第31回上映会
                               Ⓒ2011『かぞくのくに』製作委員会
                               Ⓒ2011『かぞくのくに』製作委員会

 

 

 

 

 

かぞくのくに  

 

2012年/100分/日本/監督:ヤン・ヨンヒ/出演:安藤サクラ、井浦新、ヤン・イクチュン、京野ことみ、大森立嗣、諏訪太郎、宮崎美子、津嘉山正種 

 

日  時]2013年6月15日(土) ①11:00 ②14:00(30分前開場)

       

[講  演]ヤン・ヨンヒ監督 12:50~13:50

 

[会  場]横浜市西公会堂

      (横浜駅西口徒歩10分/相鉄線平沼橋駅徒歩8分/TEL045-314-7733)

 

[入 場 料]一般・大学生・シニア:前売1,000円/当日1,300円

       障がい者一律1,000円(介助者1名まで無料) 

       横浜キネマ倶楽部会員:無料/賛助会員:800円  

 

[電話予約]横浜キネマ倶楽部 045-332-2837 で受付中!

 

[プレイガイド]有隣堂伊勢佐木町本店 TEL045-261-1231

        高橋書店(元町) TEL045-664-7371

        シネマジャック&ベティ TEL045-243-9800

 

[作品紹介]

 

第86回キネマ旬報ベストテン日本映画第1位、主演女優賞受賞

第55回ブルーリボン賞 作品賞、主演女賞、助演男優賞受賞

 

ヤン・ヨンヒ監督の実体験に基づく衝撃の物語

処女作『ディア・ピョンヤン』では、世界の映画祭で賞を受賞、話題を呼んだヤン・ヨンヒ監督の第三作。自身の実体験を基にオリジナル脚本として執筆した初のフィクション映画。

1970年代、帰国事業により北朝鮮へ渡った兄と、生まれた時から自由に生きてきた妹、そして息子を見送った両親。家族を通して見えてくるのは、それぞれが背負ってきたもの、思想や価値観の違い、そして大きな時間の経過…。北朝鮮と日本の関係、帰国事業、ヤン・ヨンヒ監督の実体験に基づきながらも、根本にあるのは普遍的な「人はどう生きていくのか?」。自由とは?家族とは?国とは?この国に住むあらゆる人々に、そして世界の人々に、様々なことを考えながら見て欲しい作品である。

 

25年が経過して、兄があの国から帰って来た

病気治療には3ヶ月間だけ許された帰国には、見知らぬ男が監視役として同行していた。微妙な空気に包まれる25年ぶりの家族団欒。奇跡的な帰国を喜ぶかつての旧友たち。

一方、治療のための検査結果は芳しくなく、3ヶ月では責任を持って治療できないと告げられてしまう。必死で解決策を探すリエたちだったが…。

そんな矢先、本国からソンホに「明日、帰国するように」との電話が来た。妹リエが心待ちにした兄ソンホの帰国。70年代の帰国事業で北朝鮮に移住したソンホは病気治療のために3か月間だけ日本に帰国を許された。25年ぶりの家族団欒。そして、かつて一緒に青春を謳歌したソンホの仲間たち。奇跡的再会を喜ぶ一方、ソンホの治療のための検査が行われる。しかし、担当医は3か月では治療できないと言う。父は滞在延長を申請しようとし、リエは違う医者を見つけようと頑張る。そんな矢先、本国からソンホに「明日、帰国するよう」との指令が来た…。

『かぞくのくに』公式ホームページ   

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