横浜に映画ファンの思いが反映される映画館を作ろう! |
横浜キネマ倶楽部は、横浜で永年親しまれてきた映画館の相次ぐ閉館を惜しむ映画ファンが集まり、2005年5月発足し、「横浜に映画ファンの思いが反映される映画館をつくる」ことを目標に掲げて活動を続けています。
当倶楽部の存在をより多くの皆様に知っていただき、映画館をつくる目標に一歩でも近づきたい、それと同時に、良質な映画を上映することで、映画ファンの交流の場を提供したい、という思いで年4回の上映会を行っています。
横浜キネマ倶楽部のスタッフ募集中!!
横浜市民とともに19年。映画好きが集まったグループです。
自分が観たい。又、他の人にもこんな良い作品を観て欲しいとできたのが当倶楽部。
是非、仲間になってください。
◎確認事項
・スタッフは、全員が無報酬の市民で構成されております。
活動報酬などはありません。
・スタッフの経験、未経験は問いません。
映画好き、こんな企画がしたいなど提案ある方どうぞ!
・例えば、もぎり(チケットの確認)1時間だけ手伝える方でも大歓迎です!
ご関心のある方は下記までご連絡ください。
↓
yokohama_kinemaclub@yahoo.co.jp
2024年
3月
30日
土
3月30日(土)特別企画「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会
2024年3月30日(土) |
特別企画「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会 |
特別企画(黄金町)
「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会
参加者募集!
2023年11月24日(金)からはじまったクラウドファンディング「この場所で映画館を続けたい!閉館待ったなしの横浜のミニシアター<シネマ・ジャック&ベティ>にご支援をお願いします」がニュースなどで取り上げられ、ご存知の方も多いと思います。シネマ・ジャック&ベティが掲げた目標金額の3000万円は達成したものの、観客減は完全には戻ることなく続き、現在もコロナ以前の80%程度の来場者数にとどまっています。” という入場者数減少という根本的な原因はまだ、解消されていません。そこで、私たち横浜キネマ倶楽部は、シネマ・ジャック&ベティへお客様が沢山通うことが一番の救済だと考え、今回の企画を立ち上げました。シネマ・ジャック&ベティへ足を運んでもらいたいという気持ちから月に一度の「シネマ・ジャック&ベティ」で映画を観る会を開催することとしました。
参加者は「シネマ・ジャック&ベティ」に集合し、映画を鑑賞。その後、近隣のファミレス・喫茶店・居酒屋などで映画についての交流会をする内容となります。どうぞお気軽にご参加ください。
■開催日程:3月30日(土)
13時00分~13時30分(集合予定)
13時30分~15時30分(映画鑑賞)
※映画の詳細は電話(080-2554-8023)にて問合せください。
15時50分~16時40分(交流会)
■定員:10名
■参加費:映画鑑賞代および交流会費用は各自負担。交流会は任意参加とします。
■集合場所:シネマ・ジャック&ベティ
(住所)〒231-0056横浜市中区若葉町3-51
(最寄駅)京浜急行線 黄金町駅下車 徒歩5分
横浜市営地下鉄 阪東橋駅下車 徒歩7分
JR線 関内駅北口下車 徒歩15分
■参加申し込み
Eメールでの申し込みとなります。
「参加希望者のお名前・電話番号・メールアドレス」を明記のうえ、
メール件名を「映画を観る会」として以下のメールアドレスまでお申し込みください。
横浜キネマ倶楽部メールアドレス yokohama_kinemaclub@yahoo.co.jp
■申込期限:2024年3月28日(木)
※期限以前でも定員になり次第、締切とさせていただきます。
主催:横浜キネマ倶楽部(080-2554-8023)10~18時
2024年
5月
06日
月
第78回上映会 「ニッポン国 古屋敷村」
第78回上映会 2024年5月6日(月・祝) 横浜市南公会堂 作品 『ニッポン国 古屋敷村』 |
第34回ベルリン映画祭国際批評家連盟賞受賞
生きることのフシギ!
