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2024年

7月

15日

第79回上映会 「甲子園 フィールド・オブ・ドリームス」

第79回上映会 2024年7月15日(月・祝)

横浜市鶴見公会堂

作品 『甲子園  フィールド・オブ・ドリームス

「夏の甲子園」第100回記念大会へ挑む

 

横浜隼人高校に長期取材を敢行!

 

大谷翔平が出演!!!

 

 

山崎エマ監督の講演決定!!!

2020年/アメリカ・日本/カラー/94分/ブルーレイ上映/ドキュメンタリー

監督・編集:山崎エマ

出演:水谷哲也 佐々木洋 大谷翔平 菊池雄星

プロデューサー:エリック・ニアリ

エグゼクティブプロデューサー:伊藤雄介 常木佳子 安田慎 

撮影監督:マイケル・クロメット 音楽:ジェイソン・カミングズ

[日時]2024年7月15日(月・祝)

 上映:13時30分~15時04分(13時00分開場)  

 講演15時10分~16時10分

 講師:山崎エマ監督

会場]横浜市鶴見公会堂

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

         障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:553-887
  チケットぴあ
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は7月14日(日)迄となります。

 [プレイガイド](準備中)

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【解説】

ニューヨークを拠点に活躍する映像作家山崎エマが監督を務め、米・撮影クルーとともに「夏の甲子園」第100回記念大会へ挑む激戦区神奈川県の雄・横浜隼人高校と、大谷翔平や菊池雄星を輩出した岩手県・花巻東高校の球児とその指導者へ1年間に渡る長期取材を敢行したドキュメンタリー映画。『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』物語は、30年近いキャリアの中でも特別な想いで記念すべき年に挑む横浜隼人高校の水谷哲也監督、そして水谷の愛弟子である花巻東高校の佐々木洋監督。第100回の夏へ挑むふたりの監督を追いながら、純粋に青春の全てをぶつける高校球児と、教育の最前線にたつ指導者の葛藤、喜びを見つめていく。

 

本作は、「高校野球という日本独自の文化を海外に紹介したい」という監督と制作陣の願いから日米の国際共同制作作品として誕生した。海外に先駆け放送され大きな反響を呼んだNHKのドキュメンタリー「ノーナレ 遥かなる甲子園」(18)、「HOME 我が愛しの甲子園」(19)で描ききることができなかった部分まで被写体を掘り下げ、余すとこなく高校野球の魅力を詰めた長編作品である。

 

初お披露目となったのは2019年11月、アメリカ最高峰のドキュメンタリー映画祭「DOC NYC」でのワールドプレミア。その上映が評判を呼び、2020年6月にアメリカ最大級のスポーツ専門チャンネルESPN」にて全米放送されると、日本人メジャーリーガーたち“原点”を描いた作品として、また高校野球を“日本社会の縮図”と位置づけ変わりゆく時代の空気をも切り取る山崎エマ監督ならではの視点とその手腕に、野球大国であるアメリカ全土で高い関心と大きな話題を集めた。そして奇しくも夏の甲子園が中止となった 2020年の8月、世界に高校野球を伝えたこのドキュメンタリー映画が海を渡り日本へ上陸する。

第79回上映会「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」チラシ 表
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第79回上映会「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」チラシ 裏
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第79回上映会「甲子園:フィールド・オブ・ドリームス」チラシ
映画『甲子園:フィールド・オブ・ドリームス』チラシ.pdf
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2024年

5月

06日

第78回上映会 「ニッポン国 古屋敷村」

第78回上映会 2024年5月6日(月・祝)

横浜市南公会堂

作品 『ニッポン国 古屋敷村』

第34回ベルリン映画祭国際批評家連盟賞受賞

生きることのフシギ!

イネの声を聞いた。この国のユメを見た。

1982年/日本/カラー/213分/DVD上映/ドキュメンタリー

監督:小川紳介撮影:田村正毅、音楽:関一郎、製作伏屋博雄

題字:庄司孝志、詩:木村迪夫画:藤森玲子、炭焼技術指導:佐藤仁

スタッフ菊池信之/飯塚俊男/見角貞利/林鉄次/野坂治雄/畑中広子/白石洋子/浅沼幸一/見角貞利/広瀬里美/高橋辰雄

協力内山直明/漆山輝彦/尾形昌男/金井俊夫/木村初/清野和己/高橋昌昭/辰巳四郎/富田鉄之助/内藤正敏/並木菊雄/星川清親/本田強/三室清文/宮田清志/山根一郎/和田秀徳

[日時]2024年5月6日(月・祝)

 事前交流会11時10分 ~ 11時30分(11時00分 開場)

 上映:12時30分 ~ 16時18分(12時00分 開場)  

 ※途中15分間休憩あり

   休憩14時35分 ~ 14時50分(15分

会場]横浜市南公会堂

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:553-648
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は5月5日(日)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【解説】

1960年に岩波映画の契約社員となった小川紳介(1935年~1992年)は「青の会」への合流を契機に自主製作ドキュメンタリーを志した。三里塚(成田)に活動拠点を定めて小川プロダクションを設立すると、空港建設反対闘争を担う農民に分け入って「三里塚」シリーズを製作、現地居住による長期撮影という手法は、その後移住した山形県上山でも継続された。『ニッポン国 古屋敷村』は、上山の過疎化する村の中に“農”の本来の姿を追い求め、今も老人たちの中に残る戦争の影を掘り出す壮大なスペクタクルである。

山形県上山市の蔵王山中に入った、戸数わずか8軒の古屋敷村とその住人たち。冷害による稲作被害の原因を科学的に究明する前半から、かつて盛んだった炭焼きや戦争体験などについて老人たちが個人史を語る後半まで、ひとつの共同体を舞台にしてニッポン国の歴史絵巻が展開する。小川紳介監督とスタッフは自ら農業を営み被写体と関係を築き上げていく。第34回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作。

小川紳介とは?

1936年生まれ。1960年、岩波映画製作所と助監督契約。黒木和雄監督作品「わが愛北海道」(1962年)等に参加。1960年代初頭、東陽一、土本典昭、黒木和雄らと映画研究グループ「青の会」結成。1964年、岩波映画製作所との契約を解消。「青年の海ー四人の通信教育生たち」(1966年)を自主製作。翌年には「圧殺の森ー高崎経済大学闘争の記録」「現認報告書ー羽田闘争の記録」を相次いで発表。同年、小川プロダクションを設立し、三里塚での新東京国際空港建設反対闘争の取材を開始。1968年「日本解放戦線・三里塚の夏」を発表。以後、三里塚農民と生活を共にしながら、「三里塚」シリーズ七作を連作。その後、小川プロのスタッフらと共に山形県上山市牧野に移住。1982年「ニッポン国 古屋敷村」で第34回ベルリン映画祭国際批評家連盟賞受賞。1986年最後の長編監督作となる「1000年刻みの日時計ー牧野村物語」を発表。以後も、山形国際ドキュメンタリー映画祭の実現に奔走するなど映画的活動を持続していくが1992年に死去。その作品は、今日も世界の映画人に多くの影響を与えている。

第78回上映会「ニッポン国 古屋敷村」チラシ 表
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第78回上映会「ニッポン国 古屋敷村」チラシ 裏
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第78回上映会「ニッポン国 古屋敷村」チラシ
映画『ニッポン国古屋敷村』チラシ.pdf
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2024年

3月

30日

3月30日(土)特別企画「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会

2024年3月30日(土)

特別企画「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会

 

 

 

 

 特別企画(黄金町)

「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会

  参加者募集!

2023年11月24日(金)からはじまったクラウドファンディング「この場所で映画館を続けたい!閉館待ったなしの横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ>にご支援をお願いします」がニュースなどで取り上げられ、ご存知の方も多いと思います。シネマ・ジャック&ベティが掲げた目標金額の3000万円は達成したものの、観客減は完全には戻ることなく続き、現在もコロナ以前の80%程度の来場者数にとどまっています。” という入場者数減少という根本的な原因はまだ、解消されていません。そこで、私たち横浜キネマ倶楽部は、シネマ・ジャック&ベティへお客様が沢山通うことが一番の救済だと考え、今回の企画を立ち上げました。シネマ・ジャック&ベティへ足を運んでもらいたいという気持ちから月に一度の「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会を開催することとしました。

参加者は「シネマ・ジャック&ベティ」に集合し、映画を鑑賞。その後、近隣のファミレス・喫茶店・居酒屋などで映画についての交流会をする内容となります。どうぞお気軽にご参加ください。

 

■開催日程:3月30日(土)

13時00分~13時30分(集合予定)

13時30分~15時30分(映画鑑賞)

※映画の詳細は電話(080-2554-8023)にて問合せください。

15時50分~16時40分(交流会)

■定員:10名

■参加費:映画鑑賞代および交流会費用は各自負担。交流会は任意参加とします。

■集合場所:シネマ・ジャック&ベティ

(住所)〒231-0056横浜市中区若葉町3-51

(最寄駅)京浜急行線 黄金町駅下車 徒歩5分

            横浜市営地下鉄 阪東橋駅下車 徒歩7分

             JR線 関内駅北口下車 徒歩15分

■参加申し込み

Eメールでの申し込みとなります。

「参加希望者のお名前・電話番号・メールアドレス」を明記のうえ、

メール件名を「映画を観る会」として以下のメールアドレスまでお申し込みください。

 

横浜キネマ倶楽部メールアドレス yokohama_kinemaclub@yahoo.co.jp

■申込期限:2024年3月28日(木)

※期限以前でも定員になり次第、締切とさせていただきます。

主催:横浜キネマ倶楽部(080-2554-8023)10~18時

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2024年

2月

10日

第77回上映会 「マタギ」

第77回上映会 2024年2月10日(土)

横浜市南公会堂

作品 『マタギ』

厳しい山の戒律に生き、自然の対話を守る誇り高きマタギ、最後の戦いに挑む!

老マタギと少年は、雄大な自然の中 冬山奥深く宿敵の巨熊を追った!

1982年/日本映画/カラー/103分/DVD上映

出演:西村晃 安保吉人 林優枝 山田吾一 稲葉義男 矢口高雄 伴淳三郎

監督・原作:後藤俊夫 脚本:大和屋竺/後藤俊夫 音楽:羽田健太郎

撮影:山崎尭也 美術:大谷和正 助監督:池田博穂 制作:小島義史 

 [日時]2024年2月10日(土)

 1回目上映 11:30~13:13 (11:00開場)

  交流会 13:15~13:45

  2回目上映 14:10~15:53(13:40開場)

[会場]横浜市南公会堂 

          (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分・京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[チケットぴあ](Pコード:553-355

    チケットぴあ

  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。

   購入は2月9日(金)迄となります。 

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023(10~18時)

【作品紹介】

『マタギ』
(c)青銅プロダクション

【物語】

 秋田県のマタギの里、根子村に住む平蔵爺いは、古いしきたりを守り続けるただ一人のマタギだ。爺いの頬にはザックリ割れた傷跡が刻まれている。その傷は、数年前に、立ち上がると三メートルもある巨熊に襲われた時のものだ。だが村人たちは、誰れ一人としてその話を信じなかった。そんなドデカイ熊を見たという話は、いままで一度もないからだ。─アイツは、わしがヤる─。村人たちの笑いをあとに、今年も爺いは、厳しい冬山に一人で入り始めた。

平蔵の孫の太郎は、旧式の銃に、たった三発の弾丸しかもたずに山立ちする、そんな爺いの強さに怖しさと頼もしさを感じていた。ある雪の日、マタギ犬シロに仔犬が生まれた。太郎は一番ひ弱な落ちこぼれ犬のチビを育てることにした。連日の厳しい特訓と、太郎の愛情で、チビは逞しいマタギ犬に成長した。その頃、町に熊の被害が出始めた。傷を調べる爺いの目が光った、アイツだ!巨熊を追って爺いと太郎とチビは、雪深い山中に入った。荒れ狂う吹雪を乗り越えて、二人はついに宿敵の巨熊をみつけたのだった・・・。

【会報】第77回上映会『マタギ』(2024年2月10日).pdf
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第77回上映会「マタギ」チラシ 表
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第77回上映会「マタギ」チラシ 裏
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第77回上映会「マタギ」チラシ
映画『マタギ』チラシ.pdf
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2023年

11月

18日

第76回上映会 「風船」

第76回上映会 2023年11月18日(土)

神奈川公会堂

作品 『風船』

大佛次郎 没後50年 記念上映会

エゴイスティックな現代の冷たい世界の中、真の幸福は果して何処にあるのだろう。日活自慢の豪華文芸大作。 

1956年/日本映画/モノクロ/110分/ブルーレイ上映

出演:三橋達也、北原三枝、森雅之、左幸子、芦川いづみ、新珠三千代

監督:川島雄三、脚本:川島雄三/今村昌平、助監督:今村昌平

原作:大佛次郎、音楽:黛敏郎、撮影:高村倉太郎、美術:中村公彦 

[日時]2023年11月18日(土)

  映画上映 (1回のみ) :13時00分~14時50分(12時30分 開場)

  講演  安川篤子さん(大佛次郎記念館 研究員)15時00分~16時00分 

 [会場]神奈川公会堂

    〒221-0821 横浜市神奈川区富家町1-3    

    JR「東神奈川駅」徒歩5分 / 京急「京急東神奈川駅」徒歩5分

            東急「東白楽駅」徒歩6分

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:553-140)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は11月17日(金)迄となります。

 プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会/横浜市芸術文化振興財団

[協力]大佛次郎記念館

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『帰郷』
(c)日活

【物語】

 かつて天才画家と謳われた画壇を捨て、実業界に転じた村上春樹は、今では写真工業会社の社長として大なる地位と確固たる地盤を築いていた。年よりも若く見える妻・房子は、悩みを抱える性質ではなく、かつては質屋通いをして不況の夫を助けた。三十歳にして父の会社の部長をつとめる息子の圭吉は、それが親の七光りと知りながらも利用する思考を持つのは母親譲り。娘の珠子は幼い頃に病んだ小児麻痺のため身体が弱く、部屋に閉じこもって絵を描くことを好んだが、心は常に明るさと誠実さを失わず、父親ゆずりの気性の持主だった。

【会報】第76回上映会『風船』(2023年11月18日).pdf
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第76回上映会「風船」チラシ 表
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第76回上映会「風船」チラシ 裏
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2023年

9月

30日

第75回上映会 「帰郷」

第75回上映会 2023年9月30日(土)

神奈川近代文学館

作品 『帰郷』

大佛次郎 没後50年 記念上映会

我が人生最悪の時

大佛次郎の原作「帰郷」を吉永小百合主演で映画化した感動の文芸大作 

1964年/日本映画/カラー/97分/ブルーレイ上映

出演:吉永小百合、高橋英樹芦田伸介渡辺美佐子森雅之高峰三枝子  

監督:西河克己/白鳥信一、脚本:馬場当/西河克己

原作:大佛次郎、音楽:池田正義、撮影:横山実、美術:佐谷晃能

[日時]2023年9月30日(土)

  映画上映 (1回のみ) :13時00分~14時37分(12時30分 開場)

 [会場]神奈川近代文学館(2階ホール)

    〒231-0862 神奈川県横浜市中区山手町110    
    元町・中華街駅 下車 徒歩10分
    石川町駅 下車 徒歩20分

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

                 前売券完売!!!当日券、立見席はございません。

チケットぴあ](Pコード:552-978前売券完売!!!
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は9月29日(金)迄となります。

 プレイガイド]前売券完売!!!

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会/横浜市芸術文化振興財団

[協力]大佛次郎記念館

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『帰郷』
(c)日活

【解説】

 動乱のキューバから日本へ、十年ぶりに帰国した実の父をめぐる娘の葛藤を描く。大佛次郎の原作を吉永小百合主演で映画化した感動の文芸大作。

『帰郷』
(c)日活

【物語】

 雑誌社に勤める守屋伴子には外交官の父がいたが、赴任先のキューバで動乱に巻き込まれて死んだことになっていた。伴子の母・節子は大学教授の隠岐達三と、伴子を連れて再婚した。隠岐は名の売れた教授だが世間体を人一倍気にする男で、絵を売ることを趣味にしていた。ある日、伴子は原稿を依頼するために女画商で有名な高野佐衛子の画廊を訪ねた。初対面の佐衛子はなぜかまじまじと佐衛子の顔をみつめると、明日自宅まで取りに来てほしいと言うのだった。その日、神田の古本屋に父の達三と行った伴子は岡部雄吉という大学院生と知り合った。雄吉は伴子に向かってズバズバとものを言ったが、伴子はかえって好感を抱いた。翌日、伴子は原稿を受け取りに佐衛子の豪華な邸宅を訪れたが、佐衛子はハバナで伴子の実父・恭吾に会ったことがあると告げるのだった。佐衛子にはキューバで知り合った恭吾に強烈に惹かれた過去があった。しかも革命に協力した恭吾を心ならずも裏切って、政府軍に密告したことが深い傷跡となって残っていた。伴子と初めて会った時、恭吾にあまりにも似た容姿から直感的に感じ取っていたのだ。このことは伴子にとって本当に意外な話だった。伴子にはその人の記憶がまるで無い。父と呼んだ記憶が無いのだ。そのうえ、父は日本に帰ってきたという。伴子はまだ見ぬ父への慕情が募りつつも、父と会うべきかどうかためらうのだった。 

【会報】第75回上映会『帰郷』(2023年09月30日).pdf
PDFファイル 545.8 KB

第75回上映会「帰郷」チラシ 表
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第75回上映会「帰郷」チラシ 裏
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2023年

7月

29日

第74回上映会 「帰らざる波止場」

第74回上映会 2023年7月29日(土)

神奈川公会堂

作品 『帰らざる波止場』

石原裕次郎 没後36年 上映会

我が人生最悪の時

1987年7月17日に他界した石原裕次郎さんを偲んで

映画に横浜港、伊勢佐木町、山下公園、中華街、ドリームランドが登場!! 

1966年/日本映画/カラー/88分/ブルーレイ上映

出演:石原裕次郎、浅丘ルリ子、志村喬、金子信雄、深江章喜、郷鍈治、杉山俊夫 

監督:江崎実生、脚本:山田信夫・中西隆三

音楽:伊部晴美、撮影:横山実

[日時]2023年7月29日(土)

 映画上映 (1回のみ) :13時30分~14時58分(13時00分 開場)

  講演(佐藤利明さん)15時05分~16時00 

[会場]神奈川公会堂

    〒221-0821 横浜市神奈川区富家町1-3    
    JR「東神奈川駅」徒歩5分 / 京急「京急東神奈川駅」徒歩5分
            東急「東白楽駅」徒歩6分

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:552-948)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は7月28日(金)迄となります。

 プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『赤いハンカチ』
(c)日活

【解説】

 罠にはまった世界的ジャズ・ピアニストが、復讐のために訪れた横浜で財閥の未亡人と恋に落ちる。石原裕次郎と浅丘ルリ子の共演で贈るムード・アクション。日活映画初出演の志村喬が重厚な演技をみせる。

『赤いハンカチ』
(c)日活

【物語】

 世界的ジャズ・ピアニストの津田史郎は日本に帰国したその足で恋人・京子のもとへ急いだ。だが京子は他の男とベッドを共にしていた。逆上した史郎はその男・長江と揉み合っているうち、誤って長江の拳銃で京子を射殺してしまう。呆然とする史郎を長江が殴りつけ、史郎はその場に失神した。長江は昏倒した史郎の上衣の肩パットの中からコカインを取り出すと、その場から去って行った。史郎は知らぬ間に麻薬の運び屋にされていたのだ。それから3年後、京子殺しの罪で服役していた史郎が出所した。史郎は自分を罠に陥れたのは誰か真相を聞き出すべく、以前自分のマネージャーをしていた新村を訪ねる。だが新村は何も知らないと返答をしぶった。地廻りの男から長江がジョッキーのジローと名乗って競馬場でのみ屋をやっていると聞き競馬場へ急ぐが、ジローの足取りは掴めなかった。そんな時、史郎は憂いを含んだ美しい横顔の女・水沢冴子に出会う。冴子は3ヶ月前まで大阪の財閥・水沢の妻として生活していたが、水沢の死後その遺産相続のことから大阪に居づらくなり5億円の遺産を持って外国へ渡るため横浜へ流れてきたのだった。一方、横浜に巣食う麻薬組織のルートを追っていた江草刑事は、復讐に燃える史郎が麻薬組織を暴こうと動き廻るのではないかと、史郎の出所後、彼の後を付け廻していた。そんなある日、史郎は冴子に再会し二人は恋に落ちる。二人の楽しい生活が始まり、復讐を忘れたようにふるまう史郎を江草刑事は歯がゆく思うのだった…。 

【会報】第74回上映会『帰らざる波止場』(2023年07月29日).pdf
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第74回上映会「帰らざる波止場」チラシ 表
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第74回上映会「帰らざる波止場」チラシ 裏
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2023年

5月

05日

第73回上映会 「泥の河」

第73回上映会 2023年5月5日(金・祝)

横浜市南公会堂

作品『泥の河』

小栗康平第一回監督作品

キネマ旬報ベスト・テン第1位

キネマ旬報ベスト・テン日本映画監督賞受賞

キネマ旬報ベスト・テン助演女優賞(加賀まりこ)受賞

日本映画ペンクラブ第1位

毎日映画コンクール最優秀作品賞受賞

毎日映画コンクール最優秀監督賞賞

毎日映画コンクール主演男優賞(田村高廣)受賞

ブルーリボン賞最優秀作品受賞

日本アカデミー賞優秀作品賞受賞

日本アカデミー賞最優秀監督賞受賞

 

加藤彰彦(野本三吉)さんの講演決定!!!

あのとき少年時代は終わった。

いま、痛みの源流へ遡りたい。

1981年/日本/モノクロ/105分/DVD上映

【出演】

 田村高廣 藤田弓子 加賀まりこ 朝原靖貴 桜井稔 柴田真生子 殿山泰司

 蟹江敬三 西山嘉孝 初音礼子 八木昌子 芳賀洋子 麻生亮 芦屋雁之助

【スタッフ】

 監督:小栗康平 製作:木村元保 脚本:重森孝子 音楽:毛利蔵人

 撮影:安藤庄平 照明:島田忠昭 美術:内藤昭 原作:宮本輝 

[日時]2022年5月5日(金・祝)

 1回目上映 11:10~12:55 (10:40開場)

  講演会 加藤彰彦(野本三吉) 13:00~14:00

  2回目上映 14:10~15:55(13:40開場)

[会場]横浜市南公会堂 

          (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分・京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[チケットぴあ](Pコード:552-731

    チケットぴあ

  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。

   購入は5月4日(木)迄となります。 

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023(10~18時)

【作品紹介】

©小栗康平事務所
©小栗康平事務所
【解説】 

「大地の子守唄」「曾根崎心中」(監督 増村保造)についで木村元保(木村プロ)が製作する第三弾。原作は「蛍川」で芥川賞作家となった宮本輝の処女作であり、第十三回太宰治賞受賞作品である。今回が監督第一回である小栗康平は、モノクローム、スタンダード画面という古典的な手法で、「生」のかたちを、今、逆上せずにとらえることの困難さに挑んで、戦後生れの、ある世代の原質を探りあてようとしている。舞台は戦後の混乱期を経て朝鮮動乱の新特需を足場に高度経済成長へと向う、いわばとば口にあった昭和三十一年、大阪安治用河口。物語は、河っぷちの食堂の九歳になる少年と、その対岸にある日つながれた廓舟(くるわぶね)の姉弟とのつかの間の交流と別れである。戦争とその戦後ゆえに人生が決めた大人たちの移ろいゆく傷とためらい、そこにつらなる自分の出生と成長――映画は、河の淵にとどまって暮らすことの人間への愛着と、流されゆく絶望を、少年のまなざしによって純化していく。

 

©小栗康平事務所
©小栗康平事務所
【物語】

まだ焼跡の臭いを残す河っぷちで、食堂を営む家族がある。その一人息子である信雄(九歳)は、ある雨の早朝、橋の上で鉄屑を盗もうとする少年、喜一に出会った。雨に煙る対岸にその日つながれた、みすぼらしい宿船の少年である。船の家には銀子(十一歳)という優しい姉と、板壁の向こうで声だけがする姿の見えない母がいた。友達になったことを父、晋平に話すと、夜はあの船に行ってはいけないという。窓から見える船の家が信雄を魅惑し不安にする。夕飯にその姉弟も招いて父親が暖かくもてなした時、喜一が歌をうたった。「戦友」であった。子供たちの交流が深まり始めたある日、見知らぬ一人の男が食堂を訪ねた。終戦直後、晋平が別れたかつての女房の病変の知らせである。不可解な人生の断面が信雄に成長を促していく。楽しみにしていた天神祭りがきた。だが、その祭りのさなか、喜一は握りしめたお金を落としてしまうのである。しょげきった信雄を慰めようと喜一は、夜、船の家に誘った。泥の河に突き差した竹箒に蟹の巣があった。喜一はその宝物である蟹にランプの油をつけ火をつけて遊ぶのである。船べりを逃げる蟹を追った時、信雄は喜一の母の姿を見た。船は廓舟と呼ばれていたのである。翌日、船の家は岸を離れた。信雄は曳かれていく喜一の船を追い続けて、初めて生きることの悲しみを自らの人生に結びつけたのである。

【会報】第73回上映会『泥の河』(2023年05月05日).pdf
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第73回上映会「泥の河」チラシ 表
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2023年

2月

05日

第72回上映会 「みんなの学校」

第72回上映会 2023年2月5日(日)

横浜市南公会堂

作品 『みんなの学校』

真鍋俊永監督の講演決定!!!

