南公会堂

作品 『スモーク』

ウェイン・ワン監督作品

スモーク

クリスマス・イブに最高のクリスマス・ストーリーを

ポール・オースター原作「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」が1本の映画に生まれ変わった

1995年ベルリン国際映画祭銀熊賞審査員特別賞/国際批評家協会賞/観客賞受賞

1995年/日米合作/カラー/113 分/ブルーレイ上映 

監督:ウェイン・ワン/脚本:ポール・オースター/製作:堀越謙三

撮影:アダム・ホランダー/音楽:レイチェル・ポートマン/美術:カリナ・イワノフ

出演:ハーヴェイ・カイテル(オーギー・レン)

   ウィリアム・ハート(ポール・ベンジャミン

   ストッカード・チャニング(ルビー・マクナット

   ハロルド・ペリノー(ラシード・コール

   フォレスト・ウィテカー(サイラス・コール

   アシュレイ・ジャッド(フェリシティ

[日時]2022年12月24日(土)

 上映(1回のみ):13時00分 ~ 14時53分(12時30分 開場)  

 交流会(上映後):15時00分 ~ 15時30

 交流会後にプレゼント抽選会開催!!

会場]横浜市港南公会堂(いつもと会場が異なります)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:552-503)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は12月23日(金)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『スモーク』
(C)1995 Miramax/NDF/Euro Space

【解説】

「幽霊たち」「ムーン・パレス」などで有名な、現代アメリカを代表する作家ポール・オースター。彼が1990年ニューヨークタイムスに発表した短編小説「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」をもとに作者自ら脚本を書き下ろし、「ジョイ・ラック・クラブ」のウェイン・ワン監督が映画化した、言葉にならない感動作。小説としての奥行きを残しつつ、オースター文学独自のきわめて描象的で真綿のはさまったような感覚が、観客を映画の世界へと引き込んでいく。都会で暮らす男女それぞれの嘘と本当、過去と現実が交錯するなかで生まれた不思議な絆。目には見えないが必ず存在する、タバコの煙のように曖昧でつかみどころのない真実を問い詰めた本作は、ヨーロッパ、全米で公開されるやいなや大絶賛をあび、記録的なヒットとなりました。主演は「ピアノ・レッスン」「天使にラプ・ソングを…」などで幅広い演技を披露するハーヴェイ・カイテルと「蜘蛛女のキス」でアカデミー主演男優賞を受賞したウィリアム・ハート。その他、「クライング・ゲーム」のフォレスト・ウイテカー、実力派女優ストッカード・チャニングらが脇を固めます。また、物語最後のクライマックスで流れるトム・ウェイツの名曲、「Innocent when you dream」が、映画のテーマを凝縮したモノクローム

映像とともに、いつまでも心に響く感動の余韻を残しています。

『スモーク』
(C)1995 Miramax/NDF/Euro Space

【物語】

1990年のプルックリン。14年間、毎日同じ時間に同じ街角の写真を撮り続けているオーギー(ハーヴェイ・カイテル)が営む煙草屋。常連客のポール(ウィリアム・ハート)は突然の事故で妻を失って以来、ペンを持てずにいる作家。悲しい過去を引きずりながら家に帰る途中、危うく車にひかれそうになった所を黒人少年に助けられる。が、ラシードと名乗るその少年には誰にも打ち明けられない秘密があった。街のチンピラから奪った大金6000ドルを隠すために名前を偽っ

ていること。12年前蒸発した父親がいること。そして、その父親の行方がわかり訪ねていったが、彼はすでに新しい家族に囲まれて別の人生を歩みはじめていた…。そんな時、オーギーのもとに18年前別れた元恋人のルビーがやってくる。自分たちの間にできた娘が妊娠し、困っているのでお金を借りに来たのだ。初めて聞く衝撃の告白にとまどいながらも彼女に会う決意をしたオーギーだったが、ドラッグ中毒のうえ、下劣な言葉で親を罵倒する娘を前に、結局何の力にもやれないままその場を後にする。ポールの紹介でオーギーの煙草屋で慟きはじめたラシードだったが、遂に隠していた6000ドルが見つかってしまい、次々と彼をとりまく人達の手に渡って行く…。年末もおしせまったある日、ニューヨークタイムスから依頼されたクリスマス用の原稿を書くためにオーギーの話を聞きにきたポール。そして人影まばらな午後のカフェでオーギーが14年前体験した、ちょっと不思議で秘密めいたクリスマス・ストーリーを語り始める……。

 

──信じるものが—人でもいれば、その物語は真実にちがいない。──

                                                                     ポール・オースター

【会報】第71回上映会『スモーク』(2022年12月24日).pdf
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第71回上映会「スモーク」チラシ 表
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第71回上映会「スモーク」チラシ 裏
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第71回上映会「スモーク」チラシ
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