イネの声を聞いた。この国のユメを見た。
1982年/日本/カラー/213分/DVD上映/ドキュメンタリー
監督:小川紳介、撮影:田村正毅、音楽:関一郎、製作:伏屋博雄
題字:庄司孝志、詩:木村迪夫、画:藤森玲子、炭焼技術指導:佐藤仁吉
スタッフ:菊池信之/飯塚俊男/見角貞利/林鉄次/野坂治雄/畑中広子/白石洋子/浅沼幸一/見角貞利/広瀬里美/高橋辰雄
協力:内山直明/漆山輝彦/尾形昌男/金井俊夫/木村初/清野和己/高橋昌昭/辰巳四郎/富田鉄之助/内藤正敏/並木菊雄/星川清親/本田強/三室清文/宮田清志/山根一郎/和田秀徳
[日時]2024年5月6日(月・祝)
事前交流会:11時10分 ~ 11時30分(11時00分 開場)
上映:12時30分 ~ 16時18分(12時00分 開場)
※途中15分間休憩あり
休憩:14時35分 ~ 14時50分(15分)
[会場]横浜市南公会堂
[入場料]前売1,000円/当日1,300円
障がい者:1,000円 (介助者1名無料)
[プレイガイド]
有隣堂伊勢佐木町本店 TEL 045-261-1231
高橋書店(元町) TEL 045-664-7371
いづみ書房 TEL 045-241-1104
シネマ・ジャック&ベティ(黄金町) TEL 045-243-9800
横浜シネマリン(長者町) TEL 045-341-3180
岩間市民プラザ(天王町) TEL 045-337-0011
[後援]横浜市教育委員会
[主催・問合せ]横浜キネマ倶楽部 080-2554-8023 (10~18時)
【解説】
1960年に岩波映画の契約社員となった小川紳介(1935年~1992年)は「青の会」への合流を契機に自主製作ドキュメンタリーを志した。三里塚(成田)に活動拠点を定めて小川プロダクションを設立すると、空港建設反対闘争を担う農民に分け入って「三里塚」シリーズを製作、現地居住による長期撮影という手法は、その後移住した山形県上山でも継続された。『ニッポン国 古屋敷村』は、上山の過疎化する村の中に“農”の本来の姿を追い求め、今も老人たちの中に残る戦争の影を掘り出す壮大なスペクタクルである。
山形県上山市の蔵王山中に入った、戸数わずか8軒の古屋敷村とその住人たち。冷害による稲作被害の原因を科学的に究明する前半から、かつて盛んだった炭焼きや戦争体験などについて老人たちが個人史を語る後半まで、ひとつの共同体を舞台にしてニッポン国の歴史絵巻が展開する。小川紳介監督とスタッフは自ら農業を営み被写体と関係を築き上げていく。第34回ベルリン国際映画祭国際批評家連盟賞受賞作。
小川紳介とは?
1936年生まれ。1960年、岩波映画製作所と助監督契約。黒木和雄監督作品「わが愛北海道」(1962年)等に参加。1960年代初頭、東陽一、土本典昭、黒木和雄らと映画研究グループ「青の会」結成。1964年、岩波映画製作所との契約を解消。「青年の海ー四人の通信教育生たち」(1966年)を自主製作。翌年には「圧殺の森ー高崎経済大学闘争の記録」「現認報告書ー羽田闘争の記録」を相次いで発表。同年、小川プロダクションを設立し、三里塚での新東京国際空港建設反対闘争の取材を開始。1968年「日本解放戦線・三里塚の夏」を発表。以後、三里塚農民と生活を共にしながら、「三里塚」シリーズ七作を連作。その後、小川プロのスタッフらと共に山形県上山市牧野に移住。1982年「ニッポン国 古屋敷村」で第34回ベルリン映画祭国際批評家連盟賞受賞。1986年最後の長編監督作となる「1000年刻みの日時計ー牧野村物語」を発表。以後も、山形国際ドキュメンタリー映画祭の実現に奔走するなど映画的活動を持続していくが1992年に死去。その作品は、今日も世界の映画人に多くの影響を与えている。
第78回上映会「ニッポン国 古屋敷村」チラシ 表
クリックで拡大します。
第78回上映会「ニッポン国 古屋敷村」チラシ 裏
クリックで拡大します。
今後の予定 準備中の上映会等 決定次第、掲載致します。 |