不登校も特別支援学級もない 同じ教室で一緒に学ぶ

ふつうの公立小学校の みんなが笑顔に挑戦

スモーク

2014年/日本/106分/ブルーレイ上映/ドキュメンタリー

出演:大空小学校のみんな

監督:真鍋俊永

ナレーション:豊田康雄

企画:迫川緑、プロデューサー:中尾雅彦/加藤康治/兼井孝之

撮影:大窪秋弘、撮影助手:堀貴人、編集:北山晃

編集協力:秦岳志、整音:中嶋秦成、音響効果:萩原隆之、題字:谷篤史

[日時]2023年2月5日(日)

 上映(1回目):11時10分 ~ 12時56分(10時40分 開場)  

 講演(真鍋俊永監督):13時00分 ~ 14時00

 上映(2回目):14時10分 ~ 15時56分(13時40分 開場)

会場]横浜市南公会堂(前回と会場が異なります)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:552-616) 11月14日より発売
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は2月4日(土)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【イントロダクション】

『みんなの学校』
(C)関西テレビ放送

 すべての子供に

居場所がある学校を作りたい。

大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。ここでは、特別支援教育の対象となる子も、自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、保護者や地域の人もいっしょになって、誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。すぐに教室を飛び出してしまう子も、つい友達に暴力をふるってしまう子も、みんなで見守ります。あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と噂される子が入学しました。「じゃあ、そんな子はどこへ行くの? そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」と木村泰子校長。やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、春には卒業式を迎えます。いまでは、他の学校へ通えなくなった子が次々と大空小学校に転校してくるようになりました。

『みんなの学校』
(C)関西テレビ放送

学校が変われば、地域が変わる。そして、社会が変わっていく。

このとりくみは、支援が必要な児童のためだけのものではありません。経験の浅い先生をベテランの先生たちが見守る。子供たちのどんな状態も、それぞれの個性だと捉える。そのことが、周りの子供たちはもちろん、地域にとっても「自分とは違う隣人」が抱える問題を一人ひとり思いやる力を培っています。映画は、日々生まれかわるように育っていく子供たちの奇跡の瞬間、ともに歩む教職員や保護者たちの苦悩、戸惑い、よろこび・・・。そのすべてを絶妙な近さから、ありのままに映していきます。そもそも学びとは何でしょう? そして、あるべき公教育の姿とは? 大空小学校には、そのヒントが溢れています。みなさんも、映画館で「学校参観」してみませんか?

 

『みんなの学校』
(C)関西テレビ放送

 

大空小学校とは?

 

大阪市立大空小学校。大阪市住吉区にある公立小学校。2012年度の児童数・約220人のうち、特別支援の対象となる数は30人を超えていたが(通常学級数6・特別支援学級7)、すべての子供たちが同じ教室で学ぶ。教職員は通常のルールに沿って加配されているが、地域の住民や学生のボランティアだけでなく、保護者らの支援も積極的に受け入れた「地域に開かれた学校」として、多くの大人たちで見守れる体制を作っている。学校の理念は「すべての子供の学習権を保障する学校をつくる」であり、不登校はゼロ。唯一のルールとして“自分がされていやなことは人にしない 言わない”という「たったひとつの約束」があり、子供たちはこの約束を破ると“やり直す”ために、やり直しの部屋(校長室)へとやってくる。テレビ版「みんなの学校」の放送後には全国各地から、支援を必要とする子どもたちが数多く、校区内へと引っ越している。

【会報】第72回上映会『みんなの学校』(2023年02月05日).pdf
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第72回上映会「みんなの学校」チラシ 表
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第72回上映会「みんなの学校」チラシ
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2022年

12月

24日

第71回上映会 「スモーク」

第71回上映会 2022年12月24日(土)

横浜市港南公会堂

作品 『スモーク』

ウェイン・ワン監督作品

スモーク

クリスマス・イブに最高のクリスマス・ストーリーを

ポール・オースター原作「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」が1本の映画に生まれ変わった

1995年ベルリン国際映画祭銀熊賞審査員特別賞/国際批評家協会賞/観客賞受賞

1995年/日米合作/カラー/113 分/ブルーレイ上映 

監督:ウェイン・ワン/脚本:ポール・オースター/製作:堀越謙三

撮影:アダム・ホランダー/音楽:レイチェル・ポートマン/美術:カリナ・イワノフ

出演:ハーヴェイ・カイテル(オーギー・レン)

   ウィリアム・ハート(ポール・ベンジャミン

   ストッカード・チャニング(ルビー・マクナット

   ハロルド・ペリノー(ラシード・コール

   フォレスト・ウィテカー(サイラス・コール

   アシュレイ・ジャッド(フェリシティ

[日時]2022年12月24日(土)

 上映(1回のみ):13時00分 ~ 14時53分(12時30分 開場)  

 交流会(上映後):15時00分 ~ 15時30

 交流会後にプレゼント抽選会開催!!

会場]横浜市港南公会堂(いつもと会場が異なります)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:552-503)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は12月23日(金)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『スモーク』
(C)1995 Miramax/NDF/Euro Space

【解説】

「幽霊たち」「ムーン・パレス」などで有名な、現代アメリカを代表する作家ポール・オースター。彼が1990年ニューヨークタイムスに発表した短編小説「オーギー・レンのクリスマス・ストーリー」をもとに作者自ら脚本を書き下ろし、「ジョイ・ラック・クラブ」のウェイン・ワン監督が映画化した、言葉にならない感動作。小説としての奥行きを残しつつ、オースター文学独自のきわめて描象的で真綿のはさまったような感覚が、観客を映画の世界へと引き込んでいく。都会で暮らす男女それぞれの嘘と本当、過去と現実が交錯するなかで生まれた不思議な絆。目には見えないが必ず存在する、タバコの煙のように曖昧でつかみどころのない真実を問い詰めた本作は、ヨーロッパ、全米で公開されるやいなや大絶賛をあび、記録的なヒットとなりました。主演は「ピアノ・レッスン」「天使にラプ・ソングを…」などで幅広い演技を披露するハーヴェイ・カイテルと「蜘蛛女のキス」でアカデミー主演男優賞を受賞したウィリアム・ハート。その他、「クライング・ゲーム」のフォレスト・ウイテカー、実力派女優ストッカード・チャニングらが脇を固めます。また、物語最後のクライマックスで流れるトム・ウェイツの名曲、「Innocent when you dream」が、映画のテーマを凝縮したモノクローム

映像とともに、いつまでも心に響く感動の余韻を残しています。

『スモーク』
(C)1995 Miramax/NDF/Euro Space

【物語】

1990年のプルックリン。14年間、毎日同じ時間に同じ街角の写真を撮り続けているオーギー(ハーヴェイ・カイテル)が営む煙草屋。常連客のポール(ウィリアム・ハート)は突然の事故で妻を失って以来、ペンを持てずにいる作家。悲しい過去を引きずりながら家に帰る途中、危うく車にひかれそうになった所を黒人少年に助けられる。が、ラシードと名乗るその少年には誰にも打ち明けられない秘密があった。街のチンピラから奪った大金6000ドルを隠すために名前を偽っ

ていること。12年前蒸発した父親がいること。そして、その父親の行方がわかり訪ねていったが、彼はすでに新しい家族に囲まれて別の人生を歩みはじめていた…。そんな時、オーギーのもとに18年前別れた元恋人のルビーがやってくる。自分たちの間にできた娘が妊娠し、困っているのでお金を借りに来たのだ。初めて聞く衝撃の告白にとまどいながらも彼女に会う決意をしたオーギーだったが、ドラッグ中毒のうえ、下劣な言葉で親を罵倒する娘を前に、結局何の力にもやれないままその場を後にする。ポールの紹介でオーギーの煙草屋で慟きはじめたラシードだったが、遂に隠していた6000ドルが見つかってしまい、次々と彼をとりまく人達の手に渡って行く…。年末もおしせまったある日、ニューヨークタイムスから依頼されたクリスマス用の原稿を書くためにオーギーの話を聞きにきたポール。そして人影まばらな午後のカフェでオーギーが14年前体験した、ちょっと不思議で秘密めいたクリスマス・ストーリーを語り始める……。

 

──信じるものが—人でもいれば、その物語は真実にちがいない。──

                                                                     ポール・オースター

【会報】第71回上映会『スモーク』(2022年12月24日).pdf
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第71回上映会「スモーク」チラシ 表
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第71回上映会「スモーク」チラシ
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2022年

9月

17日

第70回上映会 「裸の島」

第70回上映会 2022年9月17日(土)

横浜市南公会堂

作品『裸の島』

新藤兼人 生誕110年・没後10年記念上映会

モスクワ国際映画祭グランプリ受賞

メルボルン国際映画祭グランプリ受賞

マンハイム映画祭グランプリ受賞

リスボン映画祭銀賞受賞

ベルリン国際映画祭セルズニック銀賞受賞

ブルーリボン賞企画賞受賞

瀬戸内海の孤島に生きる夫婦のよろこびと、かなしみ・・・・・・

                  これはあなたの生活の映画詩

 1960年/日本映画/モノクロ/95分/DVD上映 

【出演】

 乙羽信子/殿山泰司/田中伸二/堀本正紀

【スタッフ】

 監督・脚本/新藤兼人、製作/新藤兼人・松浦榮策、美術/新藤兼人、撮影/黒田清巳、

 音楽/林光、照明/永井俊一、録音/丸山国衛、編集/榎寿雄、効果/大野松男、

 助監督/勝目貴久

[日時]2022年9月17日(土)

  上映(1回のみ上映) 14:00 ~ 15:35 (13:30開場)

  交流会(上映後)    15:35 ~ 16:05

[会場]横浜市南公会堂 

          (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分・京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[チケットぴあ](Pコード:552-322

    チケットぴあ

  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。

   購入は9月16日(金)迄となります。 

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023(10~18時)

【作品紹介】

©近代映画協会
©近代映画協会
【解説】 

小さな島の荒れ地を耕して作物を育てる夫婦。島には水が出ず、夫婦は近くの島から毎日何回も桶に水を汲んで来なければならない。水の入った重い桶を前後に下げた天秤棒を担いで、二人は黙々と急な坂を登って行く。夫婦には二人の男の子があり、夫婦が働いている間、上の子は小学校で授業を受け、下の子は島の自然の中で遊ぶ…人間が生きること、働くことを、一言の台詞もなく、美しい映像と美しい音楽のみで語ったこの実験的な作品は、近代映画協会が解散を覚悟して念願の企画を実現させたものである。ロケ地となる広島県三原市沖合の宿弥島(すくねじま)に一九五八年六月から実際に作物を育てる実験をした上、一九六〇年一月に麦踏みのシーンから撮影開始。同年六月二十七日から本格的撮影に入った。製作費五百万円、スタッフは十三名、職業俳優は二人だけで後は現地の人々が出演している。撮影日数四十九日、ダビング四十日を経て、十月に完成。しかし完成した映画は大手映画会社の配給網に乗せることが出来ず。同年十一月二十三日、東京のテアトルハイツを始め全国の劇場で、近代映画協会の自主配給によって上映された。だがモスクワ国際映画祭に出品された『裸の島』は最高位のグランプリを受賞し、一躍世界的な注目を集めるようになった。そして世界六十四カ国に売れて独立プロ・近代映画協会の経営が立ち直った話は今でも伝説的に語られている。主演の二人、乙羽信子と殿山泰司は新藤映画のレギュラーであり、乙羽信子(新藤兼人と一九七八年に結婚)は近代映画協会の同志でもある。 

 

監督:新藤 兼人(しんどう・かねと)

1912年4月22日 広島県生まれ。映画監督。第二次大戦で海兵団に召集、宝塚海軍航空隊で終戦を迎え松竹大船撮影所に復帰後、『安城家の舞踊会』など脚本家としてヒット作を連発、1950年独立プロダクションの先駆けとなる近代映画協会を設立。1951年『愛妻物語』で監督デビュー数多くの社会的テーマを打ち出した作品で日本映画界に貢献。2012年5月29日逝去。

 

©近代映画協会
©近代映画協会

監督作品47本

愛妻物語(1951)雪崩(1952)原爆の子(1952)縮図(1953)女の一生(1953)どぶ(1954)狼(1955)銀心中(1956)流離の岸(1956)女優(1956)海の野郎ども(1957)悲しみは女だけに(1958)花嫁さんは世界一(1959)第五福竜丸(1959)らくがき黒板(1959)裸の島(1960)人間(1962)母(1963)鬼婆(1964)悪党(1965)本能(1966)性の起源(1967)藪の中の黒猫(1968)強虫女と弱虫男(1968)かげろう(1969)裸の十九才(1970)触角(1970)鉄輪(1972)讃歌(1972)心(1973)わが道(1974)ある映画監督の生涯 溝口健二の記録(1975)竹山ひとり旅(1977)ドキュメント8.6(1977)絞殺(1979)北斎漫画(1981)地平線(1984)ブラックボード(1986)落葉樹(1986)さくら隊散る(1988)濹東綺譚(1992)午後の遺言状(1995)生きたい(1999)三文役者(2000)ふくろう(2004)石内尋常高等小学校 花は散れども(2008)一枚のハガキ(2011)

【会報】第70回上映会『裸の島』(2022年09月17日).pdf
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2022年

7月

23日

第69回上映会 「赤いハンカチ」

第69回上映会 2022年7月23日(土)

神奈川県立音楽堂

作品 『赤いハンカチ』

石原裕次郎 没後35年 上映会

我が人生最悪の時

1987年7月17日に他界した石原裕次郎さんを偲んで

映画の本編に神奈川県立図書館をはじめ横浜の名所が多数登場!! 

撮影されたロケ地で映画を鑑賞する企画となります。

1963年/日本映画/カラー/98分/ブルーレイ上映

出演:石原裕次郎、浅丘ルリ子、二谷英明、川地民夫、笹森礼子、金子信雄、森川信、

芦田伸介、桂小金治、深江章喜、南寿美子 

監督:舛田利雄、脚本:小川英・山崎巌・舛田利雄

音楽:伊部晴美、撮影:間宮義雄 

[日時]2022年7月23日(土)

 映画上映 (1回のみ) :13時50分~15時28分(13時30分 開場)

  講演(佐藤利明さん)15時30分~16時00 

[会場]神奈川県立音楽堂

    〒220-0044 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2    
    JR「桜木町」駅(南改札西口・北改札西口)から徒歩10分

     市営地下鉄「桜木町」駅(南1番出口)から徒歩10分

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:552-061)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は7月22日(金)迄となります。

 プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『赤いハンカチ』
(c)日活

【解説】

裕次郎の同名ヒット曲を映画化した日活ムードアクションの傑作。同僚を守るため容疑者を射殺した刑事(石原裕次郎)は、警察を辞職し肉体労働者となる。その4年後、彼は射殺事件の裏に隠された陰謀に気づき、事件の真相を解くべく行動を開始するのだが…。港町横浜を舞台に、石原裕次郎、二谷英明、浅丘ルリ子の三角関係がドラマチックに描かれ、特に清純な娘時代から、大人の女性へと変貌を遂げるルリ子の美しさは今なお伝説となっている。裕次郎のまさに代表作。

『赤いハンカチ』
(c)日活

【物語】

夜の横浜港の片隅にそっとひそむ二つの影─凶悪な麻薬ルートを追う三上(石原裕次郎)、石塚(二谷英明)の両刑事だ。が、二人の必死の努力にもかかわらず大量のヤクをかくしたカバンは消え失せ、運び人は轢死した。のこる容疑者はただ一人現場で犯人に接した屋台の親爺平岡(森川信)だけだった。警察にひかれた平岡は、三上らの俊烈な取調べにも固く口を閉ざしたままだった。ルートに関係があるらしいのだが、後難を恐れているのだ。しかし数時間後、思わぬわざわいが起こった。護送車に乗ろうとした平岡がいきなり石塚に体当りを食らわし、拳銃を奪いとって乱射した。石塚が逃げる平岡の腰にとびかかったとき、駈けつけた三上の拳銃が火を吐いていた。脚を射とうとした三上の銃口は、石塚のために思わず胸を狙ってしまったのだ。一瞬の出来ごとのうちに弾丸は心臓を射ぬいていた。三上はオリンピック級の射撃の名人でもあった。過失とはいえ、世論は二人を攻撃し、査問委員会でとくに三上は鋭く詰問された。平岡には一人娘の玲子(浅丘ルリ子)がいた。三上と石塚は、東京を去る日、焼香に出かけたが、玲子は顔をこわばらせたまま、だまって遠ざかってゆくのだった。三年の月日が流れて─。雪深い北海道の山奥にあるダム工事場で、三上は黙々と働いていた。自責の念にかられた彼はあれから刑事をやめたのだ。ある日、三上は神奈川県警の警部補土屋(金子信雄)の訪問を受けた。土屋は、三上が姿を消してからというもの、全国を股にかけて彼を探していたという。

 

【神奈川県立音楽堂】

1954年、公立施設としては日本で初めての本格的な音楽専用ホールとして開館しました。ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルに、最高の音響効果をあげるように設計されたホールは、開館当時『東洋一の響き』と絶賛され、その響きは今も国内はもちろん海外からも高い評価を受けています。ホールの壁面はすべて「木」で作られており、そのアコースティックな響きは開館60年を経た今でも人々に感動をあたえつづけています。

【会報】第69回上映会『赤いハンカチ』(2022年07月23日)
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第69回上映会「赤いハンカチ」チラシ 表
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第69回上映会「赤いハンカチ」チラシ
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2022年

5月

04日

第68回上映会 「木靴の樹」

第68回上映会 2022年5月4日(水・祝)

横浜市南公会堂(南区総合庁舎内3階)

作品 『木靴の樹』

巨匠エルマンノ・オルミ監督作品

我が人生最悪の時

カンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞!! 

伝説の名作が44年の歳月を経て今蘇る!

1978年/イタリア/カラー/スタンダード/ 187 分/ブルーレイ上映 

監督・脚本・撮影・編集エルマンノ・オルミ

音楽ヨハン・セバスチャン・バッハ

オルガン演奏フェルナンド・ジェルマーニ

美術エンリコ・トヴァリエリ

衣装フランチェスカ・ズッケリ

製作アッティリオ・トリチェッリ

 出演:ルイジ・オルナーギ、フランチェスカ・モリッジ、オマール・ブリニョッリ 

[日時]2022年5月4日(水・祝)

 事前学習交流会:11時40分 ~ 12時00分(上映前:入替制)

 上 映(1回のみ):13時00分 ~ 16時07分(12時30分 開場)  

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:551-998)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は5月3日(火)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店       TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)         TEL 045-664-7371

   いづみ書房            TEL 045-241-1104

   シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)     TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)     TEL 045-337-0011

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)

【作品紹介】

『木靴の樹』
(c)1978 RAI-ITALNOLEGGIO CINEMATOGRAFICO – ISTITUTO LUCE Roma Italy

【解説】

カンヌ国際映画祭最高賞パルム・ドールを始め、世界の映画賞を受賞。1978年、カンヌ国際映画祭の公式上映では、 2,000 名を超える観客がスタンディングオベーションを贈り、審査員全員一致でパルム・ドールに決定。その後も、米・ニューヨーク批評家協会外国語映画賞、仏・セザール賞外国語映画賞など、各国の映画賞を総なめし、日本でも大きな反響を呼んだエルマンノ・オルミ監督のイタリア映画『木靴の樹』が、四半世紀ぶりにスクリーンに戻ってきます。世界の巨匠エルマンノ・オルミ監督の長き映画人生における金字塔。名もなき人々に向けるやさしく深い眼差し。社会の不条理への静かな告発。 

『木靴の樹』
(c)1978 RAI-ITALNOLEGGIO CINEMATOGRAFICO – ISTITUTO LUCE Roma Italy

【物語】

19世紀末、 北イタリア、ロンバルディア地方ベルガモ。4家族が一緒に農場に住み込んでいる。彼らは貧しく、この農場の土地、住居、畜舎、道具、そして樹木の1本1本に至るまで、ほとんど全て地主の所有に属し 、彼らがあげる収穫の 3 分の 2 は地主の物となる。物語は4家族のエピソードが絡み合ってすすんでゆく。バティスティは、ドン・カルロ神父のたっての勧めで、息子のミネクを小学校にあがらせる決意をした。農家の子どもを学校にあげるというのは、農村では異例のことだった。「こどもを学校にあがらせるなんて聞いたらみんながなんていうだろうか?」ルンク未亡人は、夫に先立たれたあと、洗濯女をしながら6 人の子どもたちを養っている。牛の世話と耕作は長男のペピーノとアンセルモじいさんが 受け持ち、上の娘ふたりは村で洗濯の注文を受けてくる。ペピーノは、 まだ15 歳だが、家計を助けるためこの冬からとうもろこし製粉工場に勤めることにした。 アンセルモおじいさんは、雪の日に、ニワトリの糞を地面に撒き、春になったら苗を植えて一番トマトを収穫できるように準備している。雪が降って大地が凍えても、ニワトリの糞を撒いた地面だけは冷えないからだ。その秘密は末娘のベッティーナだけが知っている。ある日、ドン・カルロ神父は、ルンク未亡人の窮乏を見かねて、下の子ふたりを養育院に預けるよう提案した。長男のペピーノにだけこのことを相談すると 、彼は夜も昼も働くから皆で一緒にいようという。この言葉に彼女はなにもいえなくなった。待ちわびた春が来て、子どもたちが大地を駆け回る頃、ルンク家の牛が病気にかかった。獣医は手遅れだと言ったが、ルンク未亡人はあきらめず、礼拝堂で祈りをあげた。 その祈りが神に通じたのか、牛はやがて回復した。やがて、アンセルモおじいさんのトマトは、他の畑より1 週間早く実を結んだ。おじいさんとベッティーナはその年初めての真っ赤なトマトを町へ売りに行った。秋になって最初の霧が出ると、冬仕事が始まる。とうもろこしの軽量の日が来ると、けちなフィナールは、例年のように馬車の引き出しにいっぱい小石をつめこんで軽量をごまかした。その年の収穫は豊作で、地主は蓄音機を買った。彼はよく息子のウスティとつかみあいの親子喧嘩をしたが、これは日常茶飯事のことだった。 聖母 祭の日、村の広場にメリー・ゴーランドが設けられた。生まれて初めて政治演説集会を見物していたフィナールは、人込の下の地面に金貨を一つ見つけた。彼は農場に戻り、 金貨を馬の蹄の泥の中にそれを隠し、ひとりほくそ笑んだ。ある朝、彼は金貨がなくなっていることに気付いたフィナールは、逆上して馬を殴りつけたが、逆に馬に追いまわされ蹴り殺されるそうになった。恐怖のあまり寝込んだフィナールは、治療のため医者ではなく祈祷師を呼んだ。

【会報】第68回上映会『木靴の樹』(2022年5月4日)
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第68回上映会「木靴の樹」チラシ 表
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2022年

3月

12日

第67回上映会 「喜劇 女もつらいわ」

第67回上映会 2022年3月12日(土)

横浜市南公会堂

作品『喜劇 女もつらいわ』

森川信さん 没後50年 追悼上映会

 

1972年3月26日に60歳で他界した森川信さんを偲んで

 

上映後に高崎俊夫さん(映画評論家)の講演あり

喜劇 女もつらいわ

 寅さんブームの真っ只中に公開された歌と笑いの超レアな青春喜劇!!!

  1970年/日本/カラー/78分/ブルーレイ上映 

【出演】

 森川信 高田美和 浜田光夫 清川虹子 岡崎友紀 宍戸錠 左卜全

 京唄子 鳳啓助 正司敏江 正司玲児

 てんぷくトリオ(三波伸介/伊東四朗/戸塚睦夫) 

 トリオ・スカイライン(東八郎/原田健二/小島三児)

【スタッフ】

 監督:江崎実生 脚本才賀明/江崎実生 音楽坂田晃一 撮影:萩原泉

[日時]2022年3月12日(土)

  上映(1回のみ上映) 13:35 ~ 14:53 (13:00開場)

  講演  高崎俊夫さん 15:00 ~ 16:00

会場]横浜市南公会堂 
          (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩 約8分・京浜急行「黄金町」駅 徒歩 約14分

[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[チケットぴあ](Pコード:551-868
   チケットぴあ
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は3月11日(金)迄となります。 

プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[後援横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023(10~18時)

【作品紹介】

©日活
©日活
【解 説】 

これは、爆笑とペーソスのうちに、下町の青春と、ひたむきに生きる人間規模を、映画、テレビ界の青春スタア、人気喜劇タレントが続々登場して華やかにくりひろげる大型娯楽作品で、新国劇映画株式会社製作、日活株式会社配給である。キャストは、浜田光夫、高田美和という初顔合せのグリーン・カップルに、宍戸錠、森川信、清川虹子、岡崎友紀、左卜全、さらには、京唄子、鳳啓助、正司敏江・玲児、てんぷくトリオ、トリオ・スカイラインとにぎやかな顔ぶれ。スタッフは、製作・望月利雄、守田康司、企画・高木豊、時枝国文、脚本・才賀明・江崎実生、監督・江崎実生のほか、撮影・萩原泉、照明・小林恒雄、録音・空閑昌敏、美術・柳生一夫、編集・辻井正則、音楽・坂田晃一、助監督・曾我仁彦、製作担当者・斉藤記一郎、スチール・井本俊康があたる。 

©日活
©日活

【物 語】  

東京の下町、朝からゴキゲンな朝太郎(左卜全)がノンキに歌っているここ「梅の湯」で、町内の娘たちを集めて盛大なボインコンテストが行なわれた。ズラリならんだビキニのカワイコちゃんのボイン度をチェックして、ヤニ下っているのは、テレビでおなじみのトリオ銀二(伊東四朗)、大三(戸塚睦夫)、四郎(三波伸介)の三人組に、競馬好きの竜太(宍戸錠)だ。ところが、参加者のラストに町内№1の美人江戸ッ子寿司の光子(高田美和)がいたので、ボインコンテストはどこへやら、結局美人コンテストになってしまい会場は大混乱。光子は怒った父親の松造(森川信)に連れもどされた。彼女は松造が競馬でとった金の穴埋めをしようとしてコンテストに出たのだ。一方、江戸ッ子寿司の向いにあるレストラン・フランセの息子和男(浜田光夫)も心配して訪ねてきたが、もともと松造と和男の母咲江(清川虹子)とは昔から犬猿の仲で、すぐケンカがはじまってしまった。光子と和男は心ひそかに愛情を抱きあっていたのだが、親たちの争いにはどうしようもなく途方にくれていた。ある日、あわて者の竜太がおかかえ運転手の早田保彦(倉石襄)をヒカリ産業の二代目と早合点、紹介された松造は光子にとって玉の輿のチャンスと大喜び。光子もハンサムな保彦にマンザラでもなかったが、思いきって和男とのことを打ちあけ協力を求めるのだった。

©日活
©日活

森川 信】(もりかわ・しん

 1912年2月14日生まれ。神奈川県横浜市南区中村町出身。

1931年遠戚にあたる俳優・静香八郎と共に俳優の道へ。

1932年に静香八郎主演の『肉弾三勇士』でデビュー。

1943年に松竹と契約し、山茶花究らを知る。

1948年より岸井明と「のらくらコンビ」を組む。

1953年にフリー。

「男はつらいよ」の初代おいちゃんで広く知られる。

1972年3月26日死去。享年60。

墓所は横浜市西区の久保山墓地にある。

【会報】第67回上映会『喜劇 女もつらいわ』(2022年3月12日)
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2021年

11月

06日

第66回上映会 「喜劇・いじわる大障害」

第66回上映会 2021年11月6日(土)

横浜市旭公会堂 

作品『喜劇・いじわる大障害』

立川談志 没後十年 追悼上映会

2011年11月21日に75歳で他界した談志さんを偲んで。

 

 

上映後に立川談四楼さんの講演決定!!!

喜劇・いじわる大障害
©日活

  落語家と喜劇人の夢の豪華共演!!!

  1971年/日本/カラー/79分/ブルーレイ上映 

出 演】

 立川談志 三遊亭円楽 林家三平 三遊亭小円遊 林家木久蔵 三遊亭円歌 

 毒蝮三太夫 小沢昭一 ケーシー高峰 南利明 加藤武 北村和夫 

 岡崎二朗 夏純子 団次郎 上田吉二郎 笠置シヅ子

スタッフ】

 監督:藤浦敦 脚本:中西隆三 音楽:鏑木創 撮影:高村倉太郎 

 録音:紅谷愃一 監修:立川談志 

[日時]2021年11月6日(土)

  上映(1回のみ上映) 13:30 ~ 14:49 (13:00開場)

  講演  立川談四楼さん15:00 ~ 16:00

会場]横浜市旭公会堂 (ご注意:いつもと会場が異なります)
          (相鉄線「鶴ヶ峰駅」北口下車徒歩7分

[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[チケットぴあ](Pコード:551-650
   チケットぴあ
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は11月5日(金)迄となります。 

プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[後援横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『孤獨の人』
©日活
【解説】 

 現代若者の憂鬱だけでなく、サラリーマンの夢をすべて叶えさせてくれる映画。競馬は大穴がズドン、パチンコはジャラジャラ、株は上がりぱなし、宝くじは一等、女にはモテモテ、馬鹿らしいほどついている男をユーモラスに見せる、株式会社S・M・P作品の青春爆笑篇。キャストには、女子学園シリーズなどで軽妙な笑いで人気上昇の岡崎二朗と夏純子のコンビに、この作品の監修もしている立川談志や、三遊亭円楽、林家三平など落語家が大挙出演するほか、ケーシー高峰、南利明といった人気コメディアンが出演、それに加藤武、北村和夫、小沢昭一という芸達者が藤浦敦監督昇進第一作と云う事で友情出演している。スタッフは新人監督藤浦敦のもと、撮影:高村倉太郎、照明:土田守保、録音:紅谷愃一、美術:坂口武玄、編集:井上治、助監督:近藤幸彦、スチール:浅石靖。

『孤獨の人』
©日活

【物語】  

 現代の若者の憧れの的・東京、一千万人の人々を抱え、スモッグや交通戦争などに悩まされている大都市、こんな中でドデカク成功し名を上げて故郷に錦を飾ろうとする若者は今も昔も変りない。豪農、猪狩家の息子次郎(岡崎二朗)も御多忙にもれずその一人だった。おやじやおふくろの止めるのも聞かず、大望に胸を膨らませて東京にいる従妹の談次(立川談志)を訪ねて、一路東京へと向った。ここは人でごった返す東京の街、右往左住する次郎は、かわいい女性に痴漢と間違えられ、挙句はオタメゴカシの男に財布をスラれ、タクシーで追いかけようにも、右折禁止にUターン禁止、車は渋滞で全々動かず、仕方なしに交番にとびこんだが、交番襲撃犯人と間違えられてこってり油をしぼられてしまった。つかないときにはすべて駄目なもの、交番で親切ごかしに云い寄ってきた女スリシゲ(宮城千賀子)には、無銭飲食の罪をかぶせられ、ションボリと町を歩いていた次郎は、先刻のスリ千吉(林家木久蔵)にばったり出合い、金をとり返そうとしたが逆に股間を蹴られ又々逃げられてしまった。

 

『孤獨の人』
©日活

【立川 談志】(たてかわ・だんし)

1936年、東京都に生まれる。

16歳で柳家小さんに入門、前座名「小よし」。

18歳で二つ目に昇進し、「小ゑん」。

27歳で真打ちとなり、五代目立川談志を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選。

1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。

落語立川流を創設し、家元となる。2011年11月21日死去。享年75。

【会報】第66回上映会『喜劇・いじわる大障害』(2021年11月6日)
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2021年

10月

16日

第65回上映会 「我が人生最悪の時」

第65回上映会 2021年10月16日(土)

横浜市旭公会堂(旭区総合庁舎4階)

作品 『我が人生最悪の時』

宍戸錠さん追悼上映

2020年1月18日に他界された宍戸錠さんを偲んで追悼上映を企画しました

我が人生最悪の時

林海象監督の講演決定!! 

(講演はリモートによるオンライン講演となります)

1993年/日本=台湾/モノクロ/92分/DVD上映 

[キャスト]

永瀬正敏 宍戸錠 南原清隆 佐野史郎 楊海平 侯徳健 南果歩 大嶺美香 麿赤兒 塚本晋也 千石規子 鰐淵晴子 梶原善 阿南健治 近藤芳正 利重剛 大森立嗣

[スタッフ]

監督:林海象 脚本:林海象/天願大介 音楽:めいなCo. 撮影:長田勇市 助監督:行定勲

[日時]2021年10月16日(土)

 上映(1回目) 11時30分 ~ 13時02分(11時00分 開場) 

 オンライン講師:林海象監督(本作品の監督)13時10分 ~ 14時10

 上映(2回目) 14時30分 ~ 16時02分(14時00分 開場)  

[会場]横浜市旭公会堂 (旭区総合庁舎4階) (ご注意:前回と会場が異なります) 

    (相鉄線「鶴ヶ峰駅」北口下車徒歩7分)

[入場料]前売1,000円/当日1,300円

        障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

チケットぴあ](Pコード:551-590)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は10月15日(金)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[助成]横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2021

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『我が人生最悪の時』

横浜・黄金町にある映画館「横浜日劇」の二階に事務所をもつ私立探偵 濱マイク シリーズ第一弾

 

【解説】

横浜を舞台に、友人の兄の消息を調べることになった私立探偵が、事件に巻き込まれる様を描く無国籍風アクション。「私立探偵マイクシリーズ第一弾」と銘打たれたもので、「アジアン・ビート アイ・ラブ・ニッポン」(1992年)の企画・原案・プロデュースを経た林海象が台湾のスタッフの協力を得て監督。脚本は林海象と監督天願大介、撮影監督は長田勇市が担当。

 

『我が人生最悪の時』

【物語】

横浜・黄金町。映画館の2階に事務所を構える探偵・濱マイクは、ケンカから助けた台湾人の楊海平に日本にいる兄の捜索を依頼される。マイクはタクシー運転手の旧友・星野と共に捜査を進めていくが、背景にアジア系外国人で構成されている黒狗会と台湾マフィアの抗争があること、その組員の一人が海平の兄であることが分かる。師匠の宍戸と妹の茜は深入りしないようマイクに忠告するが、彼は聞かなかった。だが海平の兄探しの話はカムフラージュで、彼は対立する黒狗会にいる兄を殺す立場であった。そのことを知ったマイクは海平をそのまま帰国させようとするが、組織の陰謀により海平は兄と争い、二人とも死んでしまう。何も出来なかったマイクはせめてもと台湾にいる海平の婚約者に指輪を届けるのだった。 

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2021年

8月

09日

第64回上映会 「夢は夜ひらく」

第64回上映会 2021年8月9日(月・祝)

神奈川県立音楽堂

作品『夢は夜ひらく』

映画の本編に神奈川県立図書館をはじめ横浜の名所が多数登場!! 

撮影されたロケ地で映画を鑑賞する企画となります。

©日活
©日活

上映後に娯楽映画研究家 佐藤利明さんの講演あり!!

 

渡哲也さん追悼上映

1967年/日本映画/カラー/81分/ブルーレイ上映

出演渡哲也 園まり 高橋英樹 山本陽子 見明凡太朗 名古屋章 

   ザ・ドリフターズ(いかりや長介、加藤茶、仲本工事、荒井注、高木ブー)

   奥村チヨ 布施明

監督野口晴康 脚本才賀明/中野顕彰 

音楽宮川泰 撮影上田宗男 

[日時]2021年8月9日(月・祝)

  上映(1回のみ上映) 13時50分~15時11分(13時30分開場)

  講演(佐藤利明さん) 15時15分~16時00

 

[会場]神奈川県立音楽堂 (ご注意:いつもと会場が異なります)

    〒220-0044 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2    
    JR「桜木町」駅(南改札西口・北改札西口)から徒歩10分
    市営地下鉄「桜木町」駅(南1番出口)から徒歩10分
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
チケットぴあ](Pコード:551-515)
   チケットぴあ
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は8月8日(日)迄となります。

プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン(長者町)    TEL 045-341-3180

   岩間市民プラザ(天王町)    TEL 045-337-0011

[助成]横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2021
[後援横浜市教育委員会 
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

©日活
©日活
【解説】 

 人気歌手園まり最高のヒット曲「夢は夜ひらく」の映画化。ナイト・クラブの歌手に抜擢された園まりと、ヤクザから足を洗おうとして死んだ兄の弟分・高橋英樹との切ない慕情、幼な友達の渡哲也・山本陽子兄妹との友情を、ミナト横浜を背景に、園まりがソフト・ムードな歌声で謳いあげる最高の青春歌謡ムード・ロマン。キャストは園まり、渡哲也、高橋英樹、山本陽子をはじめ、人気歌手布施明、奥村チヨ、人気コメディ・バンド、ザ・ドリフターズ、名古屋章、見明凡太朗ら豪華多彩な顔ぶれ。

『孤獨の人』
©日活

【物語】 

神奈川県立図書館に勤める矢沢マリ(園まり)は、ある日親友の片桐洋子(山本陽子)によって強引に市内のナイト・クラブのステージに立たされてしまった。そこの専属歌手の穴うめだったが、以前から歌が好きなうえに心をこめて唄うマリの歌はお客にもマネージャーにも好評だった。はじめてのステージに上気して控室に戻ったマリは、そこに待っていた岬(高橋英樹)という男にいきなり抱き寄せられた。岬はドアを背にしてマリと入れ違いに入って来た男から身を隠したのだ。岬はマリに非を詫びてそそくさと部屋を出ていった。翌日、岬はマリの勤め先に訪ねて来た。彼は死んだマリ兄の弟分で、兄の遺産一千万円を彼女に届けに神戸からやって来たのだった。矢沢はたった一人の肉親であるマリを残して八年前に家を飛び出し、ヤクザの道を歩んで来たが、妹のために足を洗おうと、岬と工藤兄弟(名古屋章・平田大三郎)と四人でキャバレーを経営し、汗水流して四千万円を貯め、四人で分けあった矢先に事故で死んだのだ。ところが工藤兄弟は矢沢の遺産をマリに渡すことはないと山分けをせまり、岬のあとをつけ狙っていたのだ。昨夜の男も工藤だった。「そんなお金はいただきたくありません」マリは兄への憎しみから頑なに岬の申し出を断るのだった。矢沢に忠誠を誓った岬はそんなことであきらめず、夜もまたクラブに現れた。岬はマリをテーブルに呼びフロアーにつれ出した。スローテンポで踊っているうちに、いつしかマリは岬に心を惹かれていった。この様子をみていた洋子の気持ちはただならぬものだった。何故なら小さな造船所を経営する洋子の兄・誠(渡哲也)は、マリやその兄と幼な友達で、以前からマリに心を寄せていたからだ。洋子からこの話を聞いた誠は、いたってのんびりしていたが、岬がヤクザだと聞き、多少心の動揺を示した。工藤兄弟はいろいろな手をつかって岬から矢沢の金をまきあげようと企んでいたが、神戸から彼らを尾行している老刑事三輪田(見明凡太朗)によっていつも邪魔されていた。

【神奈川県立図書館】

神奈川県立図書館は、隣接する神奈川県立音楽堂とともに前川國男の設計によるもので、前川そして戦後日本建築の代表作と評価されている。地上2階建て地下1階で建物面積2988平方メートルの本館と、隣接する地上4階建て地下3階建物面積8380平方メートルの新館からなる。主に社会・人文系や神奈川に関する資料を集積する。2012年11月、神奈川県教育委員会が策定した「神奈川県緊急財政対策」では、貸出、閲覧サービスの廃止が検討されたが、2013年2月、県民からの意見により、閲覧のサービスを存続させる方針転換が示され、2013年12月には黒岩知事により、建替えおよび改修、貸出についても維持する方向が表明された。

【会報】第64回上映会『夢は夜ひらく』(2021年8月9日).pdf
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第64回上映会「夢は夜ひらく」チラシ 表
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第64回上映会「夢は夜ひらく」チラシ 裏
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映画『夢は夜ひらく』チラシ
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映画『夢は夜ひらく』チラシ.pdf
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2021年

6月

05日

第63回上映会 「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」

第63回上映会 2021年6月5日(土)

横浜市旭公会堂(旭区総合庁舎4階)

作品『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』

樹木希林さん追悼上映

2018年9月15日に他界された樹木希林さんを偲んで。

独房の半世紀 ──。 あなたは、その時間を想像することができますか?

約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯
©東海テレビ放送

プロデューサー阿武野勝彦さんの講演あり!!

2012年 / 日本映画 / 120分 / カラー / ブルーレイ上映 

出演仲代達矢 樹木希林 山本太郎 寺島しのぶ(ナレーション) 
監督・脚本:齊藤潤一
 プロデューサー阿武野勝彦 

製作広中幹男 喜多功 音楽本多俊之 

音楽プロデューサー岡田こずえ 撮影坂井洋紀 照明角川雅彦 録音遠藤淳 

美術高宮祐一 記録須田麻記子 題字山本史凰 音響効果久保田吉根 編集奥田繁 

[日時]2021年6月5日(土)

 上映(1回目) 11時00分 ~ 13時00分(10時30分 開場) 
 講演      13時05分 ~ 14時05分

 講師プロデューサー 阿武野勝彦さん

   上映(2回目) 14時20分 ~ 16時20分(13時50分 開場)  

    【注意】いつもと会場が異なります。
    相鉄線「鶴ヶ峰駅」北口下車徒歩7分)
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[チケットぴあ](Pコード:551-427)
     「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は6月4日(金)迄となります。
 [プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   岩間市民プラザ         TEL 045-337-0011
[後援横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『神宮希林 わたしの神様』
©東海テレビ放送

【解説】獄中から無実を訴え続けている死刑囚がいます。奥西勝、86歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡しました。「名張毒ぶどう酒事件」です。奥西は一度は犯行を自白しますが、逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張、1審は無罪。しかし、2審で死刑判決。昭和47年、最高裁で死刑が確定しました。戦後唯一、無罪からの逆転死刑判決です。事件から51年――際限なく繰り返される再審請求と棄却。その間、奥西は2桁を越える囚人が処刑台に行くのを見送りました。いつ自分に訪れるか分からない処刑に怯えながら。あなたは、その恐怖を、その孤独を、その人生を、想像することができますか?

『神宮希林 わたしの神様』
©東海テレビ放送

【物語】独房から無実を訴え続けている死刑囚がいる。奥西勝、86歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した。逮捕された奥西は「警察に自白を強制された」と訴え、無実を主張。1審は無罪だったものの、2審は逆転死刑判決。そして昭和47年、最高裁で死刑が確定した。奥西は、死刑執行の恐怖と闘いながら、いまも再審を求め続けている。奥西の無実を信じているのが、母、タツノ。事件で村を追われ、見知らぬ町で独り暮らしを始めた。内職をして電車賃を稼ぎ、月に1度、名古屋拘置所にいる息子に会いに行く。タツノは奥西に969通の手紙を送った。「お金のあるあいだ、湯たんぽを貸してもらい、牛乳も飲みなさい」「やっていないのは、おっかあが一番知っている」「長い間の苦労は毎日、涙いっぱいですよ」再審を待ち続ける母。奥西はタツノと約束をする。“無実を晴らして、必ず帰る” しかし、その約束は果たされることなく、母は昭和63年、84歳で亡くなった。

 

【会報】第63回上映会『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(2021年6月5日)
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【会報】第63回上映会『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』(2021年6月
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第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第63回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第63回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ 裏
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第63回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ
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2021年

3月

13日

第62回上映会 「十階のモスキート」

第62回上映会 2021年3月13日(土)

横浜市南公会堂(南区総合庁舎内3階)

作品『十階のモスキート』

十階のモスキート

内田裕也さん三回忌追悼上映

2019年3月17日に他界された内田裕也さんを偲んで三回忌追悼上映を企画しました

 

崔洋一監督の講演決定!!!

1983年 / 日本映画 / カラー / 108分 /  ブルーレイ上映 

[キャスト]内田裕也 吉行和子 中村れい子 風祭ゆき 宮下順子 アン・ルイス 小泉今日子 ビートたけし 横山やすし 趙方豪 下元史朗 清水宏 阿藤海 小林稔侍 鶴田忍 梅津栄 安岡力也 仲野茂 佐藤慶

[スタッフ]監督:崔洋一 脚本:内田裕也 崔洋一 音楽:大野克夫 撮影:森勝

[日時]2021年3月13日(土)

  上映(1回のみ上映)13時00分 ~ (12時30分 開場)

  崔 洋一監督講演    15時00分 ~ 16時00分

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階) 

    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[チケットぴあ](Pコード:551-273)
   チケットぴあ
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は3月12日(金)迄となります。

 

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
[後援横浜市教育委員会    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『月はどっちに出ている』などで知られる崔洋一監督のデビュー作。
『十階のモスキート』
©1983「十階のモスキート」製作委員会
【解説】 

離婚した現職警官が、 慰謝料や子どもの養育費のためにサラ金から金を借りるようになるが、 やがてそれらの返済で首が回らなくなり、 ついには郵便局強盗に身をやつしてしまう。内田裕也が『水のないプール』に続き企画・主演・脚本を担当し、 転落していく男の狂気を見事に演じている。 小泉今日子が、当時はやりの竹の子族の踊りに興ずる、主人公の不良娘役で映画初出演。

『十階のモスキート』
©1983「十階のモスキート」製作委員会

【物語】 

男は万年係長のサエない警察官である。妻のTOSHIEはそんな男に愛想をつかし、娘RIEを引き取って離婚した。娘は原宿のロックンロール族に狂い、時々男に金をせびりにくるが、男は娘に対しては甘かった。1LDKの団地の十階に住み、慰謝料や毎月の養育費も満足に払えず安酒をくらうだけの毎日の中で、彼の気晴らしといえば飲み屋で知り会ったKEIKOとのセックスと上級試験のために購入したパソコンの練習であった。

【会報】第62回上映会『十階のモスキート』(2021年3月13日)
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【会報】第62回上映会『十階のモスキート』(2021年3月13日).pdf
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第62回上映会「十階のモスキート」チラシ 表

第62回上映会「十階のモスキート」チラシ 表
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第62回上映会「十階のモスキート」チラシ 裏

第62回上映会「十階のモスキート」チラシ 裏
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第62回上映会「十階のモスキート」チラシ
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2020年

11月

08日

第61回上映会 「アダムズ・アップル」

第61回上映会 2020年11月8日(日)

横浜市南公会堂(南区総合庁舎内3階)

作品『アダムズ・アップル』

“北欧の至宝” マッツ・ミケルセン主演!知られざる傑作ついに解禁!!

最凶で最高!北欧デンマーク発の予測不能なヒューマンドラマ  

 

アダムズ・アップル
© 2005 M&M Adams Apples ApS.

森百合子氏(北欧ジャーナリスト)講演あり!!

映画『アダムズ・アップル』と北欧映画について 

2005年 / デンマーク・ドイツ合作 / 94分 / カラー/ ブルーレイ上映 

出演:マッツ・ミケルセン、ウルリッヒ・トムセン、パプリカ・スティーン

監督・脚本:アナス・トマス・イェンセン

音楽:イエッペ・コース/撮影:セバスチャン・ブレンコー/日本語字幕:原田りえ

配給:アダムズ・アップルLLP

[日時]2020年11月8日(日)

 上映(1回目) 11時00分 ~ 12時34分(10時30分 開場) 

 講演(1回目) 12時40分 ~ 13時10分

 講師森 百合子氏(北欧ジャーナリスト)

 ---------(会 場 入 替)---------

 上映(2回目) 14時00分 ~ 15時34分(13時30分 開場)  

 講演(2回目) 15時40分 ~ 16時10分

 講師:森 百合子氏(北欧ジャーナリスト)

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階) (ご注意:前回と会場が異なります) 

    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)

[入場料]前売1,000円 / 当日1,300円 / 障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

   チケットぴあ(Pコード:551-234

  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。

   購入は11月7日(土)迄となります。

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231

   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371

   いづみ書房           TEL 045-241-1104

   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800

   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180

   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714

[後援]横浜市教育委員会

主催・問合せ横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『アダムズ・アップル』
© 2005 M&M Adams Apples ApS.

【イントロダクション】

美しい田園風景のまっただ中でイヴァンとアダムが対面する冒頭から、誰もがこんな展開を想像するだろう。「罪を犯した者が善良な牧師のもとで人間愛に目覚め、社会復帰への道を歩み出す」。ところがその予想は根こそぎ覆され、銃弾が飛び交う過激なバイオレンス、不条理なユーモアが渦巻く映像世界へと観る者を誘っていく。アダムは「根っからの悪党」と自ら豪語するならず者だが、大いなる矛盾を抱えた牧師イヴァンと2人の前科者は、アダム以上に病んだクレイジーなキャラクターだ。人間の心理に潜む暗黒面をえぐり出すストーリー。そこに仕掛けられた“奇跡”の意味とは?人は変わることができるのか、一度壊れた人生をやり直すことは可能なのか、そして本当の希望や幸せはどこにあるのか。そんな普遍的かつ根源的なテーマを、比類なきユーモアとアイロニーに満ちた切り口で描いてみせた衝撃作である。

『アダムズ・アップル』
© 2005 M&M Adams Apples ApS.

【ストーリー】

仮釈放されたスキンヘッド男のアダムは、更生プログラムの一環で田舎の教会へ送られる。指導役の聖職者イヴァンは快く迎え入れるが、ガチガチのネオナチ思想に染まったアダムは神も人の情けも信じていない。ここで取り組むべき目標をイヴァンに問われたアダムは、教会の庭のリンゴで「アップルケーキを作る」とその場しのぎの答えを返す。だが、この教会はどこかおかしい。ここに住みついた2人の前科者、パキスタン移民のカリドとメタボ男のグナーも、実は悲惨な人生を歩んできたイヴァンも…。アダムはイヴァンの自己欺瞞を暴こうとするが、時同じくしてアダムのアップルケーキ作りを妨害するかのように、災いが次々と教会に降りかかる。それは悪魔の仕業か、それとも神が人間に与えた試練なのか……。

【会報】第61回上映会『アダムズ・アップル』(2020年11月8日)発行
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第61回上映会「アダムズ・アップル」チラシ 表

第61回上映会「アダムズ・アップル」チラシ 表
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第61回上映会「アダムズ・アップル」チラシ 裏

第61回上映会「アダムズ・アップル」チラシ 裏
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第61回上映会「アダムズ・アップル」チラシ
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2020年

9月

22日

第60回記念上映会 「風のある道」

第60回記念上映会 2020年9月22日(火・祝)

神奈川県立音楽堂 作品『風のある道』

映画の本編に神奈川県立音楽堂が登場!! 

撮影されたロケ地で映画を鑑賞する企画となります。

風のある道
©日活

上映後に映画評論家 高崎俊夫さんの講演あり!!

 

原作:川端康成✖ヒロイン:芦川いづみ

1959年/日本映画/モノクロ/89分/ブルーレイ上映

原作:川端康成

出演芦川いづみ 北原三枝 清水まゆみ 葉山良二 小高雄二 岡田真澄 

   細川ちか子 芦田伸介 深見泰三  大坂志郎 山根寿子 信欣三

監督西河克己 脚本矢代静一/山内亮一/西河克己 

音楽池田正義 撮影伊佐山三郎 

[日時]2020年9月22日(火・祝)

  上映(1回のみ上映) 14時00分~15時29分(13時30分開場)

  講演(高崎俊夫さん) 15時35分~16時05分

 

[会場]神奈川県立音楽堂 (ご注意:いつもと会場が異なります)

    〒220-0044 神奈川県横浜市西区紅葉ケ丘9-2    
    JR「桜木町」駅(南改札西口・北改札西口)から徒歩10分
    市営地下鉄「桜木町」駅(南1番出口)から徒歩10分
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
チケットぴあ](Pコード:551-140)
   「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は9月21日(月)迄となります。

 

[後援横浜市教育委員会 
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『孤獨の人』
©日活
【解説】 

『風のある道』は、文豪・川端康成の原作を映画化。美しき三姉妹の喜びと悲しみ、「女の倖せ」を詩情豊かに謳いあげた。芦川いづみが婚約者とは別の青年に心惹かれていく様を、慎ましく優しく、熱情を秘めて演じ絶品の美しさ!クールな長女の北原三枝、末っ子の清水まゆみのお転婆なセクシーさが印象的。映画職人とも言うべき西河克己監督には名篇。

『孤獨の人』
©日活

【物語】 

竹島家の次女・直子(芦川いづみ)は、姉・恵子(北原三枝)が祝福を受けながら嫁いでいった夜、華道矢田流の後継者・光介(小高雄二)との結婚について考えていた。家元である光介の母から華道の才能を高く買われた直子は、後継者として嘱望されていた。その光介の母が姉の結婚式場で再起不能の病に倒れたため、結婚が急がれることになったのだ。しかし直子は、光介の性格に一抹の不安を感じていた。この結婚について両親の意見が対立しているのも、心を悩ます一因となっていた。数日後、光介が主催する新作発表会で、直子は精神薄弱児収容所みどり学園の教師をしている小林甚吉(葉山良二)という青年を知った。名声と地位に恵まれている光介とは対照的な、卒直で飾り気のない甚吉の人柄に、直子は人間的な魅力を感じた。ある日、娘の結婚問題で夫(大坂志郎)と口論した母・宮子(山根寿子)に旅行に誘われた直子は、母の計らいでやって来た光介と明るい太陽が輝く静かな湖畔で会った。その夜、光介が巧みに勧める酒に酔った直子は、何時しか光介の部屋へ誘い込まれていた。直子の留守中、甚吉から速達が届いていた。急用を心配して開封した妹・千加子(清水まゆみ)を咎め、いつになく苛立たしい態度の直子と甚吉から届いた速達を見た両親は、親らしい心遣いから彼を家へ招いた。しかし、そこに偶然光介も訪れ、直子との婚約発表と矢田流の新しい企画のためアメリカへ一緒に来てほしいと申し出た。二人の関係を知り、気がねした甚吉が家を辞そうとポケットから時計を取り出したとき、宮子はその時計をみて何故かハッとするのだった…。 

 

 

【神奈川県立音楽堂】

1954年、公立施設としては日本で初めての本格的な音楽専用ホールとして開館しました。ロンドンのロイヤルフェスティバルホールをモデルに、最高の音響効果をあげるように設計されたホールは、開館当時『東洋一の響き』と絶賛され、その響きは今も国内はもちろん海外からも高い評価を受けています。ホールの壁面はすべて「木」で作られており、そのアコースティックな響きは開館60年を経た今でも人々に感動をあたえつづけています。

【会報】第60回記念上映会『風のある道』(2020年9月22日)発行
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【会報】第60回記念上映会『風のある道』(2020年9月22日)発行.pdf
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「神奈川県立音楽堂」マップ
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第60回記念上映会「風のある道」チラシ 表
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第60回記念上映会「風のある道」チラシ 裏
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第60回特別上映会「風のある道」チラシ
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2020年

8月

10日

特別上映会 「1999年の夏休み」

特別上映会 2020年8月10日(月・祝)

横浜市大倉山記念館ホール

作品『1999年の夏休み』

映画の舞台になった大倉山記念館で上映!!

閉ざされた近未来の学院に死んだ筈の少年が帰ってきた… 彼は幽霊なのか?それとも…

金子修介監督のトーク決定!!

1988年 / 日本映画 / 90分 / カラー / DVD上映 

出演宮島依里 大寳智子 中野みゆき 水原里絵(深津絵里) 
監督:金子修介
 脚本:岸田理生 撮影:高間賢治 音楽:中村由利子

【注意】当上映会はDVDでの上映となります。

[日時]2020年8月10日(月・祝)

 1回目上映  11時30分 ~ 13時00分(11時10分 開場) 
 1回目トーク 13時05分 ~ 13時25分

 トークゲスト金子修介監督(本作品の監督)

 -----(会 場 入 替)-----

 2回目上映  14時00分 ~ 15時30分(13時40分 開場) 
 回目トーク 15時35分 ~ 15時55分

 トークゲスト金子修介監督(本作品の監督)

 -----(会 場 入 替)-----

 3回目上映  16時30分 ~ 18時00分(16時10分 開場) 

 回目トーク 18時05分 ~ 18時25分

 トークゲスト金子修介監督(本作品の監督)

 

[会場]横浜市大倉山記念館ホール
    (ご注意:いつもと会場が異なります)
    〒222-0037横浜市港北区大倉山2-10-1
    (東急東横線「大倉山駅」より徒歩7分 )
[入場料]前売券完売!!! 
    当日券、立見席はございません。
     前売1,800円/当日1,999円

[チケットぴあ](Pコード:551-126) 前売券完売!!!

[後援横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『1999年の夏休み』
(C)1988 日活/アニプレックス

【解説】本作は、少年同志の愛を幻想的に描いた異色の青春ファンタジー作品である。四人の少年役を当時十代の少女が演じ、魔訶不思議な舞台装置や美術、透明感漂う音楽も相まって、独特の世界を紡ぎだしている。監督は、後に平成ガメラシリーズや「デスノート」シリーズを手掛ける金子修介。主演は現在声優としても活躍中の宮島依里、また女優・深津絵里(当時“水原里絵”名義)が本作でスクリーンデビューを飾っている。

『1999年の夏休み』
(C)1988 日活/アニプレックス

【物語】

山と森に囲まれ、世間から隔絶された全寮制の学院(大倉山記念館)に、少女のように美しい少年たちが共同生活をしている。初夏のある夜、その中の一人、悠が崖から湖に身投げして死んだ…。夏休みになって、帰る所がなく寮に残ったのは三人。自分を愛していた悠の自殺に自責の念にかられている和彦。和彦に対して深い思いやりで接しているリーダー格の直人。そして和彦の悠に対する想いに強い嫉妬を抱いている下級生の則夫。ある日、悠と瓜二つの転入生・薫が三人の前に現れた。薫の中に悠の面影を見て混乱し動揺する三人。そして彼らの関係性は奇妙な方向にねじ曲がっていく…。 

 

【大倉山記念館】

実業家で後に東洋大学学長を務めた大倉邦彦(1882~1971年)により昭和7年(1932年)「大倉精神文化研究所」の本館として創建されました。昭和56年(1981年)横浜市が寄贈を受け、大改修のうえ建物の保存を図るとともに、昭和59年(1984年)横浜市大倉山記念館として生まれ変わり、平成3年(1991年)には横浜市指定有形文化財に指定されました。

 

【会報】特別上映会『1999年の夏休み』(2020年8月10日)発行
ダウンロードしてご覧ください。
【会報】特別上映会『1999年の夏休み』(2020年8月10日)発行.pdf
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上映会アンケート用紙「1999年の夏休み」

入後は、yokohama_kinemaclub@yahoo.co.jp へお送りください

 

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特別上映会「1999年の夏休み」チラシ 表

特別上映会「1999年の夏休み」チラシ 表
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特別上映会「1999年の夏休み」チラシ 裏

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特別上映会『1999年の夏休み』チラシ
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2020年

6月

28日

第59回上映会 「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」

第59回上映会 2020年6月28日(日)

横浜市社会福祉センターホール

作品『約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯』

 

(当上映会は中止となりました)

 

樹木希林さん追悼上映

2018年9月15日に他界された樹木希林さんを偲んで。

希林さんのご実家がある横浜市中区花咲町での上映会です。 

独房の半世紀 ──。 あなたは、その時間を想像することができますか?

約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯
©東海テレビ放送

プロデューサー阿武野勝彦さんの講演あり!!

2012年 / 日本映画 / 120分 / カラー / ブルーレイ上映 

出演仲代達矢 樹木希林 山本太郎 寺島しのぶ(ナレーション) 
監督・脚本:齊藤潤一
 プロデューサー阿武野勝彦 

製作広中幹男 喜多功 音楽本多俊之 

音楽プロデューサー岡田こずえ 撮影坂井洋紀 照明角川雅彦 録音遠藤淳 

美術高宮祐一 記録須田麻記子 題字山本史凰 音響効果久保田吉根 編集奥田繁 

[日時]2020年6月28日(日)

 上映(1回目) 11時00分 ~ 13時00分(10時30分 開場) 
 講演(1回目) 13時05分 ~ 13時30分

 講師プロデューサー 阿武野勝彦さん

 -----(会 場 入 替)-----

 講演(2回目) 14時00分 ~ 14時25分(13時30分 開場)

 上映前の講演となります。

   講師プロデューサー 阿武野勝彦さん

   上映(2回目) 14時30分 ~ 16時30分  

[会場]横浜市社会福祉センターホール (横浜市健康福祉総合センター4階)
    (ご注意:いつもと会場が異なります)

    (JR京浜東北・根岸線 市営地下鉄「桜木町」駅徒歩約1分 )
[後援横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『神宮希林 わたしの神様』
©東海テレビ放送

【解説】獄中から無実を訴え続けている死刑囚がいます。奥西勝、86歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡しました。「名張毒ぶどう酒事件」です。奥西は一度は犯行を自白しますが、逮捕後、一貫して「警察に自白を強要された」と主張、1審は無罪。しかし、2審で死刑判決。昭和47年、最高裁で死刑が確定しました。戦後唯一、無罪からの逆転死刑判決です。事件から51年――際限なく繰り返される再審請求と棄却。その間、奥西は2桁を越える囚人が処刑台に行くのを見送りました。いつ自分に訪れるか分からない処刑に怯えながら。あなたは、その恐怖を、その孤独を、その人生を、想像することができますか?

『神宮希林 わたしの神様』
©東海テレビ放送

【物語】独房から無実を訴え続けている死刑囚がいる。奥西勝、86歳。昭和36年、三重県名張市の小さな村の懇親会で、ぶどう酒を飲んだ女性5人が死亡した。逮捕された奥西は「警察に自白を強制された」と訴え、無実を主張。1審は無罪だったものの、2審は逆転死刑判決。そして昭和47年、最高裁で死刑が確定した。奥西は、死刑執行の恐怖と闘いながら、いまも再審を求め続けている。奥西の無実を信じているのが、母、タツノ。事件で村を追われ、見知らぬ町で独り暮らしを始めた。内職をして電車賃を稼ぎ、月に1度、名古屋拘置所にいる息子に会いに行く。タツノは奥西に969通の手紙を送った。「お金のあるあいだ、湯たんぽを貸してもらい、牛乳も飲みなさい」「やっていないのは、おっかあが一番知っている」「長い間の苦労は毎日、涙いっぱいですよ」再審を待ち続ける母。奥西はタツノと約束をする。“無実を晴らして、必ず帰る” しかし、その約束は果たされることなく、母は昭和63年、84歳で亡くなった。

 

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第59回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第59回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ 裏
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第59回上映会「約束 名張毒ぶどう酒事件 死刑囚の生涯」チラシ
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2020年

3月

07日

第58回上映会 「十階のモスキート」

第58回上映会 2020年3月7日(土)

横浜市南公会堂(南区総合庁舎内3階)

作品『十階のモスキート』

十階のモスキート

(当上映会は中止となりました)

 

内田裕也さん一周忌追悼上映

2019年3月17日に他界された内田裕也さんを偲んで一周忌追悼上映を企画しました

 

崔洋一監督の講演決定!!!

1983年 / 日本映画 / カラー / 108分 /  ブレーレイ上映 

[キャスト]内田裕也 吉行和子 中村れい子 風祭ゆき 宮下順子 アン・ルイス 小泉今日子 ビートたけし 横山やすし 趙方豪 下元史朗 清水宏 阿藤海 小林稔侍 鶴田忍 梅津栄 安岡力也 仲野茂 佐藤慶

[スタッフ]監督:崔洋一 脚本:内田裕也 崔洋一 音楽:大野克夫 撮影:森勝

[日時]2020年3月7日(土)

  上映(1回のみ上映)13時00分 ~ (12時30分 開場)

  崔 洋一監督講演    15時00分 ~ 16時00分

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階) (ご注意:前回と会場が異なります)

    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[ゆうちょ振込による前売り購入]
   3月5日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。

   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 [チケットぴあ](Pコード:550-594)
   チケットぴあ
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は3月6日(金)迄となります。

 Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第58回上映会「十階のモスキート」 
   イベントコード:1372774

 [プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『月はどっちに出ている』などで知られる崔洋一監督のデビュー作。
『十階のモスキート』
©1983「十階のモスキート」製作委員会
【解説】 

離婚した現職警官が、 慰謝料や子どもの養育費のためにサラ金から金を借りるようになるが、 やがてそれらの返済で首が回らなくなり、 ついには郵便局強盗に身をやつしてしまう。内田裕也が『水のないプール』に続き企画・主演・脚本を担当し、 転落していく男の狂気を見事に演じている。 小泉今日子が、当時はやりの竹の子族の踊りに興ずる、主人公の不良娘役で映画初出演。

『十階のモスキート』
©1983「十階のモスキート」製作委員会

【物語】 

男は万年係長のサエない警察官である。妻のTOSHIEはそんな男に愛想をつかし、娘RIEを引き取って離婚した。娘は原宿のロックンロール族に狂い、時々男に金をせびりにくるが、男は娘に対しては甘かった。1LDKの団地の十階に住み、慰謝料や毎月の養育費も満足に払えず安酒をくらうだけの毎日の中で、彼の気晴らしといえば飲み屋で知り会ったKEIKOとのセックスと上級試験のために購入したパソコンの練習であった。

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第58回上映会「十階のモスキート」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第58回上映会「十階のモスキート」チラシ 裏
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第58回上映会「十階のモスキート」チラシ
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2019年

11月

04日

第57回上映会 「日曜日の子供たち」

第57回上映会 2019年11月4日(月・祝)

横浜市鶴見公会堂

作品『日曜日の子供たち』

『日曜日の子供たち』
©yasuhiro hotta

1980年 / 日本映画 / モノクロ / 103分 /  ブルーレイ上映 

監督・撮影・編集:堀田泰寛

制作:四宮鉄男、三木實、堀田泰寛

音楽構成・ピアノ演奏:宮沢明子

 

映画の舞台・鶴見で40年ぶりに上映!!!

講 演:13:20~14:20

テーマ:レンズを通し見詰めた子供たち
登壇者:堀田泰寛監督(本作品監督) 

[日時]2019年11月4日(月・祝)

  上映 1回目  11:30 ~   (11:00開場)

  監 督 講 演    13:20 ~ 14:20

  上映 2回目  14:40 ~   (14:10開場)     

[会場]横浜市鶴見公会堂 (西友6階) (ご注意:前回と会場が異なります)
  (JR京浜東北線「鶴見駅」西口下車徒歩1分/京浜急行線「京浜鶴見駅」下車徒歩5分)
 [入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[チケットぴあ](Pコード:550-056)
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は11月3日(日)迄となります。

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第57回上映会「日曜日の子供たち」 
   イベントコード:729791

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714 
[助成横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2019
    http://y-artsite.org/index.html
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

47年前の日曜日、鶴見区末広町に集う子供たちを記録したドキュメンタリー映画。
『日曜日の子供たち』
©yasuhiro hotta

【作品紹介】

舞台は1970年代の横浜市鶴見区の東京湾に面した空地(現在の『鶴見川河口末広水際線プロムナード』付近)。周囲には工場が立ち並び、時に光化学スモッグが生じ、岸辺に汚れた海水が押し寄せる。そんなことはお構いなく、日曜日になると遊びに来る子供たち。走り、取っ組み合い、海に石を投げ、海を見つめる・・・。そんな子供たちの背後にある何かの予感。映画キャメラマン・堀田泰寛が通い続け、撮り溜めた記録は、8年をかけ、鈍く輝く抒情詩のような映画に結実した。

『日曜日の子供たち』
©yasuhiro hotta

【解説】

この作品は、問題を告発することも、子供の成長を描くこともしない。名も知らぬ多くの子供たちが無心に遊び、ふと佇む姿から「子供」という存在のありようが生き生きと浮かび上がる。それは、観る者に自分の子供時代も含めて様々に思いを巡らす、稀有な映画体験をもたらす。子供が子供らしくいられる環境を守れているのか?堀田泰寛の眼差しは今も私たちに問いかけている。

 

この映画の音楽を担当したピアニストの宮沢明子さんが、本年4月23日に亡くなられました。素晴らしい演奏で、映画の子供たちに命を吹き込んでくれたことに感謝し、謹んで哀悼の意を表します。(堀田泰寛)

 

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第57回上映会「日曜日の子供たち」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第57回上映会「日曜日の子供たち」チラシ 裏
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第57回上映会「日曜日の子供たち」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第57回会報_2019年11月4日発行
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2019年

10月

22日

第56回上映会 「寿ドヤ街 生きる2」

第56回上映会 2019年10月22日(火・祝)

かながわ労働プラザ

作品『寿ドヤ街 生きる2』

『寿ドヤ街 生きる2』
©有限会社シネアルファー

1984年 / 日本映画 / モノクロ / 98分 /  DVD上映 

監督/編集:渡辺孝明、撮影:高橋英明、音楽:関口孝 

この映画の舞台となった
寿町で上映会を開催
!!!

講 演:13:10~14:10

テーマ:浮浪者殺傷事件の衝撃と今後の寿地区
登壇者:渡辺孝明監督(本作品監督) 

[日時]2019年10月22日(火・祝)

  上映 1回目  11:30 ~   (11:00開場)

  監 督 講 演    13:10 ~ 14:10

  上映 2回目  14:30 ~   (14:00開場)

     

[会場]かながわ労働プラザ (3階多目的ホール) (ご注意いつもと会場が異なります)
    (根岸線 石川町駅北口から徒歩約3分 根岸線関内駅南口から徒歩13分
     地下鉄 伊勢佐木長者町駅から徒歩14分)
 [入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
 [ゆうちょ振込による前売り購入]
   10
月17日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座 
    記号 10200 番号 22932931 加入者名:ヨコハマキネマクラブ
[チケットぴあ](Pコード:559-913)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は10月21日(月)迄となります。

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第56回上映会「寿ドヤ街 生きる2」 
   イベントコード:726652

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714 
[助成横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2019
    http://y-artsite.org/index.html
[後援横浜市教育委員会
[協力
横浜社会福祉研究会/横浜市従業員労働組合
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『どっこい!人間節 寿・自由労働者の街』から6年・・・
『寿ドヤ街 生きる』から3年・・・
35年前の寿町を記録した
幻のドキュメンタリー映画 第2弾!!!
『寿ドヤ街 生きる2』
©有限会社シネアルファー

【解説】

1日の生活を1日契約の労働に賭ける人々。しかし、高度成長は年々減少の一途をたどる。少しでも収入の安定を求め、長期出張(飯場仕事)へ旅立っていく労働者も多い。そんな横浜・寿町の人々の姿を追った「寿ドヤ街 生きる」の続編。1983年の「浮浪者」殺傷事件の衝撃に揺れる寿町の人々が、事件のことを、もう一度見直そうと、自ら事件を再現した芝居で、この映画は始まり、“生きる”というテーマを追いながら、寿町の人々の人生を記録していく。

『寿ドヤ街 生きる2』
©有限会社シネアルファー
第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第56回上映会「寿ドヤ街 生きる2」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第56回上映会「寿ドヤ街 生きる2」チラシ 裏
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第56回上映会「寿ドヤ街 生きる2」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第56回会報_2019年10月22日発行
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2019年

9月

07日

第55回上映会 「寿ドヤ街 生きる」

第55回上映会 2019年9月7日(土)

かながわ労働プラザ

作品『寿ドヤ街 生きる』

寿ドヤ街 生きる
©有限会社シネアルファー

1981年 / 日本映画 / モノクロ / 92分 /  DVD上映 

監督/編集:渡辺孝明、録音:和田康 

この映画の舞台となった
寿町で上映会を開催
!!!

講 演:13:10~14:10

テーマ:寿地区について思うこと
登壇者:渡辺孝明監督(本作品監督) 

[日時]2019年9月7日(土)

  上映 1回目  11:30 ~   (11:00開場)

  監 督 講 演    13:10 ~ 14:10

  上映 2回目  14:30 ~   (14:00開場)

     

[会場]かながわ労働プラザ (3階多目的ホール) (ご注意いつもと会場が異なります)
    (根岸線 石川町駅北口から徒歩約3分 根岸線関内駅南口から徒歩13分
     地下鉄 伊勢佐木長者町駅から徒歩14分)
入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
 [ゆうちょ振込による前売り購入]
   9
月5日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  
    記号 10200 番号 22932931 加入者名:ヨコハマキネマクラブ
[チケットぴあ](Pコード:559-912)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」でチケットの発券ができます。
   購入は9月6日(金)迄となります。

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第55回上映会「寿ドヤ街 生きる」 
   イベントコード:726645

[プレイガイド]

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714 
[助成横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2019
    http://y-artsite.org/index.html
[後援横浜市教育委員会
[協力
横浜社会福祉研究会/横浜市従業員労働組合    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『どっこい!人間節 寿・自由労働者の街』から6年・・・
38年前の寿町を記録した
幻のドキュメンタリー映画が奇跡の復活
!!!
『寿ドヤ街 生きる』
©有限会社シネアルファー

1981年。

横浜の日雇労働者の街

「寿町」では約4500人の単身男性。300人の女性。そして180人の子供たちが生活していた。

【解説】 

日雇い労務者たちは何の身分保障もなく、日々の雇用に明け暮れることに誇りさえ持っている。渡辺孝明、和田康の二人だけのスタッフはカメラと録音機を持ってこの街に入り込んだ。労務者たちの過酷な労働状況を捉えながら、彼等の過去が語られてゆく。労務者それぞれのインタビューからは小川プロで培った被写体との関係性を追求しようという方法論が活かされており映画は労務者たちの大宴会で結ばれる。『どっこい! 人間節 ・自由労働者の街』のその後を、彼等なりに労務者それぞれの独立した世界として捉えようとしている。

『寿ドヤ街 生きる』
©有限会社シネアルファー
第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第55回上映会「寿ドヤ街 生きる」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第55回上映会「寿ドヤ街 生きる」チラシ 裏
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第55回上映会「寿ドヤ街 生きる」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第55号会報_2019年9月7日発行
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2019年

6月

16日

第54回上映会 「神宮希林 わたしの神様」

第54回上映会 2019年6月16日(日)

横浜市社会福祉センターホール

作品『神宮希林 わたしの神様』

樹木希林さん追悼上映

2018年9月15日に他界された樹木希林さんを偲んで追悼上映を企画しました。

希林さんの実家がある横浜市中区野毛で上映会を開催します。 

樹木希林 はじめてのお伊勢参り どうぞごいっしょに、式年遷宮をめぐる旅へ

神宮希林 わたしの神様
©東海テレビ放送

プロデューサー 阿武野勝彦さんの講演あり!!

2014年 / 日本映画 / 96分 / ドキュメンタリー / ブルーレイ上映 

プロデューサー:阿武野 勝彦 / 音楽: 村井 秀清 / 音楽プロデューサー:岡田 こずえ /

撮影:中根 芳樹 谷口 たつみ / 音声:福田 健太郎 / TK:須田 麻記子 / 効果:久保田 吉根 / 取材:佐藤 岳史 / 編集:奥田 繁 制作協力:ホーボーズ 松永 英隆 船戸 秀生 小林 敬 /

協力:神宮司庁、神社本庁 / 配給協力:東風 / 監督:伏原 健之

[日時]2019年6月16日(日)

  上映(1回目) 11時30分 ~  (11時00分 開場)

  講演        13時10分 ~ 14時10分
  講師
プロデューサー 阿武野勝彦さん

  上映(2回目) 14時30分 ~  (14時00分 開場)

      

[会場]横浜市社会福祉センターホール (横浜市健康福祉総合センター4階)
    (ご注意:いつもと会場が異なります)

    (JR京浜東北・根岸線 市営地下鉄「桜木町」駅徒歩約1分 )
 
[入場料]前売券完売!!! 当日券、立見席はございません。
     前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]前売券完売!!!受付を停止します。
   6
月13日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 [チケットぴあ](Pコード:559-449前売券完売!!!
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は6月15日(土)迄となります。

 Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます 前売券完売!!!

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第54回上映会『神宮希林 わたしの神様』
   イベントコード:621330

 [プレイガイド]前売券完売!!!

   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
[後援横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『神宮希林 わたしの神様』
©東海テレビ放送

【解説】

旅人は、樹木希林。

「自分の身を始末していく感覚で毎日を過ごしている」。

本作は、そう語る希林さんの人生はじめての「お伊勢参りドキュメント」です。

『神宮希林 わたしの神様』
©東海テレビ放送

2013年、伊勢神宮は二十年にいちどの式年遷宮の年。遷宮とはいうなれば、神様のお引越し。神宮や伊勢志摩地方だけでなく、日本中がかかわる大きな「お祭り」でもあります。参宮街道を行き、お白石持行事などの祭事に参加、伊勢神宮の神域をめぐり、広大な神宮林の山に登り、俳句をひねる。女たちが祈る志摩の石神さまも訪ねます。

 

希林さんには会いたいひとがいました。歌人の岡野弘彦さんです。戦争と震災と神宮……。89歳のいまも未来に何かをつたえようとしている岡野さんのお話に、希林さんは何を感じたのでしょう。

 

ところで、神様ってホントにいるんでしょうか? 

いるとしたら、どこに?

真新しい檜の香。淨闇につつまれた内宮の遷御。

夢とも現実ともつかぬまま深まってゆく、旅。

いのちについて、家族について。

それからやっぱり、愛について想いをはせる。そんなお伊勢参り。

 

あなたもどうか、ゆるりごいっしょください。

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第54回上映会「神宮希林 わたしの神様」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第54回上映会「神宮希林 わたしの神様」チラシ 裏
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第54回上映会「神宮希林 わたしの神様」チラシ
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横浜キネマ倶楽部 第54号会報 20190616発行
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2019年

3月

02日

第53回上映会 「喜劇 大風呂敷」

第53回上映会 2019年3月2日(土)

横浜市南公会堂 作品『喜劇 大風呂敷』

桂歌丸さん追悼上映 

2018年7月2日に他界された桂歌丸さんを偲んで追悼上映を企画しました。

孤獨の人
©日活

上映後に娯楽映画研究家 佐藤利明さん講演あり!!

 

豪華キャストが夢の競演!!!

1967年 / 日本映画 / カラー / 85分 /  ブルーレイ上映 

藤田まこと 桂歌丸 三遊亭円楽 柳亭小痴楽 芦川いづみ 木の実ナナ
加藤茶 荒井注 高木ブー 田中邦衛 左とん平 小松政夫 内田朝雄
森進一 花沢徳衛 ミヤコ蝶々 ロベルト・バルボン(元阪急ブレーブス)

監督:中平康 脚本:才賀明 音楽:山本直純 

[日時]2019年3月2日(土)

  上映(1回のみ上映) 13:30 ~  (13:00開場)

  講演           15:00 ~ 16:00

     

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階) (ご注意:いつもと会場が異なります)
    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   2
月28日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:559-201)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は3月1日(金)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第53回上映会『喜劇 大風呂敷』
   イベントコード:587236

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会
[協力横浜橋通商店街   
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『孤獨の人』
©日活
【解説】 

昭和37年からTV放送された大ヒット時代劇シリーズ『てなもんや三度笠』で、全国的な関西コメディアンとして人気を集めた藤田まことが、日活に初主演した作品。脇を固めるコメディアンとして、落語界から桂歌丸、三遊亭円楽、柳亭小痴楽、ザ・ドリフターズから加藤茶、荒井注、高木ブー。他に、左とん平、ロベルト・バルボン(元阪急ブレーブス)、ミヤコ蝶々といった陣容。藤田まことが惚れぬくマドンナに芦川いづみが扮している。

『孤獨の人』
©日活

【物語】 

ベトナム戦線の砲撃が止んで四十時間停戦を迎えたある日、フンドシを頭上にかかげた一人の男が米軍陣地へ駆けこんできた。いままで終戦を知らず、満州の奥地をさまよっていたという男の名は大野馬六(藤田まこと)。米軍に歓待されたあと、日本人工作隊員の丸太小屋へ案内されると、丁半博打の真最中。博打好きの馬六は早速手を出すと、これがツキにツキまくり、大工の吉三(花沢徳衛)をも打ち負かしてしまった。吉三は博打のカタに娘の友子(木の実ナナ)を馬六の嫁にくれてやると言い出すが、戦闘服に身を包み、鉄砲をかまえた勇ましい姿の友子を一目みた途端、馬六は逃げ出してしまった。停戦が終わり、再び戦闘が始まると、馬六はドサクサにまぎれて輸送船に乗りこみ、こっそり日本へ向った。淡路島で待っている恋人・秋代(芦川いづみ)のことをひたすら祈りながら。瀬戸内海 淡路島。馬六は上機嫌で故郷の土を踏んだが、やがてフイアンセだったはずの秋代が、この島一の醸造元 島野健一(三遊亭円楽)と結婚していると聞いてビックリ仰天。母(ミヤコ蝶々)が止めるのも聞かず、秋代のもとへ走り出していくが…。

【桂 歌丸】(かつら うたまる)
1936年、横浜市生まれ。1951年、五代目古今亭今輔に入門。のち四代目桂米丸門下に移り、1968年に真打昇進。『笑点』(日本テレビ系)には1966年のスタート時から出演。番組50周年を機に卒業し、終身名誉司会者となる。2005年に芸術選奨文部科学大臣賞、2007年に旭日小綬章、2016年に文部科学大臣表彰。落語芸術協会会長、横浜にぎわい座館長(二代目)などを務めた。2018年7月2日逝去。享年81歳。

 

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第53回上映会「喜劇 大風呂敷」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第53回上映会「喜劇 大風呂敷」チラシ 裏
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第53回上映会「喜劇 大風呂敷」チラシ
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横浜キネマ倶楽部 第53号 会報 20190302発行
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2018年

12月

24日

第52回上映会 「孤獨の人」

第52回上映会 2018年12月24日(月・祝)

横浜市南公会堂 作品『孤獨の人』

津川雅彦さん追悼上映 

果たして皇太子は孤獨の人だろうか!

全国を沸かせた問題小説を豪華キャストで描く異色巨編!!(公開当時のコピー)

「銀ブラ事件」を中心に皇太子の日常を描いた日本版『ローマの休日

孤獨の人
©日活

講演!!! 幻の日活映画『孤獨の人』をめぐる話

講師:高崎俊夫さん(映画評論家)

 

デジタル(DVD)化 初上映!!

1957年 / 日本映画 / モノクロ / 82分 /  DVD上映 

津川雅彦  黒沢光郎  小林旭  芦川いづみ  秋津礼二  青山恭二  安部徹 

月丘夢路  芦田伸介  大坂志郎  中川晴彦  澤村國太郎  坂東好太郎 

監督:西河克己  原作:藤島泰輔  脚本:中沢信  撮影:高村倉太郎 

[日時]2018年12月24日(月・祝)

  上映(1回のみ上映) 13:30 ~  (13:00開場)

  講演           15:00 ~ 16:00

     

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階) (ご注意:いつもと会場が異なります)
    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   12
月20日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:558-926)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は12月23日(日)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第52回上映会『孤獨の人』 
   イベントコード:439084

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

『孤獨の人』
©日活
【解説】 

“皇太子殿下(今上天皇)に青春を”と数々の話題を捲き起した藤島泰輔原作『孤獨の人』の映画化で中沢信が脚色、『しあわせはどこに』の西河克己が監督する文芸篇。撮影は『飢える魂』の高村倉太郎。皇太子殿下には全国の応募者から選ばれた黒沢光郎が扮し、8月4日に78歳で亡くなられた津川雅彦(映画公開時の年齢は17歳!)、小林旭、芦川いづみ、月丘夢路、芦田伸介などが顔を揃える。 

 

『孤獨の人』
©日活

【物語】 

皇太子(黒沢光郎)が籍を置く学習院高等科三年は特殊な学年だ。千谷吉彦(津川雅彦)は、殿下を勢力争いや虚栄の道具としか考えない殿下の学友たちを軽蔑し、反発していた。吉彦の親友・岩瀬徹(小林旭)は殿下の学友の中では毛色の変ったバンカラ派で、吉彦と同じように殿下をなんとか人間らしい皇太子に戻そうと考えていた。殿下が悲しい人物のように思えてならなかったのだ。吉彦と岩瀬は、こういう空気に反発するかのように自由に振舞った。叔父と別れた叔母にあたる朋子(月丘夢路)と交際していた吉彦は、その関係を両親に叱責されればされるほど、反抗した。岩瀬にも恋人(芦川いづみ)がいたが、彼は恋人については語らなかった。修学旅行が奈良に決まると、新聞はそれを報じ、通過駅では日の丸の波と万歳三唱が彼等を迎えた。殿下からの信任の厚い京極(青山恭二)や舟山(秋津礼二)たちが、殿下の傍で新聞社のフラッシュを浴びている姿も、吉彦と岩瀬には鼻持ちならない。京極らが殿下を囲んでトランプをしていたある夜、トランプの間から落ちた一枚の写真に殿下は眼をとめた。皇太子と鳥羽頼子が御一緒の写真だった。ある日、岩瀬と吉彦は乗馬で遠乗りを企て、殿下と鳥羽頼子とを会わせようと試みた。殿下からの招きと聞いた鳥羽頼子は、承諾した。吉彦は、徳大寺侍従に殿下の遠乗りを許可するよう迫るが…。 

本作に皇太子のご学友・舟山役で学習院大学在学中に出演した三谷礼二(芸名:秋津礼二)は、映画出演が理由で退学処分を受け、その後、日活に入社。『幕末太陽傳』『青春の冒険』などに出演し、日活退社後は海外での数多い劇場体験を経て、同46年、東京室内歌劇場でオペラ演出家としてデビュー。

49年の『お蝶夫人』は、独創的な演出が大反響を巻き起こし、「日本一の演出家」と絶賛された。 

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第52回上映会「孤獨の人」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第52回上映会「孤獨の人」チラシ 裏
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第52回上映会「孤獨の人」チラシ
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横浜キネマ倶楽部 第52回 会報
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2018年

9月

22日

第51回上映会 「どっこい!人間節 寿・自由労働者の街」

第51回上映会 2018年9月22日(土)

かながわ労働プラザ
作品
『どっこい!人間節 寿・自由労働者の街』

どっこい!人間節 寿・自由労働者の街
©アテネ・フランセ文化センター

1975年 / 日本映画 / モノクロ / 121分 /  DVD上映 

構成:小川紳介/編集:小川紳介、田處苗樹、湯本希生/撮影:奥村祐治(J・S・C) 

録音:久保田幸雄/製作:伏屋博雄、白石洋子、朝日節子、飯塚俊男、福田克彦、林鉄次


この映画の舞台となった
寿町で上映会を開催
!


シンポジウム:13:10~14:10 寿町の現在、過去そして未来を語ろう!
登壇者:加藤彰彦氏(沖縄大学名誉教授)
    高沢幸男氏(寿支援者交流会事務局長)
 (都合により予告なく変更となる場合があります。)

 

[日時]2018年9月22日(土)

  上映 1回目  11:00 ~    (10:30開場)

  シンポジウム   13:10 ~ 14:10

  上映 2回目  14:20 ~    (13:50開場)

     

[会場]かながわ労働プラザ (3階多目的ホール) (ご注意いつもと会場が異なります)
    (根岸線 石川町駅北口から徒歩約3分 根岸線関内駅南口から徒歩13分
     地下鉄 伊勢佐木長者町駅から徒歩14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   9
月20日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:558-755)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は9月21日(金)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第51回上映会「どっこい!人間節」 
   イベントコード:409949

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[助成横浜市地域文化サポート事業・ヨコハマアートサイト2018
    http://y-artsite.org/index.html
[後援横浜市教育委員会
[協力
横浜社会福祉研究会/横浜市従業員労働組合
    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

三里塚から横浜・寿町へ
ドキュメンタリー映画の巨匠 小川紳介が見た 43年前の寿町の姿
『どっこい!人間節 寿・自由労働者の街』
©アテネ・フランセ文化センター
なぜこの町に?
追い詰められてきたんだわ。でもな、みんな目いっぱいに生きたいんだわ

【解説】 

三里塚を離れ、他の土地での映画撮影を模索する小川プロが次に選んだ場所は、東京の山谷、大阪の釜ヶ崎と並ぶ日本三大寄せ場・ドヤ街の横浜・寿町だった。この地で小川プロの若いスタッフたち(平均年齢27歳)が1年間近く(1974年5月~1975年2月)泊まり込み、徹底して聞き撮りした入魂の一作。 

貧困、差別、偏見、孤独、病、絶望、怒り、悲しみ、そして「野垂れ死に」がごく当たり前に存在する"どん詰まりの行き詰まり"の中、労働者たちは語る、自分史を、そしてわずかな希望を… 

前科者、片足を失った者、筋ジストロフィー患者、酒を離せない者、仕事にあぶれた者、在日韓国人、マグロ(強盗)に遭った者、いつの間にか死んだ者、まもなく死ぬ者 

"どっこい" は "どっこい生きていた" の "どっこい" だ ! 
-スイス・ニヨン国際映画祭銀賞受賞- 

『どっこい!人間節 寿・自由労働者の街』
©アテネ・フランセ文化センター

この映画にはいくつかの“自分史"が語られるわけだけど、あそこにいる人には濃縮された人生がある、それをわれわれは知りたかった。それはその人しか持っていない“自分史"だ。

他の誰にも受け渡すことができないもんじゃないか、その中にこそ最大のドラマがある、それをかなり意図的に撮ったわけだ。(公開当時の小川紳介の言葉) 

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第51回上映会「どっこい!人間節 寿・自由労働者の街」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第51回上映会「どっこい!人間節 寿・自由労働者の街」チラシ 裏
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第51回上映会「どっこい!人間節 寿・自由労働者の街」チラシ
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映画『どっこい! 人間節 寿・自由労働者の街』チラシ (最終版).pdf
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第51回会報
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2018年

9月

01日

9月1日、寿フィールドワーク

9月1日、寿フィールドワークを実施します!
 ●日時:9月1日(土) 14:30-17時ごろ
 ●場所:JR石川町北改札口付近に集合
     →木楽な家→寿地区の見学
 ●参加料:無料
 ●参加希望者申込み方法 
  ①名前
  ②電話番号
  ③メールアドレス
  ④職業
  ⑤参加理由
  ⑥寿地区へきたことがあるかどうか
  を明記の上、神谷までお申し込みください。
  8月28日(火)までの申し込みで、参加の可否を8月30日までにお知らせします。

2018年

6月

09日

第50回記念上映会 「ふるさと」

第50回記念上映会 2018年6月9日(土)

横浜市南公会堂 作品『ふるさと』
ふるさと
©こぶしプロダクション

講演決定!!!

登壇者:神山征二郎監督 (都合により予告なく変更となる場合があります。)

 

1983年 / 日本映画 / カラー / 106分 /  DVD上映 

[キャスト] 加藤嘉、長門裕之、樫山文枝、浅井晋、前田吟、樹木希林、花澤徳衛、

      鈴木ヒロミツ、樋浦勉、岡田奈々、篠田三郎、市原悦子(ナレーター)

[スタッフ] 監督・脚本:神山征二郎

      原作:平方浩介『じいと山のコボたち』

      音楽:針生正男

      製作:大澤豊、後藤俊夫

[日時]2018年6月9日(土)

  上映 1回目  11:00 ~    (10:30開場)

  神山監督講演   12:50 ~ 13:50

  上映 2回目  14:10 ~    (13:40開場)

     

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内3階) (ご注意:いつもと会場が異なります)
    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   6
月7日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:558-335)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は6月8日(金)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第50回記念上映会「ふるさと」 
   イベントコード:361792

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会
    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

ぼくの村がなくなる
自然は限りなく美しく 哀しみは限りなく深かった
第13回モスクワ国際映画祭 最優秀男優賞(加藤嘉)受賞作品
『ふるさと』
©こぶしプロダクション
【解説】 

一つの村が消える・・・一つの命が消えていく・・・ダム建設の為に水中に没していく小さな村。その村で最後の夏を過ごした少年の記憶。大きな自然を本当に身近に感じられる素晴らしい映像と、その中で対話する少年と老人の素朴な人間関係が、失われていくものへのせつない思いを呼び覚ます。製作期間、実に三年。失われゆく故郷の四季を永遠の映像に刻み付けた日本映画史に輝く不朽の名作。黒澤明も激賞した加藤嘉の演技は国際的にも評価され、第13回モスクワ国際映画祭最優秀男優賞をはじめ、国内外で多くの賞を受賞。 

『ふるさと』
©こぶしプロダクション

【物語】 

岐阜県徳山村−まもなくダムの底に沈む村。その村に住む村山伝三は妻を亡くしてから急に認知症が進み始めた。離村を間近に控え心せわしい息子の伝六とその妻の花は伝三の病に付き合っている暇はない。しかし、孤独をつのらせる伝三の認知症は日毎エスカレートするばかりだった。そんな中、隣に住む千太郎が伝三にあまご釣りの伝授を頼む。千太郎との触れ合いで伝三の病状も回復に向かうのだが・・・・  

【祖国】 ─────────────  神山征二郎 

四十年前、祖国の名のもとに散っていった数百万の若い兵士がいて、その死に泣いた母たちがいた。“祖国”という言葉のもつイメージは今もその苦く悲しい響きがつきまとう。少なくともあの戦争をくぐりぬけてきた者ならば誰の胸の中にも消えることなく不滅のネガチィブとして焼きついている。だが、私はこの“祖国”という言葉が好きである。この言葉がもつ甘美で香しいひびきは、それを耳にし、目にした時、一時に私を無限に近い大きさで、文字どおり限りのないやさしさの中に包んでくれるのである。わが祖国は日本であり、岐阜であり、西郷村であり、その字八王子であり、その一隅の神山家であり、母である。祖国は故郷、ふるさとである。この作品を企画するに当って、その当初題名をめぐって、関係各位の間で異論が立った。立ったというより百出したと言った方が正確かも知れない。映画の製作は巨額の予算を投じるもの故に、心配し、また監督といえ 

ども営業的な観点を無視することは出来ない。だが、この作品に関しては私は頑迷なまでに“ふるさと”にこだわった。理由というよりも、“ふるさと”でなければこの映画は存在し得ないと考えていた。映画『ふるさと』は祖国のための、私自身のための大切な仕事であった。(公開当時のパンフレットより抜粋) 

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第50回記念上映会「ふるさと」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第50回記念上映会「ふるさと」チラシ 裏
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第50回記念上映会「ふるさと」チラシ
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2018年

3月

03日

第49回上映会 「東京ウィンドオーケストラ」

第49回上映会 2018年3月3日(土)

横浜市南公会堂 作品『東京ウィンドオーケストラ』
東京ウィンドオーケストラ
©松竹ブロードキャスティング

舞台挨拶決定!!!

登壇者:中西美帆さん (都合により予告なく変更となる場合があります。)

 

2016年 / 日本映画 / カラー / 75分 / ブルーレイ上映 

中西美帆(第1回主演作品) 小市慢太郎

松木大輔 星野恵亮 遠藤隆太 及川莉乃 水野小論 嘉瀬興一郎

川瀬絵梨 近藤フク 松本行央 青柳信孝 武田祐一 稲葉年哉

監督・脚本:坂下雄一郎(劇場用映画デビュー作品)

 

[日時]2018年3月3日(土)

  上映 1回目  11:00 ~    (10:30開場)

  ロビー交流会   12:30 ~ 13:00

  上映 2回目  13:10 ~    (12:40開場)

  上映 3回目  14:50 ~    (14:20開場)

     

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内) (ご注意:いつもと会場が異なります)
    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   3
月1日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:557-999)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は3月2日(金)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第49回上映会「東京ウィンドオーケストラ」 
   イベントコード:338128

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会
    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

舞台は世界遺産・屋久島。
有名オーケストラと間違われて島にやってきたアマチュア楽団と、彼らを“本物”として押し通そうとする島の女性職員が巻き起こす、笑いと感動のハート・ウォーミング・コメディ!
『東京ウィンドオーケストラ』
©松竹ブロードキャスティング
“作家主義”ד俳優発掘”を掲げて立ち上がった、松竹ブロードキャスティングオリジナル映画プロジェクト。


第1弾『滝を見にいく』(沖田修一監督)、第2弾『恋人たち』(橋口亮輔監督)に続く待望の第3弾が、本作『東京ウィンドオーケストラ』。監督は東京藝術大学大学院在学中に手がけた『神奈川芸術大学映像学科研究室』が内外で高く評価された新鋭・坂下雄一郎。監督自身によるオリジナル脚本を元に、3週間にわたるオール屋久島ロケを敢行して撮影された。出演は、いま最注目の若手女優・中西美帆(『喰女-クイメ-』『惑う After the Rain』)。個性豊かなアマチュア楽団員たちは、ワークショップで選抜されたキャリアも年齢もバラバラな新人俳優たちが熱演。さらに実力派・小市慢太郎(『るろうに剣心』『秘密 THE TOP SECRET』)が脇を固め、作品に厚みを与えている。世界遺産・屋久島を舞台に、思わず笑いがこぼれ、最後はじんわり胸にせまるハート・ウォーミングなコメディドラマが誕生した!

『東京ウィンドオーケストラ』
©松竹ブロードキャスティング

 

Story
屋久島で日本有数の吹奏楽団を招いたコンサートが開催されることになった。担当の役場職員・樋口が港に迎えに行くと、そこにいたのは観光気分の10人の楽団員たち。だが島をあげての大歓迎を不審に思った彼らは、自分たちが有名オーケストラと間違われていることに感づき、島から逃亡しようとする。同じ頃、彼らが偽物だと気づいた樋口は自分のミスを隠すため、彼らを“本物”としてだまし通すことを決意する―。刻一刻と迫る開演時間。果たして樋口と素人同然のアマチュア楽団員たちは、このピンチを乗り切ることができるのか!?

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第49回上映会「東京ウィンドオーケストラ」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第49回上映会「東京ウィンドオーケストラ」チラシ 裏
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第49回上映会「東京ウィンドオーケストラ」チラシ
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2017年

11月

03日

第48回上映会 「祖谷物語-おくのひと-」

第48回上映会 2017年11月3日(金・祝)

横浜市西公会堂 作品『祖谷物語 -おくのひと-』
「祖谷物語-おくのひと-」
© 2012 ニコニコフィルム

2013年 / 日本 / カラー / 169分 / ブルーレイ上映

 

蔦哲一朗監督来場決定!!!

監督舞台挨拶 & トークあり

 

監督:蔦 哲一朗 監督

出演:武田梨奈 田中泯 大西信満 森岡龍 河瀬直美

[日時]2017年11月3日(金・祝)

  上映        12:30 ~ 15:20 (12:00開場)

  蔦 哲一朗監督トーク  15:30 ~ 16:00

 

[会場]横浜市西公会堂 
    (JR線「横浜」徒歩10分 相鉄線「平沼橋」徒歩8分

    バス「岡野町」徒歩5分)

 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   11
月1日(水)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:557-487)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は11月2日(木)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第48回上映会『祖谷物語-おくのひと-』 

   イベントコード:302064

  

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会
    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】


日本最後の桃源郷「祖谷(いや)」
夏、秋、冬、春と移りゆく壮大な山々を背景に
35ミリフィルムで綴られる人と、獣と、神々(自然)の夢幻的映像詩。
「祖谷物語-おくのひと-」
© 2012 ニコニコフィルム

それでも少女は、
山で生きたいと思った。

ある夏の日、川を遡るようにボンネットバスに乗って東京から青年・工藤がやってくる。自然豊かなこの田舎村で、工藤は自給自足生活を始めようとしていた。ところが、一見平和な村では、地元の土建業者と自然保護団体との対立や、鹿や猪といった害獣から畑を守ろうとする人々と獣の戦いなど、様々な問題が起こっていた……。

 

そんな中、工藤は人里離れた山奥でひっそりと暮らすお爺と春菜に出会う。電気もガスもなく、物もほとんどない質素なこの家の生活は、時間が止まったかのようにゆっくりしている。お爺は毎朝、山の神様が祀ってある社まで山を登ってゆき、 お神酒を奉納する。春菜は一時間かけて山を下って学校に通い、放課後はお爺の畑仕事を手伝う。効率とは無縁の2人の生活は、工藤の心をゆっくりと浄化していく。

 

しかし、季節が巡るにつれ、おとぎ話のようなお爺と春菜の生活にも変化が起きる。進学に悩む春菜と体調が悪化していくお爺。ずっと続くと思っていたお爺との生活がズレ始めたことに不安を抱く春菜だが、お爺は春菜の心配を余所にいつものように山に出掛けていく。田舎での生活に期待を寄せていた工藤も、 厳しい自然との共存に限界を感じ、自分は所詮文明社会の下でしか生きられないということに絶望を隠せないでいた…。

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第48回上映会「祖谷物語-おくのひと-」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第48回上映会「祖谷物語-おくのひと-」チラシ 裏
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第48回上映会「祖谷物語-おくのひと-」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第48回会報_2017年11月3日発行
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2017年

9月

08日

全国コミュニティシネマ会議2017 今年は9/8(金)、9(土)に横浜で開催!

コミュニティシネマセンターは、全国各地で映画上映を行っている人たちの情報交換と研究報告、そしてディスカッション、交流の場として、1996年から毎年開催しています。

全国の映画館や、映画祭、シネマテークや公共ホール、シネクラブ、自主上映団体、配給会社、映画や文化政策を学ぶ学生等々、コミュニティシネマの活動に関心のある人たちが集まります。

海外のコミュニティシネマ関係者をゲストとして招くこともあります。

上映活動を行う人たちが、ネットワークを広げるための大切な場となっています。

興味のある方なら誰でも参加できます。

 

今年の全国コミュニティシネマ会議は、9月8日(金)、9日(土)の2日間にわたり、横浜で開催されます!

会場は、港・横浜のシンボルともいえる横浜市開港記念会館(国指定重要文化財)、8月から開催される「ヨコハマトリエンナーレ2017」の展示会場ともなります。

 

詳細は、以下をご覧下さい。

全国コミュニティシネマ会議2017イン横浜

2017年

9月

03日

第47回上映会 「お盆の弟」

第47回上映会 2017年9月3日(日)

横浜市南公会堂 作品『お盆の弟』
「お盆の弟」
(C)2015 映画「お盆の弟」製作委員会

2015年 / 日本 / モノクロ / 107分 / ブルーレイ上映

 

大崎章監督、脚本家 足立紳さんの来場決定!!!

 

各上映回に舞台挨拶あり

 

(緊急告知)

『お盆の弟』【第47回横浜キネマ倶楽部上映会】に

スペシャルゲスト登場!

なんと11時の回終了後、トランペットプレイヤーの

 

下神竜哉さんのミニライブがあります。

 

監督:大崎章監督

後援:横浜市教育委員会

配給:アルゴ・ピクチャーズ

[日時]2017年9月3日(日)

  上映 1回目 11:00 ~    (10:30開場)

  ロビー交流会  13:00 ~ 13:30

    ゲスト:大崎章監督、脚本家 足立紳さん

  上映 2回目 14:00 ~    (13:30開場)

   ★各上映回に大崎監督の舞台挨拶あり。  

[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内) (ご注意:いつもと会場が異なります)
    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   8
月31日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:556-975)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は9月2日(土)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第47回上映会「お盆の弟」 
   イベントコード:276988

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援横浜市教育委員会
    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】


大崎章監督「キャッチボール屋」×足立紳「百円の恋」
渋川清彦をはじめ、群馬出身のキャスト・スタッフが贈る、愛すべき男たちの物語。
「お盆の弟」
(C)2015 映画「お盆の弟」製作委員会

古き良き日本映画のたたずまいを彷彿とさせる名作が誕生。売れない映画監督タカシ。
四十路前の崖っぷち男に、幸せは訪れるのか…?

 

渡辺タカシ(渋川清彦)は売れない映画監督。現在は妻子と別居中。ガンで入院していた兄マサル(光石研)の看病という口実のもと実家に舞い戻っていた。日課は地元の神社にお参りすることと、主婦のように買い物をし、兄のために夕飯を作ること。そして、これまた売れないシナリオライターで地元の悪友・藤村(岡田浩暉)の焼きまんじゅう屋で起死回生のシナリオ作りをする毎日。新作映画の企画が成立すれば、妻(渡辺真起子)とヨリが戻せると信じているのだ。だが藤村にはどうにも本気感が見られない。どうやら新しく出来た彼女に夢中らしい。

ある日、藤村がタカシに女の人を紹介したいと言ってくる。紹介された涼子(河井青葉)は、なかなかの美人で性格も良さそうだ。涼子のような女性と兄が付き合ってくれたらどんなに安心かと考えたタカシは、頻繁に会うようになる。ところが涼子はタカシに対し本気になっている様子…。

そんなとき、別居中の妻から離婚したいとの申し出を受ける。焦ったタカシは何とか妻の気持ちをつなぎとめようと映画の企画に必死になるがうまくいかず、それどころか涼子の前で酔っ払ってついポロっと独身ではないことを言ってしまう。

タカシに幸せは訪れるのか…?

「お盆の弟」
(C)2015 映画「お盆の弟」製作委員会

長年名助監督として日本の映画を支え、今をときめく俳優たちがこぞって出演を熱望する大崎章監督が、2005年『キャッチボール屋』以来十年ぶりとなる新作映画を撮り上げた。脚本は『百円の恋』で第一回松田優作賞を受賞し、大ブレイクを果たした盟友・足立紳。

大崎監督の分身ともいえる主演のタカシ役に『ポルノスター』でデビュー後『Play Back 』『そして泥船はゆく』等数々の映像作品に出演、近年は若手監督に愛され出演オファーが絶えない個性派俳優・渋川清彦。その兄役に『あぜ道のダンディ』『共喰い』等、日本映画に欠かせない名俳優・光石研、他に渡辺真起子、田中要次、河井青葉、親友役に前橋出身の岡田浩暉など実力派が揃った。また、大崎と渋川の故郷でもある群馬でオールロケを行ない、地元の方々のバックアップのもと記念碑的な作品が完成した。

不惑の年を前にして未だに迷い日々もがき、女たちに振り回されながら、映画監督として再起をはかる男の姿を優しく描き出す。全編モノクロームの映像で贈る、愛すべきオトナたちの再生物語。

「お盆の弟」
(C)2015 映画「お盆の弟」製作委員会

出演: 渋川清彦 光石研 岡田浩暉

河井青葉 渡辺真起子 田中要次

後藤ユウミ 柳田衣里佳 梶原阿貴

川島夕空 三浦景虎 稲川実代子

伊藤毅

脚本: 足立紳

監督: 大崎章

第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第47回上映会「お盆の弟」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第47回上映会「お盆の弟」チラシ 裏
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第47回上映会「お盆の弟」チラシ
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映画『お盆の弟』チラシ(表)(裏)_20170609.pdf
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横浜キネマ倶楽部第47回会報_2017年9月3日発行
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20170903_第47回会報.pdf
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2017年

6月

17日

第46回上映会 「父を探して」

第46回上映会 2017年6月17日(土)

横浜市南公会堂 作品『父を探して』
「父を探して」

2013年 / ブラジル / カラー / 80分 / ブルーレイ上映

原題:O Menino e o Mundo

英語題:The Boy and the World (米国公開題は「Boy and the World」)

監督:アレ・アブレウ 音楽:ナナ・ヴァスコンセロスほか

後援:駐日ブラジル大使館 助成:シネマ・ド・ブラジル

配給:ニューディアー 配給協力・宣伝:プレイタイム

[日時]2017年6月17日(土)

  『父を探して』上映 1回目 11:00 ~    (10:30開場)

  特別上映※        12:25 ~

  講演 山村浩二氏     13:00 ~ 14:00  (12:30開場)

    東京藝術大学大学院映像研究科アニメション専攻教授

    『頭山』(2002年)の監督

     映画『頭山』(第75回アカデミー賞短編アニメーション部門正式ノミネート)

     の一部上映あり

  特別上映※        14:10 ~

  『父を探して』上映 2回目 14:45 ~    (14:15開場)

 

 ※特別上映 東京藝術大学学生作品 短編4作品を上映

  『きつね憑き』、『くちゃお』、『就活狂想曲』、『コップの中の子牛』

   
[会場]横浜市南公会堂 (南区総合庁舎内) (ご注意:いつもと会場が異なります)
    (市営地下鉄「阪東橋」駅 徒歩約8分 京浜急行「黄金町」駅 徒歩約14分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
     中・高・大学生:700円 (会場で学生証・生徒手帳の提示が必要です)
      小学生以下入場無料 (入場の際保護者同伴が必要です)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   6月15日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。

   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:556-625)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。
   購入は6月16日(金)迄となります。

 

Peatix(ピーティックス)]でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第46回上映会「父を探して」 
   イベントコード:246658

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援]横浜市教育委員会
    
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】


南米初の偉業を達成したアニメの金字塔
父を探して

全編手書き・セリフなし。
究極のインディペンデント作品が大スタジオ制作の作品ひしめく中、唯一、アカデミー賞ノミネートの快挙!

本作『父を探して』は、ブラジルの新鋭アレ・アブレウ監督がまる3年を費やして完成させた長編アニメーション。
出稼ぎに出た父親を探しに、少年が広大な世界を旅するこの作品は、これまでに44の映画賞を獲得、南米勢としては初のアカデミー賞長編アニメ部門にノミネートを果たした。
クレヨン・色鉛筆・切り絵・油絵具などを自在に使い分けた筆づかいは、まるで絵本に魔法がかけられたかのようで、自然な質感と滑らかなアクションが見るものを驚嘆させる。また、高畑勲監督と宮崎駿監督にも影響を受けたと語るアブレウ監督は、多彩な動きや色で子どもを魅了するだけでなく、社会・政治・環境・経済といった大人の問題をテーマの根底に据えた。
それは70年代〜80年代にかけて長い独裁政権を経験し、近年では経済成長が著しいものの、様々な矛盾が噴出する祖国ブラジルの歴史でもあり、現在の世界の縮図でもある。何よりも素晴らしいのは、それらすべてが比類のない芸術性と観察眼によって、一切のセリフもテロップも必要とせずに描かれていることである。
父を探して

父をさがす旅は、やがて祖国ブラジルと、生きることの意味を問う旅へ-
それは繊細な心と、夢と希望を込めた色彩が織りなす、人生の万華鏡

親子三人で幸せな生活を送っていた少年とその両親。しかし、父親は出稼ぎにでるため、ある日突然、列車に乗ってどこかに旅立ってしまった。少年は決意する---「お父さんを見つけて、家に連れて帰るのだ」と。未知の世界へと旅立つ少年を待ち受けるのは、過酷な労働が強いられる農村や、きらびやかだが虚飾に満ちた暮らしがはびこり、独裁政権が戦争を画策する国際都市。
それでも、少年は旅先で出会う様々な人々との交流と、かつて父親がフルートで奏でた楽しいメロディの記憶を頼りに、前へ前へと進んで行く---。
父を探して
第46回上映会「父を探して」チラシ 表

第46回上映会「父を探して」チラシ 表
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第46回上映会「父を探して」チラシ 裏

第46回上映会「父を探して」チラシ 裏
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第46回上映会「父を探して」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第46号会報
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2017年

3月

04日

第45回上映会 「袴田巖 夢の間の世の中」

第45回上映会 2017年3月4日(土)

横浜市神奈川公会堂 作品『袴田巖 夢の間の世の中』

横浜初上映 !!

袴田 巖

「夢の間の世の中」
© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト

2016年 / 日本 / カラー / 119分 / ブルーレイ上映

 

音楽  谷川賢作

 

プロデューサー  陣内直行

撮影  池田俊己

監督  金聖雄  

[日時]2017年3月4日(土)

  上映 1回目       11:00 ~      (10:30開場)
  講演 陣内直行氏  13:10  14:00 (12:40開場)
    (プロデューサー)
  上映 2回目       14:10 ~      (13:40開場)
  * 映画上映前に金聖雄監督のメッセージビデオを上映します。
   
[会場]横浜市神奈川公会堂 
    (JR東神奈川・京急仲木戸下車 徒歩4分、東急東横線東白楽下車 徒歩5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   3月2日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。

   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:556-408)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

Peatix(ピーティックス)でもチケットが購入できます

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第45回上映会「夢の間の世の中」 
   イベントコード:225066

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援]横浜市教育委員会
    国民救援会神奈川県本部
 
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】


さて、私も冤罪なれど死刑囚
© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト
© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト

私が長い獄中生活で学ばざるを得なかった「自由」というものは、このような痛烈な無念さと一種の眩しさをもっている。
私はあらためて自らに質問しつづけている。
お前は罪のない身でありながら、いつになったら自由を取り戻せるのか。
        (獄中日記より)
© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト
© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト

【袴田事件とは】

1966年6月30日未明、静岡県の味噌会社で専務一家4人が殺され、放火された事件。

犯人にでっち上げられた元プロボクサーの袴田巖さんは、裁判で一貫して無実を訴えたが、1980年に死刑が確定。その後再審を求め闘い続けようやく2014年3月27日、静岡地裁で再審開始が決定された。「証拠はねつ造」「これ以上の拘留は正義に反する」と48年ぶりに釈放。

しかし検察庁が即時抗告したため、袴田さんは今も死刑囚のままである。


 

巖のあるがままの姿を見て欲しい。(姉:袴田秀子)

© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト
© Kimoon Film 映画「袴田巌」プロジェクト
第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第45回上映会「袴田巖_夢の間の世の中」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第45回上映会「袴田巖_夢の間の世の中」チラシ(裏)

第45回上映会「袴田巖_夢の間の世の中」チラシ
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横浜キネマ倶楽部 第45回 会報 2017年3月4日発行
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2016年

11月

05日

特別上映会 「手のひらを太陽に」

特別上映会 2016年11月5日(土)

横浜市西公会堂 作品『手のひらを太陽に』

日本初上映!!
札内幸太さん、合アレンさん
岩崎監督、矢部太郎さん(予定)の来場決定!!!
各上映回の前に舞台挨拶あり
「手のひらを太陽に」
© Rockefeller Bros.

2015年 / 日本 / カラー / 86分 / ブルーレイ上映

出演:札内 幸太 合 アレン 近藤 芳正 矢部 太郎 地曵 豪 井上 肇

監督/脚本/編集:岩崎 友彦 撮影/照明/録音:野火 明 

プロデューサー:松崎 まこと

[日時]2016年11月5日(土)

  上映 1回目  11:00~  (10:30開場)
  上映 2回目  13:00~  (12:30開場)
  上映 3回目  14:45~  (14:15開場)
  各上映回の前に岩崎友彦監督、合アレンさん、札内幸太さんの舞台挨拶あり。
  ロビー交流会 12:30~12:50
   (岩崎監督、合アレンさん、札内幸太さんを交えて交流会を開催します。)
  
[会場]横浜市西公会堂 
    (横浜駅 徒歩10分、相鉄線平沼橋 徒歩10分、岡野町バス停5分)
 
[入場料]前売600円/当日800円
       障がい者:600円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   11月3日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。

   前売り料金(600円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:555-928) ※購入は11月4日(金)まで
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

Peatix(ピーティックス)でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 特別上映会「手のひらを太陽に」 
   イベントコード:192327

 

[プレイガイド](発売中)
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援]横浜市教育委員会
 
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

手のひらを太陽に_画像1
© Rockefeller Bros.

<物 語>

よしおは子供のころ引きこもりだったが、人形劇の人形「コロナ」を手にしたときから、社会と対話ができるようになった。

しかし、心に寂しさを抱えたまま、日々を過ごしていた。

会社の同僚や周りの人々は、黒子のよしおではなく、手にはめた人形を人格として受け入れているのだ。そんなある日、よしおは自分と同じように手に人形をはめた女性と出会い、心がざわつくのであった。

手のひらを太陽に_画像1
© Rockefeller Bros.

<キャスト>  

  よしお/コロナ 札内 幸太

   和子/フレア 合 アレン

オタクショップ店長 近藤 芳正

     キモヲタ 矢部 太郎

    変態・ボブ 地曵 豪 

     中村部長 井上 肇 

 

<スタッフ>

プロデューサー:松崎 まこと

監督/脚本/編集:岩崎 友彦

撮影/照明/録音野火 明 

特殊効果内田 剛史  助監督岡田 真樹  人形制作新井 貴子  人形操演指導早川 百合子  音楽中村 浩之 村下 歌恵 塩澤 伊織 岡村 龍宏 宇津木 紘一

手のひらを太陽に_画像1
© Rockefeller Bros.

十代の頃、“8㎜映画”が結ぶ縁で、岩崎友彦監督と出会ってから35 年近く。因果は巡り巡って、お互い五十代を迎えるに際し、「多くの観客に届く」ことを目標に、力を合わせて長編映画製作に乗り出した。それがこの、『手のひらを太陽に』だ。

期せずして、南アフリカやスペイン、インドなど、海外の映画祭での上映が先行したが、この度横浜の地で、“ジャパン・プレミア”上映の運びとなった。主催の「横浜キネマ倶楽部」には、ただただ感謝である。

この作品は、主人公2人の風変わりな設定が、まずは目を引くかも知れない。しかし内容的には、観客の心にストレートに響く娯楽作と自負している。

どうぞお楽しみあれ‼

~『手のひらを太陽に』プロデューサー 映画活動家/放送作家 松崎 まこと~

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

特別上映会 「手のひらを太陽に」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

特別上映会 「手のひらを太陽に」チラシ(裏)

特別上映会「手のひらを太陽に」チラシ
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横浜キネマ倶楽部 臨時会報 2016年11月5日発行
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2016年

8月

20日

第44回上映会 「野火」

第44回上映会 2016年8月20日(土)

横浜市西公会堂 作品『野火』
「野火」
© SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

2014年 / 日本 / カラー / 87分 / PG12 / ブルーレイ上映

原作:大岡昇平

監督・主演:塚本晋也

出演:塚本晋也 リリー・フランキー 中村達也 森優作

製作・配給海獣シアター

[日時]2016年8月20日(土)

  上映 1回目       11:00~    (10:30開場)
  塚本晋也監督講演  12:40~13:40 (12:10開場)
  上映 2回目       14:00~    (13:30開場)
   
[会場]横浜市西公会堂 
    (横浜駅 徒歩10分、相鉄線平沼橋 徒歩10分、岡野町バス停5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   8月18日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。

   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:555-690)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

Peatix(ピーティックス)でもチケットが購入できます。

   イベント名:横浜キネマ倶楽部 第44回上映会「野火」 
   イベントコード:181588

 

[プレイガイド](発売中)
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援]横浜市教育委員会
 
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】


なぜ大地を血で汚すのか
© SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER
© SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

【イントロダクション】

大岡昇平さんが小説にした、第二次世界大戦フィリピン戦線における日本軍の苦しい彷徨いを映画にしました。50年前に市川崑さんがやはりすばらしい映画にしていますが、私の『野火』はそのリメイクではなく、あくまで原作から感じたものを映画にしたものです。初めて読んだのは高校生のときですが、本当の戦場にいるような恐ろしさがあり頭から離れませんでした。

30歳をすぎ本格的に映画にしようと動き始めましたが、規模も大きく中々現実的にはなりませんでした。さらに歳月が流れ、今から10年前に、戦場に行った方々が80歳を越えたときに強い焦りの気持ちが起こりました。その方々のお話だけでも聞いておかなければとインタビューを始めました。しかしそれでも映画化は簡単には進みませんでした。そして、今、実際に戦争の痛みを知る人がいよいよ少なくなるにつれ、また戦争をしようとする動きが起こっているような気がしてなりません。今作らなければもうこの先作るチャンスはないかもしれない。また作るのは今しかないと思い、お金はありませんでしたが、多くの力強い協力を得て完成に至りました。 映画は一定の思想を押し付けるものではありません。感じ方は自由です。しかし、戦争体験者の肉声を体にしみ込ませ反映させたこの映画を、今の若い人をはじめ少しでも多くの方に見てもらい、いろいろなことを感じてもらいたいと思いました。そして議論の場に使っていただけたら幸いです。
                            塚本晋也
© SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER
© SHINYA TSUKAMOTO / KAIJYU THEATER

ストーリー

第二次世界大戦末期のフィリピン・レイテ島。 日本軍の敗戦が色濃くなった中、田村一等兵(塚本晋也)は結核を患い、部隊を追い出されて野戦病院行きを余儀なくされる。
しかし負傷兵だらけで食料も困窮している最中、少ない食料しか持ち合わせていない田村は早々に追い出され、ふたたび戻った部隊からも入隊を拒否される。そして果てしない原野を彷徨うことになるのだった。
空腹と孤独、そして容赦なく照りつける太陽の熱さと戦いながら、
田村が見たものは ・・・  (出典:映画チラシ)

 


(映画『野火』公式サイト)
第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第44回上映会「野火」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第44回上映会「野火」チラシ(裏)

第44回上映会「野火」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第44号会報 2016年8月20日発行
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2016年

6月

18日

第43回上映会 「春よこい」

第43回上映会 2016年6月18日(土)

横浜市鶴見公会堂 作品『春よこい』

横浜 初上映!横浜 初上映!横浜 初上映!

 

安孫子亘監督の来場 決定!!

(ドキュメンタリー映画) 熊と 蜂蜜と アキオさん

©2015 春よこい  製作委員会
©2015 春よこい 製作委員会

2015年 / 日本 / カラー / 65分 / ブルーレイ上映

監督・撮影・編集:安孫子亘

出演:猪俣昭夫 福島県金山町の皆さん

音楽:東出五国 / 編曲:野崎洋一 秦野 萌 / 音楽監修:秦野 萌

ナレーション:山本紀彦

録音MAスタジオ:アフタービート 沼尻一男 本橋大輔

編集スタジオ:会津ジイゴ坂スタジオ / 字幕翻訳:シング麻美 / 題字:千葉清藍

ポスターデザイン:瀬川晶 福島大学芸術による地域創造研究所

プロデューサー:ナオミ / 企画製作配給:株式会社ミルインターナショナル 

[日時]2016年6月18日(土)

  上映 1回目    11:00~  (10:30開場)
  ロビー交流会   12:30~12:50
  上映 2回目    13:00~  (12:30開場)
  上映 3回目    14:40~  (14:10開場)

    各上映回の終了後 20分間、安孫子亘監督のトークを開催します。
   安孫子亘(あびこ わたる)監督プロフィール
    1959年、北海道小樽生まれ。
    1995年、アフリカケニアに移住。野生動物の映像制作に取り組む。
    1999年、日本初の「映像ギャラリー ミルフォニー」を栃木県那須高原にオープン。
    「日本の四季と動物たち」でキャラクシー賞選奨、

    山形国際ドキュメンタリー映画祭2011コミュニティシネマ賞受賞。
    主な長編ドキュメンタリー映画に「やるべぇや」(2011年)「生きてこそ」(2013年)がある。
[会場]横浜市鶴見公会堂 (西友6階)
    (JR京浜東北線「鶴見駅」西口下車 徒歩1分
     京浜急行線「京急鶴見駅」下車 徒歩5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   6月16日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。

   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:555-329)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド](発売中)
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援]横浜市教育委員会
[主催問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】


熊を追う。
─なぜ? それは山が知っている。
©2015 春よこい  製作委員会
©2015 春よこい 製作委員会

舞台は福島県金山町。
2011年3月。東日本大震災福島第一原発事故による放射能は、130km離れた金山町の自然にも降り注いだ。

野生動物をはじめ、町の観光資源であるヒメマスまでもが汚染された。

金山町は震災のすぐ後にも、新潟福島豪雨水害により甚大な被害を受けていた。

――只見川氾濫。ダム土砂堆積。鉄橋崩落。只見線不通。
高齢化が進む町民にとって過酷すぎる状況である。

マタギの生業は熊を撃つことだけではない。
山の神を敬い、おきてに従い熊を撃つ。
そして、人と自然が共に暮らす術をマタギは教えてくれる。
福島県奥会津に伝わるマタギの精神を、猪俣昭夫は子どもたちへ伝えている。

原発事故以来、世界中が自然との共生へと歩み始めた。
自然とは何か。
猪俣昭夫は、黙々と自然の大切さを説いた。
やがて全てが戻る日を願い、金山の急峻な山を見上げた。

(映画『春よこい』公式サイト)

奥会津唯一のマタギ猪俣昭夫、
金山の自然と共に生きる感動の物語。
©2015 春よこい  製作委員会
©2015 春よこい 製作委員会
第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第43回上映会「春よこい」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第43回上映会「春よこい」チラシ(裏)

第43回上映会「春よこい」チラシ
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横浜キネマ倶楽部第43回会報20160618
横浜キネマ倶楽部 2016年6月18日 第43回上映会『春よこい』会報
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2016年

3月

05日

第42回上映会 「No (ノー)」

第42回上映会 2016年3月5日(土)

横浜市神奈川公会堂 作品『No (ノー)』

2012年/チリ・アメリカ・メキシコ/スペイン語/カラー/スタンダード/118分/ブルーレイ上映

監督:パブロ・ラライン/脚本:ペドロ・ペイラノ

オリジナル戯曲:アントニオ・スカルメタ「国民投票」

出演:ガエル・ガルシア・ベルナル, アルフレド・カストロ, アントニア・セヘルス,

ルイス・ニェッコ

No
Ⓒ2012 Participant Media No Holdings,LLC

[日時]2016年3月5日(土)

  上映 1回目    11:00~13:00 (10:30開場)
  講演 『チリの変革から何を学ぶのか』13:10~13:50
     講演:伊藤千尋氏(元朝日新聞記者)
  上映 2回目    14:00~16:00 (12:50開場)
 
[会場]横浜市神奈川公会堂 
    (JR東神奈川・京急仲木戸下車 徒歩4分
        東急東横線東白楽下車 徒歩5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   3月3日(木)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:555-046)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド](発売中)
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714
 
[後援]横浜市教育委員会
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

「NO」
Ⓒ2012 Participant Media No Holdings,LLC

若き広告マンが恐怖政治に挑む

命がけのキャンペーン!

これは実話をもとにした真実の物語


カンヌ映画祭史上最高の選定。

笑えて、知的で、感動的!

──ニューヨーク・タイムズ


1988年、南米チリ。

長きにわたる軍事独裁に国際批判が強まる中、ピノチェット政権の信任を問う“国民投票”が行われることに── 

投票日までの27日間、反体制「NO」陣営にゆるされたのは、深夜15分枠の“TVコマーシャル”だけだった。


傑作!興奮に次ぐ興奮!第一級の政治サスペンスだ。──インディワイヤー

素晴らしい!見事に写したスナップショット!──スラント・マガジン

「NO」
Ⓒ2012 Participant Media No Holdings,LLC

物語
ピノチェト政権末期、大統領支持派「YES」と反対派「NO」両陣営に1日15分だけ許された、テレビCMによるキャンペン合戦。

ガエル・ベルナル演じる「NO」陣営に雇われた若き広告マンは、支持派の強大な権力と圧力に身の危険を感じながらも、ユーモア溢れる斬新かつ大胆なCMで恐怖政治と対峙してゆくのだ・・・

これは、選挙キャンペーンによって“革命”を起こした、実話をもとにした真実の物語。

(映画『NO』公式サイト)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第42回上映会「No(ノー)」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第42回上映会「No(ノー)」チラシ(裏)

第42回上映会「No(ノー)」チラシ
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映画『NO』チラシ(表)(裏)_20151226.pdf
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横浜キネマ倶楽部第42回会報20160305
横浜キネマ倶楽部 2016年3月5日 第42回上映会『No(ノー)』会報
第42回会報_all.pdf
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2015年

11月

03日

第41回上映会 「ぼくたちの家族」

第41回上映会 2015年11月3日(火・祝)

横浜市西公会堂 作品『ぼくたちの家族』

2014 年/日本/カラー/ブルーレイ上映/117分

妻夫木聡/原田美枝子/池松壮亮/長塚京三/

黒川芽以/ユースケ・サンタマリア/鶴見辰吾/板谷由夏/市川実日子

監督・脚本:石井裕也 (『舟を編む』)

原作:早見和真「ぼくたちの家族」(幻冬舎文庫)

製作:「ぼくたちの家族」製作委員会

配給・宣伝:ファントム・フィルム

ぼくたちの家族
©2013 「ぼくたちの家族」製作委員会

[日時]2015年11月3日(火・祝)

  上映 1回目   11:00~13:00 (10:30開場)
  ロビー交流会  13:10~13:40
  上映 2回目   14:00~16:00 (12:50開場)
 
[会場]横浜市西公会堂
    (横浜駅徒歩10分/相鉄線平沼橋徒歩8分/岡野町バス停5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   10月31日(土)迄、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:554-691)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド](発売は9月中旬より)
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714 

[後援]横浜市教育委員会

[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)


【作品紹介】

「ぼくたちの家族」
©2013「ぼくたちの家族」製作委員会

数々の賞を総なめにした『舟を編む』の石井裕也監督が、《家族》に向き合い、全力で挑んだ最高傑作。


「川の底からこんにちは』でブルーリボン賞監督賞を歴代最年少で受賞、さらに2013年、『舟を編む』で第86回米国アカデミー賞®外国語映画賞部門日本代表作品に選ばれるという快挙を成し遂げ、同作は日本の映画賞を総なめにした。今や世界から注目される存在となった石井裕也監督が満を持して選んだテーマ、それは自身が描き続けてきた〈家族〉。だが、私たちはオープニングからほんの数分で気付く──今まで観てきたどの〈家族映画〉とも、全く違うということに。監督が「本気で家族というものに向き合いたかった」と、家族がもつ〈業〉に全力でぶつかった渾身の一作。これまで描かれることのなかった、けれど誰もが知っている真の家族の姿がここにある。

物語

「ぼくたちの家族」
©2013「ぼくたちの家族」製作委員会

突然告げられたお母さんの余命。そして今、ぼくたちは動き出す―。


2人息子は社会人と大学生。父と母は郊外の一軒家に住んでいる、平凡な家族。しかしある日、母・玲子(原田美枝子)に「脳腫瘍」が発見される。すでに末期症状であり、余命1週間を宣告されてしまう。取り乱す父(長塚京三)、言葉をなくす長男の浩介(妻夫木聡)、冷静を装おうとする弟の俊平(池松壮亮)。昨日まで元気だった母と家族に突然訪れた事件。それはやがて、"普通の家族"に潜んでいた秘密、本音を表面化させていく―。家族になって27年、培ってきたものは波風をたてないこと、見えない借金だった。どうしたらいいか分からない。けれど終わらせることなんてできない。そして男たちは「悪あがき」を決意する―。(出典:映画チラシ)

(映画『ぼくたちの家族』公式サイト)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第41回上映会「ぼくたちの家族」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(裏)

第41回上映会「ぼくたちの家族」チラシ(裏)

第41回上映会「ぼくたちの家族」チラシ
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映画『ぼくたちの家族』チラシ(表)(裏)_20150910.pdf
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横浜キネマ倶楽部第41回会報20151103
横浜キネマ倶楽部 2015年11月03日 第41回上映会『ぼくたちの家族』会報
第41回会報_20151103.pdf
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2015年

8月

15日

第40回上映会 「野のなななのか」

第40回上映会 2015年8月15日(土)

横浜市神奈川公会堂 作品『野のなななのか』

2014 年/日本/カラー/ブルーレイ上映/171 分

監督:大林宣彦

原作:長谷川孝治「なななのか」

脚色:内藤忠司/大林宣彦

音楽:山下康介 

出演:品川 徹/常盤貴子

村田雄浩/松重 豊/柴山智加/山崎紘菜/窪塚俊介/寺島 咲/内田周作/細山田隆人/

小笠原真理子/イ・ヨンスク/大久保運/小磯勝弥/斉藤とも子/原田夏希/猪股 南/

相澤一成/根岸季衣/パスカルズ/芦別市のひとびと/安達祐実/左時 枝/伊藤孝雄

野のなななのか
©2014 芦別映画製作委員会/PSC

[日時]2015年8月15日(土) 終戦記念日

  上映      12:00~15:11 (11:30開場)
  ロビー交流会  15:15~15:45
 
    (JR東神奈川・京急仲木戸下車 徒歩4分/東急東横線東白楽下車 徒歩5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   8月13日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:554-390)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店      TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)        TEL 045-664-7371
   いづみ書房           TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン         TEL 045-341-3180
   チケットぴあ ちけっとぽーと横浜店(ポルタ) TEL 03-5561-7714 

[後援]横浜市教育委員会

[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)


【作品紹介】

解説として。大林宣彦(映画作家)

「野のなななのか」
©2014 芦別映画製作委員会/PSC

表の写真は、撮影中にふと閃いて実現させたもので、共演予定の無い二人の女優さんが見詰め合う事で、本編の主題を焙り出す象徴的な場面となった。背景の絵を描いた老人は物語の発端で死を迎え、本来は登場しない筈だったが、演じた品川徹さんは全編出ずっぱりの主役である。脚本作りから撮影、編集から音入れに至る作業の間、僕は常に我が潜在意識の呼ぶ声に耳を傾け、そこから永く眠った儘の日本の記憶を掘り起こそうと努めていた。その記憶とは北海道は樺太の戦争史である。

3・11 以降、僕は新潟県長岡市での市民映画『この空の花-長岡花火物語』で、米英中との我が国の敗戦後史を繙いて来た。戊辰戦争敗戦から続くこの里の、中越地震による被災を含めての “痛み” から学んだ知恵の実を、日本再生の糧にするべく、アートのジャーナリズムを興そうという試みである。そして今回、その姉妹編として北海道は芦別の市民映画として、ソ連側との敗戦後史を学び直す。古里映画作家として関って来た『芦別映画学校』20年目の約束として、市民と共に発信する未来への祈りである。

物語

「野のなななのか」
©2014 芦別映画製作委員会/PSC

雪の北海道芦別市、現代。風変わりな古物商《星降る文化堂》を営む元病院長、鈴木光男(品川徹)が 92 歳で他界した。散り散りに暮らしていた鈴木家の面々が葬式のために古里・芦別に戻ってくる。そんな中、謎の女・清水信子(常盤貴子)が現れる。「まだ、間に合いましたか――?」。不意に現れては消える信子により、次第に光男の過去が焙り出される。1945 年8 月15 日以降も戦争が続いていた樺太で、旧ソ連軍の侵攻を体験した光男に何が起きたのか?そこには信子が持っていた一冊の詩集を買い求めたひとりの少女・綾野(安達祐実)の姿もあった。果たして信子と綾野の関係は? 明らかになる清水信子の正体とは? 生と死の境界線が曖昧な“なななのか(四十九日)”の期間に生者も死者も彷徨い人となり、やがて家族や古里がつながっていることを学び、未来を生きようと決意する。(出典:映画チラシ)

「野のなななのか」
©2014 芦別映画製作委員会/PSC
第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第40回上映会「野のなななのか」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(裏)

第40回上映会「野のなななのか」チラシ(裏)

第40回上映会『野のなななのか』チラシ
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横浜キネマ倶楽部第40回会報20150815
横浜キネマ倶楽部 2015年8月15日 第40回上映会『野のなななのか』会報
第40回会報_0_20150809.pdf
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2015年

3月

19日

第39回上映会 「救いたい」

第39回上映会 2015年5月30日(土)

横浜市西公会堂 作品『救いたい』

2014年/日本/カラー/ブルーレイ上映/110分
監督:神山征二郎

原作:川村隆枝
出演:鈴木京香/三浦友和/貫地谷しほり/渡辺大/土田早苗/堀内正美/宅間伸/中越典子/藤村志保/津川雅彦

救いたい
©2014「救いたい」製作委員会

[日時]2015年5月30日(土)

  1回目上映      11:00~12:50 (10:30開場)
  神山征二郎監督講演 13:00~13:50
  2回目上映      14:05~15:55 (12:30開場) 

 

[会場]横浜市西公会堂
    (横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/岡野町バス停5分)
 
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   5月28日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:554-125)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店  TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)    TEL 045-664-7371
   いづみ書房       TEL 045-241-1104
   シネマジャック&ベティ TEL 045-243-9800
   横浜シネマリン     TEL 045-341-3180
 
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~18時)

【作品紹介】

目の前の苦しんでいる人を救いたい。

そんな思いを胸に、日々多くの命と向き合っている人たちがいます。

「救いたい」
©2014「救いたい」製作委員会

名医と言われる外科医の後ろには、必ず優秀な麻酔科医が存在します。しかしその事実は手術室の外ではあまり知られていません。麻酔科医の仕事を世の中に伝えたい。『救いたいJ は、一人の女性麻酔科医のそんな願いから生まれた映画です。


悲しみの先に、愛をつかもうとする人がいる

さまざまな記憶が交錯する東北の地で、明日に向かって生きる人々の真実の物語。

「救いたい」
©2014「救いたい」製作委員会

川島隆子は仙台の医療センターで麻酔科医長を務めている。夫・貞一は仙台から離れて地域医療に従事している。震災から3 年、町は前向きな笑顔であふれでいるかのように見える。しかし悲しい記憶が消えることはない。肉親を亡くしたショックから、好きな人の優しさを受け入れることができない部下の麻酔科医。決して涙は見せまいと、誰に対しても明るく接する看護師。そんな彼女を見て胸を痛める義理の母。祭りを復活させようとする奔走する漁港の男たちもまた、逞しく振る舞う裏で苦しさや悔しさを噛みしめていた。隣人として、医師として、隆子と貞ーは彼らにどうに向き合うのか。本当のやさしさ、強さを知る人々の再生の物語が今、始まる一一。

「救いたい」
©2014「救いたい」製作委員会

名匠・神山征二郎のリアリティを追求した現場に鈴木京香、三浦友和ら夢の豪華キャストが集結。そして主題歌は小田和正が東北に向けて作った「その日が来るまで」。


原作者の川村医師が勤務する国立病院機構仙台医療センター、塩釜漁港石巻市の鹿島御児神社など宮城県各地において、大勢の市民エキストラや、医療関係者、陸上自衛隊の全面協力のもと大規模ロケを敢行。世代を超えて伝えたい感動作が誕生しました。                     (映画『救いたい』公式サイト)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第39回上映会「救いたい」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(裏)

第39回上映会「救いたい」チラシ(裏)

第39回上映会『救いたい』チラシ
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映画『救いたい』チラシ(表)(裏)_0327.pdf
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横浜キネマ倶楽部第39回会報20150530
横浜キネマ倶楽部 2015年5月30日 第39回上映会『救いたい』会報
第39回会報-0_20150527.pdf
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2015年

2月

28日

第38回上映会 「標的の村」

第38回上映会 2015年2月28日(土)

横浜市西公会堂 作品『標的の村』

2013年/日本/ドキュメンタリー/91分/ブルーレイ上映
監督:三上智恵/統括プロデューサー:賀数朝夫/プロデューサー:謝花  尚

撮影:寺田俊樹/ナレーション:三上智恵/音楽:上地正昭/音声:木田  洋

編集:寺田俊樹、新垣康之/構成:松石  泉 / 題字:金城  実/タイトル:新垣政樹

標的の村
©琉球朝日放送

[日時]2015年2月28日(土)

  1回目上映 11:00~12:31 (10:30開場)
  ロビー交流会 12:35~12:55
  2回目上映 13:00~14:31 (12:30開場) 

  3回目上映 14:40~16:11 (14:10開場)

 
[会場]横浜市西公会堂
    (横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/岡野町バス停5分)
 
[入場料]一般:前売1,000円/当日1,300円
       横浜キネマ倶楽部会員:無料/賛助会員:800円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   2月26日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:553-733)(購入は、2月25日迄です)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド]
   有隣堂伊勢佐木町本店  TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)    TEL 045-664-7371
   シネマジャック&ベティ TEL 045-243-9800
 
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~22時)

【作品紹介】

 アメリカ軍・普天間基地が封鎖された日
 全国ニュースから黙殺されたドキュメント

標的の村
©琉球朝日放送

日本にあるアメリカ軍基地・専用施設74%が密集する沖縄。5年前、新型輸送機「オスプレイ」着陸帯建設に反対し座り込んだ東村(ひがしそん)・高江の住民を国は「通行妨害」で訴えた。反対運動を委縮させるSLAPP 裁判だ。[※1]わがもの顔で飛び回る米軍のヘリ。自分たちは「標的」なのかと憤る住民たちに、かつてベトナム戦争時に造られたベトナム村[※2]の記憶がよみがえる。10万人が結集した県民大会の直後、日本政府は電話一本で県に「オスプレイ」配備を通達。
そして、ついに沖縄の怒りが爆発した。


※1 SLAPP裁判
国策に反対する住民を国が訴える。力のある団体が声を上げた個人を訴える弾圧・恫喝目的の裁判をアメリカではSLAPP(Strategic Lawsuit Against Public Participation)裁判と呼び、多くの州で禁じられている。
※2 ベトナム村
1960年代、ベトナム戦を想定して沖縄の演習場内に作られた村。農村に潜むゲリラ兵士を見つけ出して確保する襲撃訓練が行われていた。そこで高江の住民がたびたび南ベトナム人の役をさせられていた。

標的の村
©琉球朝日放送

2012年9月29日、強硬配備前夜。台風17号の暴風の中、人々はアメリカ軍普天間基地ゲート前に身を投げ出し、車を並べ、22時間にわたってこれを完全封鎖したのだ。この前代未聞の出来事の一部始終を地元テレビ局・琉球朝日放送の報道クルーたちが記録していた。真っ先に座り込んだのは、あの沖縄戦や米軍統治下の苦しみを知る老人たちだった。強制排除に乗り出した警察との激しい衝突。闘いの最中に響く、歌。駆け付けたジャーナリストさえもが排除されていく。
そんな日本人同士の争いを見下ろす若い米兵たち……。     

標的の村
©琉球朝日放送

本作があぶりだそうとするのは、さらにその向こうにいる何者かだ。復帰後40年経ってなお切りひろげられる沖縄の傷。沖縄の人々は一体誰と戦っているのか。抵抗むなしく、絶望する大人たちの傍らで11才の少女が言う。「お父さんとお母さんが頑張れなくなったら、私が引き継いでいく。私は高江をあきらめない」。奪われた土地と海と空と引き換えに、私たち日本人は何を欲しているのか?

                     (映画『標的の村』公式サイト)

2月28日第38回上映会『標的の村』は、無事終了いたしました。

今回の上映会開催につきましては、横浜市教育委員会の後援を得て開催いたしました。
なお、2月上旬、新聞各紙で横浜市教育委員会の後援に関して報道がありました。
事実関係は、2月上旬に、市民などから横浜市教育委員会へ上映会の後援を疑問視する趣旨の電話やメールがあったことを受け、横浜市教育委員会担当者と調整の上、後援の表記方法について一部、教育委員会の要請に協力することといたしました。
この件については上映会におきまして、当倶楽部会長より、ご来場の皆様へも報告させていただきました。


上映作品やそれを取り巻く情勢の評価は、作品をご覧になった方が、ご判断されることです。
当倶楽部では、今後とも、主催者としての自主性と様々な観点に基づき、良い作品を選定し、関係先の協力を得ながら、上映会を開催してまいります。
皆様のご協力と、上映会へのご参加を今後共よろしくお願い申し上げます。

また、『標的の村』監督の三上智恵様から、来場の皆さまへメッセージが届けられ、上映会にて紹介させていただきました。
三上監督のご了解を得て、以下に監督からのメッセージを掲載いたします。

<引用開始>
キネマ倶楽部主催の上映会にお越し下さった皆さんへ
「標的の村」のまとめ役を務めました三上智恵です。本日は上映会に足を運んでいただきまして誠にありがとうございます。

今回の横浜での上映会は、全国的にも注目を集めています。産経新聞に始まり朝日新聞、毎日新聞と通信社が、横浜市教育委員会が後援を取りやめたいと申し出たという対応について報道しています。

今回の後援取り消しが、一体何を意味するのか。
特定秘密保護法はじめ、安倍政権が国民から声を奪い、思考を奪う御し易い社会を目指している中で、何が壊されようとしているのか。
それに気づいて動き出す人がどれだけいるかが、今の国民の力であり、希望です。
ですから私は、今日の会場が満杯になっていることを祈っています。横浜市民が、あらゆる形で自分たちの生きる社会の課題を口にし、表現し、学び合う。全<自由のはずです。
その機会を誰かにジャッジされ、目隠しされ、監視されたり黙殺されたりする社会を望まないのだということを、この会場を埋めた人々の熱気で証明して欲しい。勇気も行動力もある市民が横浜にたくさんいることを内外に高らかに示してほしい。そう願っています。

教育委員会が、慌てて差し伸べた手を引っ込めるような映画の上映会に来てくださった皆さんは、こんにちの状況を憂い、これから降りかかる危機の矛先がたとえ、沖縄や、福島であったとしても、自分のこととしていてもたってもいられなくなる。そういう優れた感性の持ち主だと思います。
私はそういう方々に向けて。助けてください。一緒に考えてください!と叫ぶ方が沖縄の長年の苦しみを解決する早道だと考え、映画という形にしました。目下次の映像作品を作っています。辺野古が舞台になる次の作品も、7月に公開しますので是非注目してください。

これからますます、差し障りのないものが歓迎され、波紋を広げる言動が敬遠され萎縮が進む社会になっていくと思います。
そんななかで今回の作品「標的の村」も、私の放送局生命をかけて、刺し違えて社外に出るくらいの覚悟で作った映画です。命がけで作った作品を、皆さんもあらゆる覚悟を持って見に来てくださったことに敬意を表します。
そして、会場に集まった皆さんの隣の方も同じ意識を持った仲間なので、是非、手を取りあって、身の回りの問題、沖縄の問題、世界中の問題に一緒に向き合っていけたら素敵だと思います。映画を通してみなさんと繋がったことに感謝します。ありがとうございました。

2月28日
みかみちえ
<引用終わり>

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(表)

第38回上映会「標的の村」チラシ(裏)

第38回上映会「標的の村」チラシ(裏)

第38回上映会『標的の村』チラシ
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映画『標的の村』チラシ(表・裏)_20141228.pdf
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横浜キネマ倶楽部第38回会報20150228
横浜キネマ倶楽部 2015年2月28日 第38回上映会 『標的の村』会報
第38回会報-all8.pdf
PDFファイル 4.6 MB

2014年

11月

24日

第37回上映会『ハンナ・アーレント』

第37回上映会 2014年11月24日(月・祝)

横浜市神奈川公会堂 作品『ハンナ・アーレント』

2012年/ドイツ・ルクセンブルク・フランス/114分/ブルーレイ上映

彼女は世界に真実を伝えた
©2012 Heimatfilm GmbH+Co KG, Amour Fou Luxembourg sarl,MACT Productions SA,Metro Communicationsltd.

[日時]2014年11月24日(月・祝)

  1回目上映 11:00~12:54 (10:30開場)
  矢野久美子さん[フェリス女学院大学教授]講演会 13:00~13:50
  (2014年6月25日(水)放送 NHK 視点・論点「ハンナ・アーレントと"悪の凡庸さ"」に出演)

  2回目上映 14:00~15:54 (12:45開場) 

 
    (JR東神奈川・京急仲木戸下車 徒歩4分/東急東横線東白楽下車 徒歩5分)
 
[入場料]一般:前売1,000円/当日1,300円
       横浜キネマ倶楽部会員:無料/賛助会員:800円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   11月22日(土)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:553-556)
   チケットぴあ 
  「セブン-イレブン」「サークルK・サンクス」でチケットの発券ができます。

 

[プレイガイド]発売中
   有隣堂伊勢佐木町本店  TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)    TEL 045-664-7371
   シネマジャック&ベティ TEL 045-243-9800
 
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~22時)
 
[後援] 横浜市教育委員会

【作品紹介】

 不屈の精神で「悪」と真実に立ち向かった

    哲学者ハンナ・アーレントの愛と信念が胸を打つ感動の実話

ハンナ・アーレントメイン画像
©2012 Heimatfilm GmbH+Co KG, Amour Fou Luxembourg sarl,MACT Productions SA,Metro Communicationsltd.

誰からも敬愛される高名な哲学者から一転、

世界中から激しいバッシングを浴びた女性がいた-

彼女の名はハンナ・アーレント、第2次世界大戦中にナチスの強制収容所から脱出し、アメリカへ亡命したドイツ系ユダヤ人。1960年代初頭、何百万ものユダヤ人を収容所へ移送したナチス戦犯アドルフ・アイヒマンが、逃亡先で逮捕された。アーレントは、イスラエルで行われた歴史的裁判に立ち会い、ザ・ニューヨーカー誌にレポートを発表、その衝撃的な内容に世論は揺れる…。

「考えることで、人間は強くなる」という信念のもと、世間から激しい非難を浴びて思い悩みながらも、アイヒマンの<悪の凡庸さ>を主張し続けたアーレント。歴史にその名を刻み、波乱に満ちた人生を実話に基づいて映画化、半世紀を超えてアーレントが本当に伝えたかった<真実>が、今明かされる─。

ハンナ・アーレントサブ3

名作『ローザ・ルクセンブルグ』の監督&主演で贈る、愛と信念に満ちた強い生き方 

世界で尊敬される女性監督の一人となった、マルガレーテ・フォン・トロッタ。10年の構想を経て完成させた本作では、今なお論争を呼ぶアーレントの思想の本質に迫ると共に、夫や友人への愛溢れる女性としてのアーレントを描き、2013年度ドイツ映画賞6 部門ノミネート、2部門を受賞。温かな魅力と、深く真実を探る鋭さを併せ持つアーレントをバルバラ・スコヴァが熱演。本国ドイツ、フランス、アメリカで大ヒットを記録し、2012年度東京国際映画祭でも絶賛されたのは、決して偶然ではない。

 

今の時代に生き迷う私たちに、どうすれば信念を持って強く生きられるかを、アーレントは身をもって伝えてくれる。そして、彼女からの最高の贈り物 ── すべての答えが凝縮した魂を揺さぶる8分間のスピーチ ── を受け取ることが出来るのだ。 

第37回上映会「ハンナ・アーレント」チラシ(表)

第37回上映会「ハンナ・アーレント」チラシ(裏)

第37回上映会『ハンナ・アーレント』チラシ
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横浜キネマ倶楽部第37回会報20141124
横浜キネマ倶楽部 2014年11月24日 第37回上映会 『ハンナ・アーレント』会報
第37回会報_20150114.pdf
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2014年

10月

13日

第4回 特別上映会『息子』

 第4回 特別上映会 2014年10月13日(月・祝) 横浜市西公会堂
  作品 『息子』

 

本当の幸福とは何か


 これほどまでに 


   優しく深い愛

息子
©1991松竹株式会社

日本語字幕付き上映会

山田洋次監督   

椎名誠原作「倉庫作業員」(文藝春秋刊「ハマボウフウの花や風」より) 

1991年 / 日本 /121分 / 配給:松竹 / 35mm /カラ ー / 脚本:山田洋次、朝間義隆 / 撮影:高羽哲夫  

出演:三國連太郎 永瀬正敏 和久井映見 原田美枝子 いかりや長介 田中邦衛


第65回キネマ旬報 日本映画ベストワン、第15回日本アカデミー賞 最優秀作品賞、第46回毎日映画コンクール 日本映画大賞、第16回報知映画賞 作品賞、第15回山路ふみ子映画賞 福祉賞、第4回日刊スポーツ映画大賞 作品賞、第1回日本映画批評家大賞 作品賞

写真1
©1991松竹株式会社

[日時]2014年10月13日(月・祝)

  1回目上映 11:00~13:01 (10:30開場)
  本作手話コーディネーター 妹尾映美子さん講演会 13:05~13:50(手話付講演)
  2回目上映 14:00~16:01 (12:45開場) 
 
[会場]横浜市西公会堂
    (横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/岡野町バス停5分)
 
[入場料]999円
       横浜キネマ倶楽部会員:500円/賛助会員:999円

[ゆうちょ振込による購入]
   10月11日(土)迄に、以下の口座へご入金いただければ、
   チケットを、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:553-507)
   発売中(セブン-イレブン、サークルK・サンクスで発券ができます)
   ~2014年10月10(金) 23時59分迄 
 
[プレイガイド]発売中
   有隣堂伊勢佐木町本店  TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)    TEL 045-664-7371
   シネマジャック&ベティ TEL 045-243-9800
 
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~22時)
[共催・問合せ]一般社団法人横浜市聴覚障害者協会 FAX 045-475-2112
 
[後援]横浜市教育委員会
写真2
©1991松竹株式会社

【解説】

『家族』『故郷』『幸福の黄色いハンカチ』そして、国民的映画と呼ばれる『男はつらいよ  シリーズ』を作り続けた山田洋次が描き出す、もうひとつの、情感溢れる魅惑的な世界。 

男親と息子との、どこか悲しいまでのギクシャクした関係。息子の自立は父親にとっては裏切りともなり、時としてはその若さへの理由のない嫉妬ともなる。息子の父親に対する反発、拒否、抵抗。そしていつかお互いに人間として認め合い、理解し合う時を憧れのように待ち望みながら、それが得られないのは、父と息子の宿命なのであろうか。 

写真3
©1991松竹株式会社

人と人とがぶつかり合う力強さの中で、そして透明感に満ちたやさしさの中で、映画『息子』は、反発し合う父と息子が、やがて互いを認め合い、擦り合わ

せていくまでを描いた感動の名篇である。 

原作は椎名誠の「倉庫作業員」。映画は三章から構成されており、第二章の

<息子の恋>が原作に当たる。この章で息子の哲夫は、下町の工場で働く可憐な聾唖者の娘に恋をする。第一章と第三章を山田洋次が肉付けし、父と息子という関係を見事に浮き彫りにした。また、ロケーション撮影は、岩手と東京で長期にわたって行われた。移り変わる北国の四季の詩情と、無機的な東京の都会の風景の対比をうまく折り込んで、素晴らしい効果を上げている。  

特別上映会「息子」チラシ(表)

特別上映会「息子」チラシ(裏)

特別上映会『息子』チラシ
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横浜キネマ倶楽部特別上映会会報20141013
横浜キネマ倶楽部 2014年10月13日 特別上映会 『息子』
会報
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2014年

8月

30日

第36回上映会『ペコロスの母に会いに行く』

 第36回上映会 2014年8月30日(土) 横浜市西公会堂
 作品 『ペコロスの母に会いに行く』

岡野光江さん追悼上映

[日時]2014年8月30日(土)

  1回目上映 11:00~12:53 (10:30開場)
  映画評論家 石子順さん講演会 13:00~13:50
  2回目上映 14:00~15:53 (13:30開場) 
 
[会場]横浜市西公会堂
    (横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/岡野町バス停5分)
 
[入場料]一般:前売1,000円/当日1,300円
       横浜キネマ倶楽部会員:無料/賛助会員:800円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   8月28日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[チケットぴあ](Pコード:553-232)
 
[プレイガイド]発売中
   有隣堂伊勢佐木町本店  TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)    TEL 045-664-7371
   シネマジャック&ベティ TEL 045-243-9800
 
[問い合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~22時)

あの 『ペコロスの母に会いに行 く』が、ついに映画化!

 

原作は、長崎在住の漫画家・岡野雄一のエッセイ漫画『ペコロスの母に会いに行く』。深刻な社会問題として語られがちな介護や認知症。でも、主人公のゆういちはこう言います。“ボケるとも、悪か事ばかりじゃなかかもしれん”。そんな自身の体験をもとに描かれた認知症の母との何気ない日常が、多くの共感と感動を呼び、現在 16 万部を超えるベストセラーに。そして、ここにまったく新しい介護喜劇映画が誕生しました!

 

復活!! 喜劇映画の巨匠 森﨑東監督、85歳

                         豪華キャストと日本映画の底力が集結

 

監督は『喜劇・女は度胸』『男はつらいよ フーテンの寅』など卓絶した人情喜劇で映画ファンを唸らせてきた森﨑東。『ニワトリはハダシだ』以来、実に9年ぶりの最新作に益々盛んな映画への情熱をぶつけます。

ときにペーソスを湛えながら、ユーモアたっぷりに主人公ゆういちを演じるのは岩松了。もうひとりの主人公みつえ役に赤木春恵。89 歳にして映画初主演となる本作で実母の介護経験を活かした迫真の演技を披露。若き日のみつえに原田貴和子、夫のさとるに森﨑監督の薫陶を受けた加瀬亮。さらに、原田知世、竹中直人、宇崎竜童、温水洋一など豪華キャストが集結!!

第36回上映会「ペコロスの母に会いに行く」チラシ(表)

第36回上映会「ペコロスの母に会いに行く」チラシ(裏)

第36回上映会『ペコロスの母に会いに行く』チラシ
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(共催) 映画「ペコロスの母に会いに行く」チラシ(表) (裏)0704.pdf
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横浜キネマ倶楽部第36号会報20140830
第36回会報_20140911.pdf
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2014年

6月

07日

第35回上映会 『日本の悲劇』

 第35回上映会 2014年6月7日(土) 横浜市西公会堂
 作品 『日本の悲劇』

壁の向こう側にある愛について─。これは、私たち家族の物語。

日本の悲劇
Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS

仲代達矢  北村一輝  大森暁美  寺島しのぶ  小林政広作品

脚本、監督:小林政広  製作:小林直子  プロデューサー:小林政広  

撮影:大木スミオ  照明:祷宮信  録音:福田伸  美術:山﨑輝  編集:金子尚樹

助監督:石田和彦  衣裳:宮田弘子  ヘアメイク:星よしみ  装飾:及川幸恵  

小道具:佐藤希  大道具:手塚常光/村尾圭太  建具:阿久津正巳  

造園:渡辺篤  スチール、タイトル:小林直子  子役:羽鳥颯馬

協力:無名塾  仕事  フロム・ファースト  フレンドスリー  アプティパ  

製作:モンキータウンプロダクション

助成:文化芸術振興費補助金 2012年/日本/カラー・B&W/ブルーレイ/101 分

 

配給:太秦  配給協力:一般社団法人コミュニティシネマセンター

[日時]2014年6月7日(土)

  1回目上映 11:00~12:41 (10:30開場)
  ロビー交流会 13:00~13:30
  2回目上映 14:00~15:41 (13:30開場) 
[会場]横浜市西公会堂
    (横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/岡野町バス停5分)
 
[後援]横浜市教育委員会
 
[入場料]一般:前売1,000円/当日1,300円
       横浜キネマ倶楽部会員:無料/賛助会員:800円
       障がい者:1,000円 (介助者1名無料)

[ゆうちょ振込による前売り購入]
   6月5日(木)迄に、ゆうちょ口座にて前売りを受付いたします。
   前売り料金(1,000円)を以下の口座へご入金ください。
   チケットは、当日受付にてお渡しいたします。
   ゆうちよ銀行総合口座  記号 10200 番号 22932931
              加入者名:ヨコハマキネマクラブ
 
[問い合せ]横浜キネマ倶楽部 080-8118-8502 (10~22時)
 
[プレイガイド]発売中
   有隣堂伊勢佐木町本店  TEL 045-261-1231
   高橋書店(元町)    TEL 045-664-7371
   シネマジャック&ベティ TEL 045-243-9800
 
[チケットぴあ](Pコード:552-978)
   チケットぴあ 
Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS
Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS

日本中を騒然とさせた無縁社会が生む現実

2010 年 7 月、父親の年金が生活のよりどころだった長女が父親の死後もその死を隠し続け、年金や給付金を不正に受け取っていたという事件が報じられた。この事件に衝撃を受けた監督・小林政広は“遺書を書くような気持ち”で本作の脚本を書き上げたという。外部との接点をなくした極限状態の家族が、その果てに選ばざるを得なかった究極の愛の形――。

『日本の悲劇』は誰の身にも起こりうる私たち家族の物語といえるだろう。 

Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS
Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS

日本最高峰の俳優  新境地を切り開いた

仲代達矢    ×    北村一輝

見る者を圧倒する魂のぶつかり合い!

出演者は父親・不二男に仲代達矢、息子・義男に北村一輝、別れた妻・とも子に寺島しのぶ、不二男の妻・良子に大森暁美の四人。最大の見どころは、父親の決断を阻止しようとする息子と父親の扉越しの攻防戦だ。強烈な存在感を放つ仲代と感情を剥き出しに泣き叫ぶ北村の熱演は胸に突き刺さる。世代を代表する俳優の魂のせめぎ合いに、ただただ圧倒されるだろう。

Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS
Ⓒ2012 MONKEY TOWN PRODUCTIONS

世界が注目する小林政広、孤高の渾身作

『バッシング』『春との旅』と、常に現代の日本を真正面から見据える大胆なテーマに挑み、カンヌをはじめとする世界各国の映画祭で称賛されてきた映画作家・小林政広。

本作では、ある家族の崩壊をとおして日本が陥っている「無縁社会の深淵」を描く。小林が綴った鬼気迫る脚本を読んだ俳優たちが出演を熱望し、映画は完成した。

 

(映画『日本の悲劇』公式サイト)

第35回上映会『日本の悲劇』チラシ表

第35回上映会『日本の悲劇』チラシ裏

第35回上映会『日本の悲劇』チラシ
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横浜キネマ倶楽部第35号会報20140607
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2011年

5月

23日

2011年5月22日 第1回総会開催されました

5月22日、横浜市技能文化会館603研修室において、横浜キネマ倶楽部にとって初めての総会が開催されました。5月22日現在、会員数47名、出席者16名、委任状15名で総会は成立しましたが、出席者16名中13名は元からの運営委員!わずか3名ですが新しい方が参加してくださいました。ありがとうございました。会に新しい風を吹かせてくださることを期待しています。これからは、もっと大勢の会員の方に積極的に運営に関わっていただきたいと思います。よろしくお願いいたします。

ともかく、会員制はスタートしました。活動方針案では、回の上映会の開催と会報の発行、可能な限りゲストの招聘、上映会におけるロビー交流会の開催、ミニ上映会・学習会・交流会の開催、将来の映画館づくりのための情報収集、情勢分析としてミニシアター巡りなど盛りだくさんの計画が提案され、承認されました。提案したからには、どんどん実現していきたいものです。

まず会員限定ミニ上映会、学習会、現在計画進行中です。特別上映会、10月4日(火)岩間市民プラザホール『ミツバチの羽音と地球の回転』+鎌仲ひとみ監督トークも決定しました。その他も続々計画進行中、決まり次第HPにUPしていたいと思います。

皆で力を合わせて良い会にして行きましょう!どうか皆さん会員になって、会を支えてください。そして、ぜひ私たちの映画館を持ちたいですね!

 

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2011年

4月

09日

4月29日 全国映連総会、京都に行ってきました!

毎年、全国映連の総会は、岩波ホールのビルにある“岩波シネサロン”で2日間開かれますが、今年は、地震の影響で、急遽、京都で1日だけ開かれました。

午前中、桜の名所平野神社、金閣寺、竜安寺、仁和寺、と駆け足でまわり、ちょうど春の公開が行われていた京都御所も見学してきました。 

桜が満開の平野神社、午前中は人がまばらでした
桜が満開の平野神社、午前中は人がまばらでした

午後は、京都映画センターが入っているビル、河二ホールで総会。総会の後、全国映連賞の贈呈式が行われました。

深津絵里ちゃんや妻夫木くんに会えなかったのは残念でしたが、『レオニー』の松井久子監督、『トロッコ』の川口浩史監督が、京都まで駆けつけて下さいました。

受賞者との交流パーティーでは、お茶目な松井監督と好青年の川口監督、しばし歓談する機会を持つことが出来ました。

『レオニー』、『トロッコ』どちらも候補に上がって上映出来ていない作品、いつか上映して、監督に講演をお願いしたいものです。                      hachi

 

左から『トロッコ』の川口浩史監督、『レオニー』の松井久子監督
左から『トロッコ』の川口浩史監督、『レオニー』の松井久子監督

2011年

2月

15日

第22回上映会風景写真掲載しました

2011年2月11日 第22回上映会『小さな村の小さなダンサー』の風景を掲載しました。

< こちら >

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2010年

12月

27日

2010年12月28日 第21回上映会風景写真掲載

第21回上映会の写真を掲載しました。

携帯版HPの更新も終了しました。

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